寒   溪



...<総合評価>     ★ ★
  
● 発生数   
★ ★ (5月中旬)
● 種類数
(5月中旬)
● 行程の容易さ★ ★ ★ ★ (行きは,緩やかな登り道)
● 行程の安全性   
★ ★ ★ ★ (安全)
● 目的地までの経費 
★ ★ ★ (タクシー・バス=900元)
● 人の多さ  
★ ★ ★ ★ (少ない)


  大きな谷で,長い吊り橋があり,観光客がいるが,そこを過ぎると人はほとんどいなかった。

...<標   高>   164m (バス停) 〜 351m (ポイントD)

...<採集の可不可>
  昆虫採集は,可能である。

...<宿泊地までの交通手段>
  台北から列車で,宜蘭,もしくは羅東まで行き,そこを基地とする。
..
...<宿   泊>
  宜蘭,もしくは羅東の駅の周辺には,いくつかのホテルがある。
...
...<目的地までの交通手段>
  タクシーを片道使い,帰りは,宜蘭行きのバスがあるのでそれを使うとよい。羅東から寒溪
 までのタクシー代は,330元であった。バスは,午後1時00分しかないので,気を付ける必要
 がある。
...
...<昼   食>
  ホテルの近くにあるコンビニで,朝,買っていく。
...
...<ト イ レ>
  ない。

...<特筆すべき蝶と撮影ポイント>
   クヤニヤシジミ
      吊り橋の袂の草むらにいた。
   ウスコモンマダラ
      山の麓にさくセンダングサの草原に,無数にいた。
   キモンチャバネセセリ
      山の分かれ道のセンダングサが咲く花畑に飛来していた。

. <撮影ポイントの案内>
  渓谷の奥へは,100m程の吊り橋を渡って行く。数組の観光客が吊り橋を渡りに来ていた。
 かなり揺れるのでゆっくり歩いて向こう岸に渡った。すると,橋の袂ポイントAに。尾状突起の辺
 りに斑紋がある小さなシジミがいた。これは! 望遠レンズで覗くと,クヤニヤシジミであった。
 これまでに1枚しか撮れていなかった。幸運である。数枚,撮影したところで飛び去って行った。
 さらに渓谷沿いに続く道を進むと,ポイントBには,センダングサが一面に広がり,ウスコモン
 マダラが無数に集まっていた。しばらく進むと,分かれ道ポイントCになり,その一帯では,キモ
 ンチャバネセセリが数頭,飛来していた。さらに道は,渓谷沿いポイントD付近に進んだが,普
 通種が多く,タイワンホシミスジタイワンイチモンジカラスアゲハがいたくらいであった。
<下の写真をクリックすると,大きな画像を見ることができます>

宜蘭駅,羅東駅の周辺の地図


寒溪の地図


ポイントAの吊り橋


ポイントCへの入口



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