...<総合評価> ★ ★ ★ ★ ★
台湾の山岳地帯にある温泉地に隣接する森林遊楽区で,珍蝶のイナズマチョウの発生地
である。 ...<標 高> 954m ...<採集の可不可> 八仙山国家森林遊楽區内 昆虫採集は,禁止されている。 ...<目的地までの交通手段> 谷関までは,台中市からタクシーで行く。谷関温泉を宿とし,そこからは徒歩。ただし,土日 のみ,谷関から八仙山森林遊楽区まで,1日数本のバスがある。 ...<日 程> 谷関温泉を宿とし,そこからは徒歩。ただし,土日のみ,谷関から八仙山森林遊楽区まで, 1日数本のバスがある。 ...<昼 食> 食べ物,飲み物は,買っておく必要がある。 ...<ト イ レ> トイレは,八仙山森林遊楽区にある。 ...<特筆すべき蝶と撮影ポイント> ・ イナズマチョウ 八仙山森林遊楽区で見られた。 . <撮影ポイントの案内> 8時に宿を出て、川向こうの北の谷に入ってみた。しかし、谷全体が日陰になっており、何
...もいない状態であった。そこで、八仙山森林遊楽区に行くことにした。宿からの距離は4.5km ほどで、道は緩い登りである。川沿いの道なので、何かいるはずと探しながら歩いたが、ほと んど何もいない。 1時間ほど進んだ所に、川を渡る橋があり、その両岸に上流へ続く小道があった。そこで, 行き止まりになる場所Aまで行ったが、ウラナミシジミがいただけであった。 そこで、元の道に戻り,その道を進むと、車は進入禁止になっている脇道があった。そこで、 その道に入ってみると、ホリシャミスジが現れ、Bでは,オスアカミスジの♂の写真を撮ること ができた。しかし、他にはほとんどチョウはいない。 仕方なしに、また元の道に戻り、八仙山森林遊楽区の登山口まで行った。午後1時になって いた。バス停があり、土日のみの運行で、1日に2往復しかないが、バスで来ることができるこ とが分かった。バスが来るのは、午後2時35分なので、それまでの時間は、八仙山への道を 探索することにした。 マダラチョウ類が花に集まっており、ムラサキツバメもいたが、痛んでいたので撮影しなかっ た。タイワンコムラサキもいた。バス停に戻る時間になったので、登った道とは違う道で降りる ことにした。レンガが敷き詰めてある場所に出た。すると、何か黒いチョウが飛んでいる。近寄 ってみると、何と、イナズマチョウではないか! 新鮮な個体で、レンガの間の水分を吸ってい る。少し飛んでは歩き回るのを繰り返していたので、100枚を超える写真を撮影することがで きた。時間にして数分間であるが、最高の時間を過ごすことができた。その後、イナズマチョウ は、山の方へ飛び立っていった。帰りは,八仙山森林遊楽区からバスで谷関温泉まで戻ること ができた。 |
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