高雄市  茂林生態公園



...<総合評価>     ★ ★ ★
  
● 発生数        
★ ★ ★ ★ ★ (6月下旬)
● 種類数
★ ★ ★ ★ ★ (6月下旬)
● 行程の容易さ★ ★ ★ (登りが)
● 行程の安全性   
★ ★ ★ ★ (かなり安全)
● 目的地までの経費 
★ ★ ★ ★ (往復タクシー=2000元)(2018年)
● 人の多さ   
(多い)

  マダラチョウ類が多いことで有名だが,他のチョウ類の種類数は少ない。しかし,春には,
 カバシタアゲハが多産し,タイワンツバメシジミの記録もあるので,じっくりと探索すると面白
 いかもしれない。

...<標   高>  264m (バス停)

...<採集の可不可>    茂林国家風景區内
  昆虫採集は,禁止されている。

...<目的地までの交通手段>
  新幹線の左営駅,もしくは高雄駅からは,行きはタクシーを使うとよい。帰りは,生態公園に
 達達拉という名のバス停があり,高雄駅まで行くことができる。高雄駅から左営駅までは,列
 車で行ける。

...<日   程>
  駅のコインロッカーに大きな荷物を預け,必要なものだけを持って出かけるとよい。タクシ
 ーで行って,バス停・達達拉で下してもらい,帰りの時間を確認し,山に入る。

...<昼   食>
  食べ物,飲み物は,駅で買っておく必要がある。

...<ト イ レ>
  トイレは,遊歩道のところどころにある。

...<特筆すべき蝶と撮影ポイント>  
  ・ ヤエヤマシロチョウ
     近年,台湾に入ってきたシロチョウで,台湾の南部だけに分布してる。今回は,撮影
    することができなかったが,秋には,かなりの数が発生している。とても速く飛ぶので,
    花に飛来しているときしかチャンスはない。
  ・ カバシタアゲハ
     ♂は渓流の近くの砂地で吸水したり,木々の上空で占有行動をする習性がある。花に
    もよく集まる。

. <撮影ポイントの案内>  
  生態公園の中はよく整備されていて,マダラチョウ類以外は少ないが,道から少し離れたり,
 わき道に入ったりすると,たくさんのチョウが現れる。ヒメウラナミシジミシロウラナミシジミ
 は多く,タイワンルリシジミアマミウラナミシジミも見られる。
  ヤエヤマシロチョウは,盛夏から秋にかけて見られ,カバシタアゲハは,春のみに見られる。どちらもポイントが狭いため,探すの
 は,かなり難しい。
      ...
<下の地図をクリックすると,大きな画像を見ることができます>

茂林生態公園の地図


案内図


バス停



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