....2011年 計 122枚....



●  伊豆・神津島釣行  2011.12. 31
 今シーズンの最後の釣行となり,荒れ気味の中,神津島のタタキ根に乗ることができました。水温は,20度はあるのに,イシガキダイは,ほとんどいない状況でした。餌にヤドカリを使っても,柔らかいお腹は取られるものの,堅い頭の部分は残ってくる状態がしばらく続きました。そこで,魚を寄せるためにウニ柄を入れ,さらに餌をガンガゼにして3つ付け,底で割ってコマセにしました。そして,3時間が過ぎたころ,ヤドカリの餌にようやく当たりが出始めました。しかし,食い気がなく,なかなか舞い込みません。そこで,魚を脅かせないように竿を上げ,餌をすぐに取り換えて投入することをくりかえしていたところ,ようやく竿が大きく舞い込みました。思いっきり合わせ,強烈な引きに堪え,体を使ってポンピングをして,ようやく魚を浮かせました。上がってきたのは,きれいな石鯛の雌でした。計量してみると,3.1kg,54cmでした。その後は,当たりがなく,納竿となりました。今年は,計122枚の釣果となりました。来年は,4月からの釣行の予定です。

122枚目




●  伊豆・銭洲釣行  2011.11. 27
 ようやく水温が下がり始め,大型のクチジロが出る条件がそろってきた秋磯。凪にも恵まれ,石鯛師の憧れの銭洲に釣行することができ,何と,名礁小ダルマに乗ることができました。潮は,銭洲のネープルス方面から速かったのですが,50号の錘は何とか磯際に止められる状況でした。コマセのウニ柄を入れ,ヤドカリの餌で攻め始めました。そして,しばらくすると25mの棚で当たりが出始めました。最初に竿を絞めこんだのは,40cmのワサでした。その後も同型のワサを釣り,このままなのかと思い始めたとき,潮が時計回りに動き始めました。そして,正面からやや右側から潮が当たるようになったとき,竿が大きく舞い込みました。上がってきたのは,56cmのきれいなクチジロでした。そして,次に来たのは,53cm,さらに,57cmのクチジロを釣るっとができました。最後に来たのは,44cmのワサでしたが,銭洲の素晴らしさと石鯛釣りの楽しさを体感することができ,記憶に残る1日となりました。今年の釣果は計121枚となりました。

118枚目 と 120枚目




●  伊豆・神津島釣行  2011.11. 13
 秋磯の真っ盛りであるのに,水温が24度もある中,神津島に釣行し,タダナエ群島のエボシの1番に乗ることができました。水道には激流が流れ,1番には反転流が当たっていました。ヤドカリのエサで仕掛けを入れるとすぐに当たりがあり,40cmのワサを釣ることができました。その後は,シラガウニとガンガゼを着け,同型を2枚釣ることができました。しかし,11時頃には,潮が緩くなり,小型の猛攻となってしまいましたが,午後1時ころ。43cm前後のワサを2枚釣ることができました。大型は出ませんでしたが,1日中,竿に当たりが出て,忙しい1日になりました。これで,今年の釣果は計115枚となりました。

115枚目



●  伊豆・神津島釣行  2011.11. 6
 低気圧の接近で終日,雨となった神津島に釣行し,陸のケンドンに乗ることができました。乗ったすぐは,潮が当たっており,33cmの小型のイシガキダイが釣れました。しかし,すぐに潮裏になってしまい,餌取りにイシガキフグやウツボの猛攻となってしましました。このままで終わってしまうのかと思った午後2時頃,ようやく潮が当たり始め,37cmのワサと45cmのアカハタを釣ることができました。そして,納竿となりました。雨の中,厳しい釣りとなりましたが,いろいろと釣り方を試すことができた1日となりました。これで,今年の釣果は計110枚となりました。

110枚目




●  伊豆・神津島釣行  2011.11. 3
 秋磯なのに高水温が続く神津島に釣行し,オンバセ群島の長ン根に乗ることができました。潮は,ほとんど動かない状況でしたが,小型のイシガキダイが群れている状況でした。しかし,9時ころ,ようやく竿が舞い込み,35cmのワサを釣ることができました。その後も同型のワサを2枚釣ることができました。午後1時を過ぎたころ,ようやく潮が当たるようになり,竿が舞い込みました。上がってきたのは,42cmの本イシでした。しかし,その後は再び小型のワサの猛攻となり,そのまま納竿となりました。これで,今年の釣果は計108枚となりました。

108枚目




●  伊豆・神津島釣行  2011.10. 17
 大型クチジロが出る時期を迎えた神津島に釣行し,大海女根に乗ることができました。磯に乗ったすぐは,速い潮が沖から差し,30mのポイントで35cmのワサを釣ることができました。しかし9時ころには,灯台下方面から激流が差し,石鯛場のポイントは潮裏になってしまいました。そこで,潮が当たっている右の釣り座で竿を出したのですが,全く当たりがありません。このままの状態が昼近くまで続きました。ところが1時ころになると,正面右からの潮に変わり,ようやくよい当たりがでるようになりました。そして,竿が舞い込み,45cmの口が白くなったワサを釣り,さらに47cmのワサを釣ることができました。逆光になり,竿先が見にくく,根掛かりもひどいため,大変苦労しましたが,思い出に残る釣行となりました。これで,今年の釣果は計104枚となりました。

104枚目


●  伊豆・神津島釣行  2011.10. 17
 いよいよ秋磯の本番を迎え,大型クチジロが期待できる神津島に釣行し,本島の離れ磯のトウフに乗ることができました。この磯は,名前の通り,豆腐のような形をしており,棚も17m,20m,25m,27m,30m,35mと段々になっており,根がかりの少ない磯です。潮は,緩い潮が右から差し,絶好の条件になっていました。コマセのウニ柄を入れ,餌にヤドカリを付けて入れるとすぐに当たりがあり,2投目で43cmのワサを釣ることができました。その後も当たりが続くのですが,大型狙いで針が18号と大きいため,なかなか乗らず,船長の見回りまでには,同型3枚の釣果でした。11時を過ぎたころからは,潮が遅くなり,ガンガゼやマガニでは食わなくなりました。そこで,再びヤドカリに代えてみると,強い当たりが出始め,45cmと47cmの2sのワサを2枚,釣ることができました。しかし,大型は出ませんでした。これで,今年の釣果は計101枚となりました。

101枚目


●  伊豆半島・入間釣行  2011.10. 10
 秋の3連休の3日目,伊豆半島南伊豆町の入間に釣行し,赤島の本島に乗ることができました。潮は吉田方面からゆっくりと竿下に差し,良い条件でした。コマセのウニ柄を入れ,しばらくすると強い当たりがあり,40cmのワサを釣ることができました。さらに,当たりが続き,35cm前後のワサを4枚,釣ることができました。そこで,同行した妻に代わり,妻もワサを3枚釣ることができました。しかし,午後になると西風が強くなり,1時には撤収となりました。これで,今年の釣果は計96枚となりました。

92枚目


●  伊豆・神津島釣行  2011.10. 8
 秋の3連休の初日,神津島に釣行し,オンバセ群島の名礁ジロハチに乗ることができました。しかし,潮は逆潮で,ほとんど動いていませんでした。正面の磯カド向きのポイントへ竿を出し,当たりを待ちました。しばらくして,当たりが出始め,竿を絞めこんだのは,48cmの本イシでした。その後は,40cm前後のワサを3枚釣ることができました。しかし,だんだんと海が荒れ始め,午後1時には磯替えをしないと危険な状態になりました。そして,船長に電話を入れ,近くで空いていたベンケイに替りました。そこでは,やはり40cmのワサを1枚,釣ることができ,納竿となりました。これで,今年の釣果は計89枚となりました。

85枚目



●  伊豆・神津島釣行  2011.10. 2
 ようやく秋らしくなった神津島に釣行し,オンバセ群島のヒラッタイに乗ることができました。この磯の足下は10mの水深しかありませんが,かつては大型のクチジロが上がった場所です。潮は,東からの速い潮が超1級磯のジロハチやカドに差し,ヒラッタイには緩やかにカドからの潮が当たっている状態でした。コマセを入れ,しばらくすると竿が舞い込みました。上がってきたのは,45cmのワサでした。その後は,同型のワサを2枚釣ることができました。10時頃には,カドで,大型のクチジロが上がっているのを目にし,期待が高まりました。しかし,昼近くになると潮が止まり,そのまま納竿となってしまいました。これで,今年の釣果は計84枚となりました。

84枚目


●  伊豆・神津島釣行  2011.9. 24
 秋の涼しい風が吹く絶好の条件の中,神津島に釣行し,灯台下の二八の本場に乗ることができました。潮は左から激流が差し,20mの棚に仕掛けを落ち着かせるのがやっとの状況でした。そして,竿を出してから30分後,ようやく当たりが出始め,38cmのワサを釣ることができました。その後は,小型のワサが集まり苦戦しましたが,40cm弱のワサを3枚,釣ることができました。しかし,シラガウニ30個,ガンガゼ70個は,午後1時にはなくなり,納竿となりました。その後,潮は左からの緩い潮に代わり,大物のチャンスになったのですが,餌がなく,悔しい思いをしました。これで,今年の釣果は計81枚となりました。

81枚目


●  伊豆・神津島釣行  2011.9. 10
 台風14号の影響で,南風が入り,真夏のような暑さの中,神津島のタダナエ群島のエボシの1番に乗ることができました。潮は,右からゆっくりと流れ,風もなく,よい条件でした。初めは,足下の12mの棚から攻め,20m,28m,48mの底といろいろ攻めかました。水温が安定しないのか,ワサを当たりは最近の状況の中では,少ない状態でした。そこで,餌取りの当たりがよく出る28mの棚を中心に攻め,42pのワサを2枚釣ることができました。11時ころ,竿が舞い込み,十分に食い込ませてから合わせると,ずっしりした手ごたえが伝わってきました。上がってきたのは,48p,3.1sのワサでした。その後は,潮が速くなり,餌が落ち着かないのか,当たりはほとんどなくなり,納竿となりました。これで,今年の釣果は計77枚となりました。

77枚目




●  伊豆・神津島釣行  2011.8. 28
 台風12号の影響が出始め,風が強い中,神津島に釣行でき,風を避けることができるヒンマワシ鼻に乗ることができました。潮は,足元に当たり,風は吹いているものの良い条件でした。コマセを入れ,仕掛けを入れると,すぐに当たりがあり,40cmのワサを釣ることができました。しかし,当たりが続きません。そこで,根がかりがほとんどないので,いろいろなポイントを探ってみました。しかし,風の影響で,どうしても足元しか狙えませんでした。そこで,根際の周辺を探ってみました。すると,やや右下のポイントで当たりがよく出ることがわかりました。そこで,そこを集中して狙い,同型を3枚釣ることがでいました。しかし,昼頃になると潮が逆になり,そのまま当たりがないまま納竿となりました。これで,今年の釣果は計74枚となりました。

74枚目


●  伊豆・神津島釣行  2011.8. 24
 少雨が予想される天候の中,神津島へ釣行し,陸の作根の4畳半に乗ることができました。潮は北からの逆潮で,足元に潮は当たっているものの,細かい当たりばかりでした。しかし,1時間もすると,だんだん良い当たりがでるようになり,ようやく竿が舞い込みました。上がってきたのは,45cmの口が白くなったワサでした。その後は,同型を3枚釣り,11時近くになると,雨が降り出すと同時に,南からの速い潮がさすようになりました。すると,仕掛けを入れるとすぐに当たりが出る状態になり,42cm前後のワサを4枚釣ることができました。しかし,残念ながら大型の気配はなく,納竿となりました。これで,今年の釣果は計70枚となりました。

65枚目


●  伊豆・神津島釣行  2011.8. 20
 久しぶりに神津島へ釣行し,タダナエ群島の平段のカドに乗ることができました。雨が降っていたものの,潮は足元に適度な速さで差し,絶好の条件でした。棚は,45mの底,30m,20mと3段の棚がありました。そこで,まず,コマセの効く20mの棚から攻めることにしました。そして,しばらくすると当たりが出始め,すぐに竿が舞い込みました。上がってきたのは,43cmのワサでした。さらに続けて同じポイントで4枚釣ることができました。しかしその後は,餌を入れると小型のワサの猛攻状態になってしまいました。そこで,45mの底を狙ってみましたが,餌取りもいない状態でした。次に,30mの棚を狙ってみました。するとよい当たりがあり,40cmのワサを2枚,釣ることができました。11j頃,潮が強く当たるようになり,チャンスと思ったとき,竿が大きく舞い込みました。2度目の舞い込みで合わせると,ずっしりとした手応えが伝わってきました。数回の締め込みに耐え,ようやく顔を出したのは,55cm,3.1kgのクチジロでした。その後は,45cmのワサを釣り,餌がなくなり,納竿となりました。これで,今年の釣果は計62枚となりました。

61枚目


●  伊豆・神津島釣行  2011.7. 31
 ナライ(北東風)が吹き,絶好の条件の中,神津島に釣行し,オンバセのカドに乗ることができました。ここは,昨年,10kgオーバーの口白が出ている場所です。潮は沖へゆっくりと流れていく状態でした。そこで,ポイントに仕掛けを入れるとすぐに当たりがあり,竿が舞い込みました。上がってきたのは,40cmのワサでした。その後は,入れ食い状態で,同型のワサを4枚釣ることができました。しかし,11時ころになると潮が止まってしまい,小さな当たりが出るだけになってしまいました。しかし,午後2時ころには,再び潮が動き出し,2枚追加し,計7枚を釣ることができました。これで,今年の釣果は計53枚となりました。

53枚目


●  伊豆・神津島釣行  2011.7. 24
 台風6号が通り過ぎ,ようやく落ち着きだした神津島に釣行し,タダ島に乗ることができました。潮はほとんど動いておらず,35mの底から探ってみました。すると,25mの棚で当たりがありました。竿がしっかりと舞い込んだところで合わせ,上がってきたのは42cmのワサでした。その後は,同型を1枚釣ることができました。しかし,9時を過ぎるとエサ取りもいなくなってしまいました。そこで,10時半の見回りの際,磯替えをすることにしました。そして,タダナエ群島のオネイモに乗ることができました。ここは激流が流れており,錘を止めるのが大変でしたが,40cmのワサを1枚,釣ることができました。これで,今年の釣果は計46枚となりました。

46枚目



●  伊豆・神津島釣行  2011.7. 16
 台風6号のうねりが届き始めましたが,なんとか神津島の白根に乗ることができました。しかし,潮が動かず,当たりもほとんどない状況でした。そこで,10時30分の見回りの際に磯替えをすることにしました。そして,牛根に乗ることができました。一昨年,7sオーバーが出ている場所です。牛根の周りは,ゴロタ風に大きな岩がゴロゴロとしており,1ヶ所だけ沖に向かってハエ根が切れている状態でした。でも,8mくらいは浅瀬があり,そこに根掛かりをしないようにするのが大変でした。ポイントは,17mほど先でした。しかし,あまり良い当たりはありませんでした。そこで,40m程投げ,32mで仕掛けが止まる場所を見つけました。すると,良い当たりがあり,竿が舞い込みました。合わせるとしっかりとした手ごたえが伝わってきました。しかし,巻いてくる途中で,手前のハエ根に潜られてしましました。そこで,糸を緩めて待っていると,すぐに磯から出てきました。上がってきたのは,45cmのワサでした。その後は,同じポイントで,同型を立て続けに6枚,釣ることができました。毎回,根に入られないようにするのが大変でしたが,牛根は魚の濃い場所であることを実感しました。これで,今年の釣果は計43枚となりました。

43枚目



●  伊豆・銭州 釣行  2011.7. 9
 今年はこれまで2回,銭州に釣行し,ネープルスの大根に乗ることができましたが,小型のワサの猛攻で釣果はありませんでした。そして,今回の3回目の銭州釣行では,超1級磯の小ダルマに乗ることができました。潮は西から緩く,竿下35mのポイントが狙える最高の状況でした。エサのウニを入れると,小型ワサの当たりではなく,ゴンゴンと強いゆっくりとした当たりがでました。しかし,18号の針にはなかなか乗りません。その状態がしばらく続いた後,一緒に乗った方の竿が舞い込みました。上がってきたのは57cm,3kgオーバーのきれいな口白でした。その後も同様な状況が続き,潮が速くなったり遅くなったりし,遅くなる時に竿によい当たりが出る状況でした。そして,10時の見回りの後,ようやく竿が舞い込み,47cmのワサを上げることができました。その後,潮が止まりかけ,ウニはあっという間に素張りになってしまう状況になりました。そこで,ウニ殻の中から大き目の殻を選んでガンガゼに糸で巻いて着け,取られにくくして投入し,25mのポイントに入れると,強い当たりがでました。数回,竿が舞い込み,竿の根本までしっかり入ったところで合わせると,ずっしりした手ごたえが伝わってきました。水面に顔を出したのは,きれいな口白でした。タモですくってもらい,検量してみると,56cm,2.9kgでした。さらに大きくなることを願ってリリースしました。今回の釣行では,計3枚の口白が出ました。数はあまり上がりませんでしたが,思い出に残る釣行となりました。これで,今年の釣果は計36枚となりました。

銭州の大ダルマ(左)と小ダルマ(右奥)

36枚目


●  伊豆・神津島釣行  2011.6. 25
 黒潮が神津島に直撃し,激流がさす中,タダナエ群島のエボシの3番に乗ることができました。水深は,竿下の最も深いところで30mあり,17mに棚がありました。そこで,コマセのウニ殻を入れ,17mの棚を攻めてみました。すると,第1投目から竿が舞い込み,上がってきたのは43cmのワサでした。そして,2投目も舞い込み,40cmの本イシが上がりました。その後は,入れ食い状態で,10時30分の見回りまでには,40cm〜45cmの本イシやワサを9枚,釣ることができました。しかし,11時になると,潮が変わり,当たりが遠のいてしまいました。そこで,30mの棚を中心に,遠投や潮目を狙ってみました。すると,同型のワサを3枚釣ることができました。その後は,いろいろな棚を狙ってみましたが,43cmのワサを1枚,追加できただけでした。午後2時にはエサがなくなってしまい。納竿となりました。大型の当たりはありませんでしたが,竿が舞い込む楽しさを堪能できた1日になりました。これで,今年の釣果は計34枚となりました。

24枚目

34枚目



●  伊豆・神津島釣行  2011.6. 12
 梅雨の真っ只中,久しぶりに曇天となり,神津島へ釣行しました。石鯛師は6人しかおらず,いつも通りの船長任せの磯決めでしたが,今回は,超1級磯の陸の作根のギボに乗ることができました。潮は,南からの激流で,足下に仕掛けを止めるのはかなり難しい状況でしたが,上流に投げて何とか止めることができました。そして,数投後,竿がきれいに舞い込み,強烈な手応えが伝わってきました。上がってきたのは,40cmのワサでした。その後,同型のワサを1枚釣ったところで,潮が磯を洗うようになり,船長の指示で磯替えをすることになりました。次の乗った磯は,タダナエ群島のエボシの3番でした。平段側は,水深が20mほどで,沖は一気に46mまで落ち込んでいました。そこで,駆け上がりの20mの棚を中心に攻めてみました。すると,ワサの当たりが頻繁に表れ,40cmと45cmのワサを釣ることができました。大型は出なかったものの,当たりが連続する楽しい釣りになりました。これで,今年の釣果は計22枚となりました。

22枚目


●  伊豆・神津島釣行  2011.6. 5
  季節外れの台風が通り過ぎ,ようやく海が落ちつき,久しぶりに神津島へ釣りに行くことができました。渡船には,石鯛師が20人以上もいて,なかなかの盛況でした。そこで,常連の私は,最後に渡礁することにし,タタキ根に乗りました。磯には,北東から速い潮が足元に差し,絶好の状況でした。コマセのウニ殻を入れ,20mの底を狙うと,直ぐに当たりがありました。そして,数投後,しっかりと竿が舞い込みました。上がってきたのは,40cmのワサでした。その後は,時々当たりがある程度で,10時30分の見回りまでには,同型を2枚,釣ることができました。しかし,その後は潮が止まってしまい,当たりが全くなくなってしまいました。ところが,11時半頃から再び北東の潮が差しだすと,入れ食い状態になり,針が大きいためになかなか竿には乗りませんでしたが,40cm前後のワサや本石を4枚,追加することができました。大型は出ませんでしたが,竿が舞い込む楽しさを味わうことができた1日でした。これで,今年の釣果は,計18枚となりました。

18枚目


●  伊豆・神津島釣行  2011.5. 15
 台風1号の通過した後の神津島へ釣行し,タダナエ島のオネイモに乗ることができました。磯に乗ったときは,潮は左から右に,ゴウゴウと流れていました。何とか,足元に50号の錘を止めることができる状態で,20mの棚を攻めるのが限度で潮が緩み始め,46mの底から15mの棚まで,探ってみることができるようになりました。コマセのウニ殻も効きだし,30mの棚でよい当たりができることが分かりました。そこで,その棚を攻め続けると,ようやく竿が舞い込みました。上がってきたのは,40のワサでした。そして,続けて同型の2枚のワサを釣ることができました。しかし,11時を過ぎると,とんでもない激流になってしまい,120号を着けても止まらない状況になってしまいました。そして,15mの棚でも魚の気配がなく,ついに納竿となってしまいました。でも,大型の気配のある神津島でした。これで,今年の釣果は,計12枚となりました。

12枚目


●  伊豆・神津島釣行  2011.5. 7
 ゴールデンウィークの最終の土曜日,神津島へ釣行し,雨の中,二八の本場に乗ることができました。潮は左から右に差し,足元は激流が当たっている状況でした。そこで,50号の錘をセットし,18号の針に大型のヤドカリを着け,40mの棚を狙ってみました。しかし,仕掛けはあっという間に潮下へ50m以上も流されてしまいました。そこで,錘を50号2個付けに代え,竿下30mの棚に入れました。すると,何とか止まる状況でした。その棚では,エサ取りの当たりがあることが分かりました。さらに20mの棚も狙ってみましたが,あまりエサ取りがないこともわかりました。そこで,30mの棚を中心に狙うことにしました。8時ころ,潮が緩み始めたので,錘を50号に代え,30mの棚を狙ってみました。すると,竿先にゴンゴンという強い当たりが出ました。しばらく様子を見ていると,竿がようやく舞い込みました。そこで,リールのストッパーをは外し,手持ちで構えました。ストッパーを入れ,そっと道糸を張ってみると,やはり,ゴンゴンという当たりが伝わってきます。「いる!」と確認しました。すると,竿先がぐっと舞い込みました。そこで,竿先を送って,食い込みを待ちました。さらに大きな当たりの後,ついに竿が大きく引き込まれました。「来た!」思いっきり竿を起しました。しっかりとした手ごたえが伝わってきました。「でかい!」と心の中で叫びました。そして,強い引き込みに負けないで,ガンガンとリールを巻きました。ようやく海面に顔を出したのは,大型の本イシでした。隣の釣人にタモ入れしてもらい,無事,取り込むことができました。計量してみると,61cmあったのですが,とても痩せていて,3.6kgでした。その後は,いろいろな棚を攻めてみたのですが,当たりはありませんでした。一日中,雨の厳しい釣りでしたが,思い出に残る釣行となりました。これで,今年の釣果は,計9枚となりました。

61.0cm
9枚目


●  伊豆・神津島釣行  2011.4. 29
 ゴールデンウィークの初日,神津島へ釣行し,運よく,陸の作根のチョンボリに乗ることができました。そこは,畳1枚ほどのスペースしかない場所で,激流が足下にゴウゴウと流れ,さらに時々波が足元を洗う状況でしたが,船長が,潮が上げてくる11時まではできるだろうと下してくれました。チャヤンボを立て,道具をロープで縛りつけて,竿をセットし準備完了。18号の針にヤドカリをつけ,ようやくの第1投目を潮上20mに入れました。仕掛けは,すぐに足下のケンミで止まりました。そこで糸ふけをとって,竿をセットすると,すぐにゴンゴンという強い当たりがありました。そして,竿が舞い込みました。そこで,リールのストッパーをはずし,糸を出しながら竿を手持ちに代え,次にストッパーをかけると,ゴンゴンという当たりが帰ってきました。そして,引き込みに合わせて竿先を繰っていると,強烈な引き込みが伝わってきました。思いっきり合わせると,強烈な締め込みがやってきました。膝を曲げて耐え,リールを巻き続けると,水面に顔を出したのは,中型の口白でした。図ってみると,48cm,2.2kgでした。その後は,11時までに,40cm〜45cm前後のワサを3枚,釣ることができました。そして,船が迎えに来てくれ,タタキ根に場所替えしました。そこでは,のんびりと釣りができ,エサをウニに変え,40cmのワサを2枚,釣ることができました。戦いの釣りも,のんびりの釣りも楽しいものです。これで,今年の釣果は計8枚となりました。

7枚目


●  伊豆・神津島釣行  2011.4. 10
 水温が16度以下という石鯛釣りには厳しい状況でしたが,神津島に釣行し,ツツキダシに乗ることができました。潮は,正面から当たり,左に]ゆっくりと流れる状況でした。コマセのウニ殻を入れ,ヤドカリをエサに第1投目を入れました。棚は,底の30mにしました。やはり,反応はありません。この状況が,1時間ぐらい続きました。棚も,18mまで,いろいろ探ってみましたが,たまにエサ取りがつつくくらいでした。ところが,8時を過ぎたころ,ウニのエサに,しっかりとした前当たりが出ました。魚は乗りませんでしたが,確かにいると確信しました。そこで,新しいウニのエサをウニバサミでたたいて割れ目を入れ,食い込みやすくして,同じポイントの竿下25mに入れました。すると,しっかりした当たりの後,ついに竿が舞い込みました。そこで,竿を手持ちにし,糸を送り,さらに食い込むのを待ちました。2,3回,ゴンゴンという当たりの後,竿が舞い込みました。思いっきり合わせると,確かな手ごたえが伝わってきました。上がってきたのは,43cmのワサでした。しかし,その後は,当たりが出ません。いろいろやっていて,10時を過ぎたころ,ようやく同じサイズの2枚目を釣ることができました。その後は,全く当たりがなく納竿となりました。これで,今年の釣果は計2枚となりました。

1枚目



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