南   雅



...<総合評価>     ★ ★

● 発生数    
(4月下旬,9月)
● 種類数
(4月下旬,9月)
● 行程の容易さ★ ★ (山道は,歩きづらい)
● 行程の安全性   
★ ★ ★ ★ (かなり安全)
● 目的地までの経費 
★ ★ (列車・タクシー=600元)
● 人の多さ  
★ ★ ★ (やや多い)

  カメヤマウラナミジャノメ(エサキウラナミジャノメ東北部亜種),ツバメシジミ(大陸亜種)の
 記録がある。

...<標   高>   10m (バス停) 〜 200m (渓谷の奥)

...<採集の可不可>
  昆虫採集は,観光客がやや多く,不明である。

....<宿   泊>
  交通の要所となっている台北を基地にして,北部一帯のポイントへ出かけるのが便利であ
 る。
...
...<目的地までの交通手段>
  南雅への移動は,行きは,列車で基隆市まで行き,そこからは,タクシーを使う。帰りは,
 バスが使える。バスは,3系統が走っているので,帰りは,基隆駅まで戻らなくても,別の駅
 へ行っても,台北へは帰ることができる。バスは,1時間に1本なので,来たバスの乗って帰
 る方が待ち時間が少なくてすむ。
  基隆駅から南雅へ向かうバスはあるが,たくさんのバス停の中から南雅行きのバスを見つ
 けるのは,かなり難しいので,タクシーをお勧めする。
...
...<昼   食>
  台北の町で買っていく方が安全である。
...
...<ト イ レ>
  なし

...<特筆すべき蝶と撮影ポイント> 
   ・ カメヤマウラナミジャノメ(エサキウラナミジャノメ東北部亜種)  ポイントA
      崖に生えているササ類を食草としており,道が川を渡るまでの林道周辺に見られる。
   ・ ツバメシジミ(大陸亜種)  一帯
      8月〜10月に,年1〜2回,発生している。2回調査したが,見つからなかった。
   ・ オオゴマダラ   ポイントB
      ジャングルの中の空間に集まっていた。
   ・ タテハモドキ   ポイントC 
      荒地の周辺で見られた。
   ・ オオシロモンセセリ   ポイントD
      山道へ続く階段付近で見られた。
       
 <撮影ポイントの案内>
  南雅は,ツバメシジミ(大陸亜種)の発生地として知られていたが,最近は,見つかっていな
い。カメヤマウラナミジャノメ(エサキウラナミジャノメ東北部亜種)を9月に撮影に行ったとき
は見られたが,4月に行ったときは,タイワンウラナミジャノメばかりで,全く見られなかった。
台湾では珍蝶のヒメアカタテハは,ポイントCで記録することができた。
<下の地図をクリックすると,大きな画像を見ることができます>



南雅の地図


ポイント A



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