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Ornithoptera alexandrae は世界最大級のチョウで、雌は特に巨大になり褐色を基調とした力強い姿をしています。
雄は黒と青緑の金属光沢が強く、細身で優雅な翅形をもちます。
成虫は森林上層部を活発に飛び、花の蜜を求めて広い範囲を移動します。
幼虫はウマノスズクサ類を食草とし、体内に毒成分を蓄えて捕食者から身を守ります。
分布はパプアニューギニア南東部の限られた低地雨林に限定され、生息域が非常に狭いことで知られています。
森林伐採による環境悪化の影響を強く受けるため、国際的に保全が重視されている種です。
現在は,ワシントン条約で保護されていて,輸出・輸入は厳しく制限されており,売買が禁止されています。
※ この2頭の標本は,日本がワシントン条約に加盟した1980年以前の1965年に採集され,1967年に日本に輸入された個体です。
これまで,杉坂が所蔵していましたが,環境省から移動許可を得て,雄雌の一対を名和昆虫博物館に寄贈しました。 |
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