...<総合評価> ★ ★ ★ ★ ★
半日ほどの時間がある時に行ってみるとよい場所で,シラホシヒメワモンがいた。
・ シラホシヒメワモン...<標 高> 17m (五堵駅) 〜 59m (ポイントD) ...<採集の可不可> 昆虫採集は,私有地が多く,立ち入りが禁止され,公園が広く,公園内は採集が禁止 されている。 ....<宿 泊> 交通の要所となっている台北を基地にして,北部一帯のポイントへ出かけるのが便利 である。 ...<目的地までの交通手段> 台北からは,列車を使っていくことができる。安価で速い。 ...<日 程> 半日ほど時間の余裕ができたとき,簡単に行くことができる。五堵火車站まで行き,後 は,歩く。 ...<昼 食> 駅前には,店があるが,山にはないので,買っていく。 ...<ト イ レ> 駅にしかない。 ...<特筆すべき蝶と撮影ポイント> 畑の道に現れた。 <撮影ポイントの案内>
駅を降りると,北側に大きな川が流れていた。そこで,川沿いに歩いて,吊り橋を渡ることにした。するとその橋の袂の側溝ポイントAで飛び回る大型のジャノメチョウを見つ けた。近づいて撮影してみると,何と,ウスイロコノマチョウであった。しかも2頭,いる ではないか!これまで,何百頭もクロコノマチョウを見つけても,たった1頭しか見つか らなかったウスイロコノマチョウを2頭も見つけることができたのである。不思議なもの である。 その後,大きな道路の下をくぐって,山際にたどり着くことができた。山の谷に続く小道 があったので入ってみると,ポイントCには,タテハモドキがいた。しかし,あまり奥へは 入れないので戻ることにした。すると,ポイントBの10mほど先に翅の先の部分がオレン ジ色をした見たことのないチョウが現れた。そして止まった! シラホシヒメワモンだ! 近年,中国からの迷蝶が定着したものである。台湾の北部にしか生息していない。つい に撮影することができた。今日は,本当に運が良いと感じた。その後,山に流れる渓流 の周辺ポイントDを探索し,ダイミョウセセリ,タイワンホシミスジ,チャバネセセリを 見つけることができた。 帰りは,ポイントEに入ってみたが,タイワンウラナミジャノメがいたくらいであった。 |
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