台北市立動物園 虫虫探索谷



...<総合評価>     ★ ★

● 発生数        
(3月〜4月)
★ ★ (5月)
★ ★ ★ ★ (6月〜7月)
● 種類数
(3月〜4月)
★ ★ (5月)
★ ★ ★ ★ (6月〜7月)
● 行程の容易さ★ ★ ★ (非常に楽)
● 行程の安全性   
★ ★ ★ (安全)
● 目的地までの経費 
★ ★ (往復MRT=60元)
● 人の多さ 
(非常に多い)

   台北市立動物園は,パンダがいたりして,かなり充実した動物園だが,その園内にかな
  り自然が残されている。特に,昆虫園の横にある虫虫探索谷には,たくさんのチョウが生
  息しており,絶好の撮影ポイントとなっている。

...<標   高>   26m (動物園站) 〜 71m (ポイントC)

...<採集の可不可>    台北市立動物園内
  昆虫採集は,禁止されている。

....<宿   泊>
  交通の要所となっている台北を基地にして,北部一帯のポイントへ出かけるのが便利であ
 る。

...<目的地までの交通手段>
  台北からは,MRT[を使っていくことができる。安価で速い。

...<日   程>
  3時間ほど時間の余裕ができたとき,簡単にいくことができる。台北站から忠孝復興站で
 乗り換えて,終点の動物園站へ行く。そこから歩いて3分である。

...<昼   食>
  観光地なので店は多い。

...<ト イ レ>
  数ヶ所ある。

...<特筆すべき蝶と撮影ポイント>
   ・ オオルリモンアゲハ  
      数は少なく,なかなか止まらないので,写真撮影は難しい。
   ・ ウラキマダラヒカゲ  
      このポイントだけに見られた。
   ・ タイワンホシミスジ   
      道路沿いの湧き水で吸水していた。
   ・ カメヤマウラナミジャノメ   
      道路沿いの木の花で吸蜜していた。
   ・ クラルシジミ   
      道路沿いの木の花で吸蜜していた。
   ・ トガリワモン   
      道路沿いの草の花で吸蜜していた。
   ・ ミツオシジミ   A
     道路沿いの木の花で吸蜜していた。
       
 <撮影ポイントの案内>
   台北市立動物園は,台北から電車で簡単に行くことができる。観光地であるのでたくさん
  の人がいる。
   入園したら,園の右側の方に進んでいくと,蝶を飼育している場所がある。その館の屋外
  には,虫虫探索谷があり,渓谷沿いに自然観察コースが作られていている。そこは,かつて
  の自然が残っている。
   ポイントは,昆虫館のゴミ捨て場で,建物のすぐ隣にある。パイナップルが捨ててあり,
  ジャノメウラキマダラヒカゲが多い。
   ポイントは,木の花が咲いている場所で,カメヤマウラナミジャノメクラルシジミミツ
  オシジミを見つけることができた。また,林道には,オオルリモンアゲハタイワンホシミス
  トガリワモンが姿を現した。
   ポイントは,探索谷の突き当りで,テングチョウルリタテハなどが多い。
   動物園内には,花がたくさんあり,タイワンモンシロチョウカラスアゲハシロオビアゲ
  クロアゲハなどが飛び回っていた。
 
<下の写真をクリックすると,大きな画像を見ることができます>

台北市周辺の地図


台北市立動物園の地図


ポイント付近の様子



台湾の蝶
「蝶の生態写真集」
「蝶の研究」
杉坂美典」のトップページ
E−mail