クロアチアの蝶 <シロチョウ科>
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・シロオビシロチョウ (クロアチア産)
Pontia daplidice
(Linnaeus, 1758)
3枚
以前は,チョウセンシロチョウとして分類されていましたが,遺伝子解析によって別種であることが分かりました。
Pontia daplidice
は、白色の翅に黒い斑紋をもつシロチョウで、後翅裏面には緑がかった灰色の網目状の模様が見られます。乾燥した草地や石の多い環境を好み、アブラナ科植物を食草とします。
分布は、南ヨーロッパから北アフリカ、アジア西部、中央アジアにかけて広く見られます。
近似種のチョウセンシロチョウは,ヨーロッパ東部から中央アジア、シベリア、中国北部、朝鮮半島にかけて広く見られ,両種は棲み分けています。
・エルガネモンシロチョウ (クロアチア産)
Pieris ergane
(Geyer, 1828)
1枚
Pieris ergane
は小型で淡いクリーム色の翅をもち、前翅先端の黒斑が控えめで、裏面は黄白色に細かな灰色の斑点が並ぶのが特徴です。雄はより白く、雌はやや黄色味が強く見えます。乾いた草地や石灰質の斜面を好み、マメ科植物を食草とします。
分布は南ヨーロッパからバルカン半島、小アジアにかけて広く見られ、黒海沿岸地域にも生息します。
・クレオパトラヤマキチョウ (クロアチア産)
Gonepteryx cleopatra
(Linnaeus, 1767)
2枚
Gonepteryx cleopatra
は鮮やかな黄色の翅をもち、特に雄は橙色の大きな斑が前翅に現れるため、飛翔中は非常に目立ちます。雌はより淡い黄緑色で、全体に葉のような形の翅をもち、休止時には周囲に溶け込むように見えます。日当たりのよい森林周縁や低木地帯を好み、成虫は花の蜜を吸いながら活発に飛び回ります。
分布は地中海沿岸地域を中心に、イベリア半島、南フランス、イタリア、バルカン半島西部に広く見られ、地中海性気候の地域で特に普通です。
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