宝   来



...<総合評価>     ★ ★ ★
  
● 発生数        
★ ★ ★ (3月〜4月)
★ ★ ★ (5月)
★ ★ ★ ★ (6月)
● 種類数
★ ★ ★  (3月〜4月)
★ ★ ★ (5月)
★ ★ (6月)
● 行程の容易さ★ ★ ★ (普通)
● 行程の安全性   
★ ★ ★ (かなり安全)
● 目的地までの経費 
★ ★ ★ (徒歩=0元)
● 人の多さ   ★ ★ ★ (少ない)


...<標   高>  409m (7−11バス停) 〜 632m (ポイントG)

...<採集の可不可>    茂林国家風景區内
  昆虫採集は,禁止されている。

...<宿泊地までの交通手段>
  拠点の宝来へは,新幹線の終点駅である新左営駅からタクシーで行くしかない。2時間弱か
 かり,タクシー台は2000元である。
  宝来の7-11の前は,バス停になっており,北の桃源,玉山方面や南の直瀬溪へバスで行く
 ことができる。
  宝来から新幹線の新左営駅や高雄駅へは,バスで行くことができる。ただし,1本しかなく,
 宝来7-11停を11:30に出て,終点の六亀駅まで行き,そこでバスを乗り換えて,新左営駅や
 高雄駅へ行くことができる。
 
...<宿   泊>
  宝来の町には,5軒のホテルがあり,町の通りには食堂は10件ほどある。コンビニは,7-11
 が1店のみで,その店の前がバス停で,各方面へバスで移動する際の総停となっている。

...<目的地までの交通手段>
  徒歩で移動できる。

...<昼   食>
  食べ物,飲み物は,宝来の7−11か,濃国小停の近くの7−11で買っておく必要がある。

...<ト イ レ>
  コンビニ7-11がある。

...<特筆すべき蝶と撮影ポイント>
  ・ ホシボシキチョウ
     ポイントAの河原に生息している。
  ・ ウラベニヒョウモンモドキ
     宝来の町から南東の山に行く途中の畑の隅に生えている木Bで発生している。
  ・ カバシタアゲハ
     ポイントFの河原で見られる。
  ・ ベニモンシロチョウ
     ポイントCGで見ることができたが,飛び続けているので撮影はできなかった。

. <撮影ポイントの案内>  
  宝来の町から国道を北東方向に歩き,おおきな橋を渡ると右側に河原に降りることができる
 道がある。そこを降りていくと,荒れ地になっている河原に出ることができる。その最も奥の草
 地Aでは,ホシボシキチョウが発生している。
  宝来の町から南東に行った道沿いには,ウラベニヒョウモンモドキがたくさん発生している
 食樹Bがあった。山に入ると,C付近の竹林には,ワモンチョウがおり,林道沿いにベニモン
 シロチョウが飛んでいたが,止まらないので,撮影はできなかった。他には,タイワンアオバ
 セセリウラキマダラヒカゲカクモンシジミなども姿を現した。Dは,尾根になっており,ホリ
 シャアカセセリが占有行動をしていた。
  宝来の町から南西に歩き,大きな橋を渡って,さらに800mほど進むと,川沿いに山に入る
 道がある。それを登っていくと,ポイントE付近では,オオシロモンセセリシロオビヒカゲ
 ンミスジなどが現れた。ポイントFは,河原に降りられる場所で,カラスアゲハが現れ,春には,
 カバシタアゲハも見ることができる。
  ポイントFの手前に峠があり,そこからさらに山に登っていく道がある。その道を進むと,果樹
 園が広がっているが,ポイントG周辺は,自然林になっており,ベニモンシロチョウを見ること
 ができた。宝来の町から3時間程あれば,このポイントGまで往復できるので,時間が余った時
 などに利用するとよい。
<下の地図をクリックすると,大きな画像を見ることができます>

宝来周辺の地図


宝来の地図


ホシボシキチョウのポイント A



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