.....旅行のための留意事項

   <治   安> 非常に良い。特に,日本人には,好印象を持っておられる方が多く,とても親切な方が多い。40年前は,中国との関係で,山岳地帯...................
            や海岸には軍事基地があり,道路が通行止めになっていたり,山に入ることができなかったが,現在は,ほとんどの場所へ行くことがで
            きる。
   <通   貨> 元(ユェン)。1元は,日本円の約4円に当たる。円と元の交換は,空港にある台湾銀行で行うとよい。ホテルは交換できるところも
            あるが,率は悪い。街中にある銀行も,交換できるところは少なく,率は,あまりよくない。
   <言   葉> 40年前は,日本語が中年以上の方には通じた。しかし,現在は,80才を超えるような方には通じるが,それ以外の方には通じない。
            中国語以外には,一部の方には英語も通じる。中国語を少しでも話せるようにしておくと,便利である。
           ※ 以下は,無料で,旅行に必要な中国語の発音を教えてくれるサイトである。どちらも中国語を耳で聞けるのがありがたい。
                      ・ Google 翻訳      https://translate.google.co.jp/
                      ・ 実用中国語講座    http://www.zhongguohua.sakura.ne.jp/
                      ・ どんと来い,中国語   http://dokochina.com/katakana.php 
   <行   程> 春先から盛夏に出かけるならば,台湾の南部から北部へと移動するようにすると,蝶の発生の時期に比較的,合わせることができる。
   <自然環境> 40年前とは,多くの場所で環境が悪くなっている。特に観光地では,その荒れ方が顕著である。しかし,一歩,郊外に出れば,まだま
            だ多くの自然が残されている。雨季は,4月〜6月で,午前中は何とか曇か晴で,午後は雨という日が続くが,毎日,撮影に出かけるこ
            とができた。特に,5月中旬〜6月中旬は,雨の日が多く,6月中旬を過ぎると,日本の梅雨明けの状態で,晴天が続く
   <有害生物> 毒蛇はいるが,草むらに入らなければ安全である。入る必要がある場合は,長靴(磯ブーツがよい)もしくはキャハンを持参し,リュック
            に入れておいて,履き替えたり装着したりする必要がある。中部山岳の山奥の林道沿いには,シソのような葉(表面に丸い突起物がたく
            さんある)をした植物があり,葉の周りにあるギザギザの部分には毒があり,さわって刺されると,半日ほどは痛い。バラの仲間や蜂には,
            注意する必要がある。犬がどこに行っても放し飼いになっており,街中ではよいが,山中では吠えられて怖いが,ほとんどは,知らぬ顔を
            して通り抜けるとよい。
   <熱中症対策> 帽子は必需品である。とても暑いので,のどが渇かなくても水の補給は気を付けて行っていく。タオルを首にかけておくと楽であるが,
            台湾の人は,なぜか,どんなに暑くても,タオルを首にかけることはしない。かけていたら,日本人である。
   <昆虫採集> 公園となっている場所は,採集が禁止されている。それ以外にも,キシタアゲハ,コウトウキシタアゲハ,フトオアゲハ,オオムラサキは,
            採集が禁止されている。特に,台湾の南部は,その大部分が国家公園となっており,採集はできない。写真撮影は,全てOKである。40
            年前は,台湾人のプロの採集人や標本商があったが,現在は,プロのガイド(ガイド料1日36,000円交通費込み)が数人いるだけで,
            標本商は全くない。
   <宿   泊> 大きなホテルや旅館が各所にあり,アポなしでも泊まることができるが,中国からの旅行者が非常に多く,日本から予約をして出かけ
            て行った方が安全である。  ※ 2016年以降は,中国からの旅行者は激減した。
   <食   事> ホテルのレストランは高い。町には,地元の方が訪れる食堂あり,安くて量が多くおいしい。しかし,私のように中華料理が苦手な方は,
            大きな町には,セブンイレブンなどのコンビニ(袋は1元,持参するとよい)が各所にあり,にほんと同じような食材を購入することができ
            るので助かる。果物は,いろいろな種類の物を売っているが,日本と同じか,高い場合もある。水は,日本のように水道水が飲めないの
            で,宿で,ペットボトルが支給されることが多い。しかし,足りないので,コンビニで買っておくとよい。
   <交通機関> 台湾の西部の平地には,台北から高雄の近くの新左営(シン ズォゥ イン)まで新幹線が走っている。旧来の鉄道もある。鉄道の切符は,
            駅で売っており,新幹線は,ビジネス車両と普通車両があり,ビジネス車両では,水とクッキーのサービスがある。

高雄の近くの左営から台中までの新幹線のビジネスクラスの切符
             タクシーも多く,速くて日本より安いが,台北では15%のチップが別途必要となる。流しのタクシーが多いが,メーターで走らず,ボラレ
            ル可能性があるので,宿でタクシーを呼んでもらった方が,安全である。バスは,非常に安くタクシーの1/10程度で,うまく活用すると便
            利である。しかし,知らない場所へ行く場合は,行きはタクシーを使い,バス停や駅を確認できれば,帰りは,バスや列車を使う方法がよ
            い。
             バス(ワンマンバス)に乗るときは,運転手に行き先を中国語でいうのは難しいので,紙に書いておいて見せると,バス代を教えてくれる。
            料金は,札を出してお釣りをもらうことは嫌がられるし,両替機もなく,おつりをくれないことが多いので,小銭をたくさん持参しておく
            必要がある。さらにバスは,時間通りには運行しないので,注意が必要である。バス代は,先払いのバスと後払いのバスがあり,迷うこと
            が多いが,後払いの場合は,代金を払おうとすると運転手に止められるので,先に払うつもりで準備しておけばよい。台湾の道路は右側
            通行なので,バス停の位置が日本と逆である。間違えると自分が行きたい方向と逆へ行ってしまうので,毎回,気を付ける必要がある。
             イージーカードを買うと,台湾のすべてのバスで使え,台北市や高雄市のMRT(高速鉄道)でも使えるので,便利である。MRT
            の駅やコンビニで買うことができ,チャージもコンビニでできる。カード代は200元である。

             バスを使うと便利なのは,左營(高雄)から墾丁,台中から埔里,埔里から台北,埔里から桃園国際空港で,台湾の中部にある埔里
             の町からは,標高2,100mの翠峰,標高3158mの合歓山の高山地帯まで格安のバスで行けるのはありがたい。          
   <健康管理> 何と言っても,自分の足で探索することが,成果を上げる方法である。私は,1日に多いと30,000歩も山道を上下することもあり,9時
            間程度,毎日歩くので,旅行前には体を鍛えている。筋肉痛になるので,アンメルツ等は必需品である。スプレータイプは,飛行機に持ち
            込めないので,塗ったり貼ったりするタイプが良い。
   <撮   影> 長袖のシャツ,ズボン,運動靴,帽子,大型リュック,ポシェット,カメラ等で出かける。写真撮影には,2台のカメラを持参し,マクロレン
            ズと望遠レンズを持っていくとよい。主力カメラは,マクロになるので,右肩から下げ,望遠は,首を通してせな左側の背中に回す。腰の
            ベルトには,蝶を追いだすタモの柄(3m程度)を差して,道端の木や草をたたきながら歩き,蝶を追い出すとよい。同じ道を歩いて帰る
            場合や,同じ場所を再度訪れる場合は,トラップをかけておくのもよい方法である。1日に1,000枚以上撮ることがあるので,SDカード等
            は,必要枚数を計算して持っていく必要がある。
   <携 帯 品> 大型トランク,大型リュック,ポシェット,カメラボックス(カメラ2台,マクロレンズ,望遠レンズ,標準レンズ,予備の電池,予備のSDカ
            ード,充電器,小型のパソコン,USB等),着替え(4セット),洗面用具,洗濯石鹸(ペットボトルに入れる),干し物用ロープ,洗濯バサミ,
            小型の果物ナイフ,撮影用長靴もしくはキャハン,履きなれた運動靴(普段はこれを履いて撮影),軍手,サンダル(宿へ帰ったらこれを
            履くと楽),ビニル袋(10枚程度),消臭スプレー(リュックなどの洗濯ができないものにかける),下記の撮影時の持ち物 等
                  ※ 小型のパソコンは,撮った写真データをその日の内に整理し,保存しておくため
                  ※ USB(16GB)は,パソコンに保存した写真データのバックアップ用
                  ※ 消臭スプレーは,台湾ではなかなか入手できず,日本から持参した方が良い。
                  ※ 川渡りをするような場所もあるので,カメラ等を自ら守るための防水袋(大型ごみ袋も可)が2枚以上必要
   <撮影時の持ち物> リュック(肩ベルトが広く,胸の前でベルトを固定できるもの),撮影用長靴,帽子,食糧(昼食),水,タオル(数枚),虫除けスプ
            レー,救急用品,薬,ティッシュ,カッパ,小さな軽い折り畳みの傘,防水袋(川渡りや雨が降ったらカメラを入れる),貴重品入れ(現金,
            航空券,パスポート等),メモ帳,筆記用具,軍手,着替え用のTシャツ(1枚) 等
   <資 料 集> A4版のファイルブックを準備し,旅行の行程表,各採集地の詳細な地図,中国語の発音がカタカナで書いてある紙 等を入れておく。
            バスの大きなターミナルでは,その場所から出る全ての路線の運行表を配布しているので,もらってファイルしておくと便利である。
                  ※ 目的地までの地図を印刷して持参したが,タクシーの運転手に渡して,目的地まで行くことができた。とても便利であった。
   <注意事項 (台湾での常識)>
     ・ 道では,車優先なので,交通事故には,十分気を付ける。

     ・ トイレでは,使った紙は,流してはいけない。そばにあるゴミ箱に入れる。

     ・ 水道水は,飲めない。ホテルでは,毎日,飲料水を2本,無料で提供してくれるのが普通。

     ・ バスに乗ったら,次に止まるバス停は,「下一站」と表示されるので,下車鈴を押せば,止まってくれる。

     ・ バスや電車には,優先席=「博愛座」があり,65才以上は,運賃も半額になる(切符の購入時に自己申請)。

     ・ バス停の時刻表は,出発地点の時刻が書いてあり,途中駅の時刻はない。したがって,途中のバス停で乗る場合は,バスが着く時間を予想して
       計算しなくてはならない。だから,バスがやってくる時間は,適当。道が混めば遅くなるし,空いて居れば,どんどん早くなる。時間調整はしない。
       田舎だと,バス停はあっても,時刻表がない場所もある。そんな時は,地元の人に聞くしかない。聞いても分からないときは,行ったバスが戻って
       くる時間を計算して,一か八かで帰ったこともある。
 

    



台湾の蝶
「蝶の生態写真集」
「蝶の研究」
杉坂美典」のトップページ
E−mail