...<総合評価> ★ ★ ★ ★ ★
マダラチョウ類が多いことで有名だが,他のチョウ類の種類数は少ない。しかし,春には,
生態公園の中はよく整備されていて,マダラチョウ類以外は少ないが,道から少し離れたり,カバシタアゲハが多産し,タイワンツバメシジミの記録もあるので,じっくりと探索すると面白 いかもしれない。 ...<標 高> 264m (バス停) ...<採集の可不可> 茂林国家風景區内 昆虫採集は,禁止されている。 ...<目的地までの交通手段> 新幹線の左営駅,もしくは高雄駅からは,行きはタクシーを使うとよい。帰りは,生態公園に 達達拉という名のバス停があり,高雄駅まで行くことができる。高雄駅から左営駅までは,列 車で行ける。 ...<日 程> 駅のコインロッカーに大きな荷物を預け,必要なものだけを持って出かけるとよい。タクシ ーで行って,バス停・達達拉で下してもらい,帰りの時間を確認し,山に入る。 ...<昼 食> 食べ物,飲み物は,駅で買っておく必要がある。 ...<ト イ レ> トイレは,遊歩道のところどころにある。 ...<特筆すべき蝶と撮影ポイント> ・ ヤエヤマシロチョウ 近年,台湾に入ってきたシロチョウで,台湾の南部だけに分布してる。今回は,撮影 することができなかったが,秋には,かなりの数が発生している。とても速く飛ぶので, 花に飛来しているときしかチャンスはない。 ・ カバシタアゲハ ♂は渓流の近くの砂地で吸水したり,木々の上空で占有行動をする習性がある。花に もよく集まる。 . <撮影ポイントの案内> わき道に入ったりすると,たくさんのチョウが現れる。ヒメウラナミシジミ,シロウラナミシジミ, は多く,タイワンルリシジミ,アマミウラナミシジミも見られる。 ヤエヤマシロチョウは,盛夏から秋にかけて見られ,カバシタアゲハは,春のみに見られる。どちらもポイントが狭いため,探すの は,かなり難しい。 ... |
「台湾の蝶」 | |
「蝶の生態写真集」 | |
「蝶の研究」 | |
「杉坂美典」のトップページ | |
E−mail |