新  城  溪



...<総合評価>     ★ ★ ★
  
● 発生数   
★ ★ ★ ★ (5月中旬)
● 種類数
★ ★ ★ (5月中旬)
● 行程の容易さ★ ★ ★ (山道は,かなりきつい登り道)
● 行程の安全性   
★ ★ ★ ★ (安全)
● 目的地までの経費 
★ ★ ★ (往復列車=40元)
● 人の多さ  
★ ★ ★ ★ (ほとんどいない)


  大きな谷で,長い吊り橋があり,観光客がいるが,そこを過ぎると人はほとんどいなかった。

...<標   高>   31m (駅) 〜 452m (ポイントE)

...<採集の可不可>
  昆虫採集は,可能である。

...<宿泊地までの交通手段>
  台北から列車で,宜蘭,もしくは羅東まで行き,そこを基地とする。
..
...<宿   泊>
  宜蘭,もしくは羅東の駅の周辺には,いくつかのホテルがある。
...
...<目的地までの交通手段>
  新城溪へは,列車で行くことができる。蘇澳新站で降り,あとはひたすら歩く。羅東から蘇
 澳新站への列車の切符代は,15元である。
...
...<昼   食>
  ホテルの近くにあるコンビニで,朝,買っていく。
...
...<ト イ レ>
  駅にはあるが,他にはない。

...<特筆すべき蝶と撮影ポイント>
   ヒメウラボシシジミ
      ポイントCで見られた。
   オオルリモンアゲハ
      ポイントCで見られた。
   タイワンフタオツバメ
      ポイントDで見られた。
   オナシアゲハ
      ポイントBで見られた。

. <撮影ポイントの案内>
  駅からは,西の山に向かって歩いた。国道から少し入った所には,大きなコンクリート工場
 があった。それを抜けると小さな村に出た。ポイントAでは,ホリシャアカセセリタケアカセ
 セリが多く,さらに歩くと大きな公園らしき場所に出た。そこは,射撃場があり,ライフルの銃
 声が響き渡っていた。駅から30分ほど歩いた地点で,山に登る道があった。そこで,そこを
 登ってみることにした。
  山道はかなりの勾配であったが,ジグザグに歩いて進んだ。たくさんのマダラチョウ類がフ
 ジバカマに似た植物に吸蜜に来ていた。さらに進むと,ポイントCでは,ヒメウラボシシジ
 オオルリモンアゲハが現れ,ポイントDでは,タイワンフタオツバメを撮影することができた。
 山道に入ってから2時間ほどで,ポイントEの峠に着くことができた。その周辺を探索すると
 トガリチャバネセセリを見つけることができた。午後12時30分になったので,そこで昼食を
 取り,下山することにした。麓のポイントBまで着いたとき,センダングサの群落の中に,オナ
 シアゲハがいるのを見つけた。十数枚の写真を撮影することができた。
  登り口から南の道も面白そうである。
<下の写真をクリックすると,大きな画像を見ることができます>

宜蘭駅,羅東駅の周辺の地図


新城溪の地図


ポイントA


登り口 (拡大図あり)




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