マレーシアの蝶 <シジミチョウ科>


<写真をクリックすると,撮影した全ての写真を見ることができます。さらに個々の写真をクリックすると,拡大した写真を見ることができます。> 


・スジモンエビアシシジミ (マレーシア産)   Allotinus horsfieldi permagnus Fruhstorfer, 1913

2枚
Allotinus horsfieldi は、翅の表面が淡色で控えめな斑紋をもち、後翅裏面の細かな模様が特徴的な小型のシジミチョウです。成熟した雄はやや金属光沢を帯びることがあり、細い脚と繊細な体つきが目立ちます。幼虫はアリとの共生関係をもつことで知られています。
分布は、インド北東部からミャンマー、タイ、マレー半島、ボルネオ、スマトラなど東南アジア一帯に広く見られ、主に森林環境に生息します。

・インスラリスウラギンシジミ (マレーシア産)   Curetis insularis (Horsfield,[1829])

1枚
Curetis insularis は、銀白色の翅をもつグループの中でもやや細身で、翅裏は淡褐色のまだら模様があり、光の当たり方で印象が変わることが特徴です。雄は表面の金属光沢が強く、雌はやや落ち着いた色調を示します。成虫は林縁部で素早く飛び、日光浴を好む傾向があります。
分布は、フィリピンを中心とした島嶼域に限られ、特にルソン島やミンダナオ島などの森林環境で見られます。

・ウスイロウラギンシジミ (マレーシア産)   Curetis bulis stigmata (Moore, 1879)

1枚
Curetis bulis は、翅の表面が明るい橙色で、縁が黒く縁取られるはっきりした配色が特徴です。裏面は灰褐色で、表の鮮やかさとは対照的に地味な色合いを示します。成虫は林縁や日当たりの良い場所でよく見られ、素早く直線的に飛ぶ習性があります。
分布は、インドから東南アジアにかけて広く見られ、特にインドシナ半島やマレー半島、スマトラ、ボルネオなどの森林環境に生息します。

・アカアシウラギンシジミ (マレーシア産)   Curetis saronis sumatrana Corbet, 1937

1枚
Curetis saronis は、翅の表が明るい橙色で黒い縁取りがあり、同属の中でもコントラストが強いことが特徴です。裏面は灰褐色で、細かなまだら模様が入り、表面の鮮やかさとは対照的な落ち着いた印象になります。成虫は林縁や日当たりの良い場所で素早く飛び回る習性があります。
分布は、インド北東部からミャンマー、タイ、ラオス、ベトナムなどインドシナ半島を中心に広がり、主に森林環境で見られます。

・プセウドケンタウルスムラサキシジミ (マレーシア産)
      Arhopala pseudocentaurus (Doubleday, 1847)

1枚
Arhopala pseudocentaurus は、翅の表が青紫色の金属光沢を帯び、光の角度によって色味が変わることが特徴です。裏面は褐色で細かな帯模様があり、同属らしい落ち着いた印象になります。成虫は林縁部で敏捷に飛び、日光浴を好む傾向があります。
分布は、インド北東部からミャンマー、タイ、マレー半島、スマトラ、ボルネオなど東南アジアの森林地帯に広く生息します。

・ミルザラムラサキシジミ (マレーシア産)   Arhopala myrzala conjuncta Corbet, 1941

1枚
Arhopala myrzala は、翅の表が深い青色の金属光沢をもち、光の角度で色調が変わることが特徴です。裏面は褐色で細かな帯模様があり、同属らしい落ち着いた印象になります。成虫は林内や林縁で敏捷に飛び、日光浴をする姿もよく見られます。
分布は、マレー半島からスマトラ、ボルネオなど東南アジアの島嶼域を中心に広がり、主に森林環境に生息します。

・メタムタムラサキシジミ (マレーシア産)   Arhopala metamuta metamuta (Hewitson, [1863])

1枚
Arhopala metamuta は、翅の表が深い青色の金属光沢をもち、光の角度によって紫がかった色味に見えることがある美しい種です。裏面は淡褐色で細かな帯模様が入り、同属らしい落ち着いた印象になります。成虫は林縁や林内で敏捷に飛び、日光浴をする姿もよく見られます。
分布は、インド北東部からミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、マレー半島、スマトラ、ボルネオなど東南アジア一帯に広く生息し、主に森林環境で見られます。

・ニセキララシジミ (マレーシア産)   Anthene emolus goberus (Fruhstorfer, 1916)

2枚
Anthene emolus は、小型で翅の表が青紫色の金属光沢を帯び、光の角度で色味が変わることが特徴です。裏面は淡褐色で細かな帯模様があり、同属らしい落ち着いた印象になります。成虫は林縁や低木の周囲で素早く飛び、日光浴をする姿もよく見られます。
分布は、インドからスリランカ、ミャンマー、タイ、マレー半島、スマトラ、ボルネオなど東南アジア一帯に広く生息し、主に森林環境で見られます。

・オビニセムラサキシジミ (マレーシア産)   Flos fulgida singhapura (Distant, 1885)

1枚
Flos fulgida は、翅の表が鮮やかな青紫色の金属光沢をもち、光の角度によって輝きが変わる美しい種です。裏面は淡褐色で細かな帯模様があり、表面の鮮烈さとは対照的に落ち着いた印象になります。成虫は林縁や低木の周囲で静止することが多く、日光浴を好む傾向があります。
分布は、インド北東部からミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、マレー半島、スマトラ、ボルネオなど東南アジアの森林地帯に広く生息します。

・クロオビニセムラサキシジミ (マレーシア産)   Flos diardi capeta (Hewitson, [1878])

2枚
Flos diardi は、翅の表が深い青紫色の金属光沢をもち、光の角度によって輝きが変わる美しい種です。裏面は淡褐色で細かな帯模様があり、表面の鮮やかさとは対照的に落ち着いた印象になります。成虫は林縁や低木の周囲で静止することが多く、日光浴を好む傾向があります。
分布は、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、マレー半島、スマトラ、ボルネオなど東南アジアの森林地帯に広く生息します。

・ムラサキコノハシジミ (マレーシア産)
     Amblypodia anita anita Osada, Uemura & Uehara,1999

1枚
Amblypodia anita は、翅の表が深い青色の金属光沢をもち、光の角度によって紫がかった輝きに見えることがある美しい種です。裏面は淡褐色で細かな帯模様があり、表面の鮮やかさとは対照的に落ち着いた印象になります。成虫は林縁や低木の周囲で静止することが多く、日光浴を好む傾向があります。
分布は、インド北東部からミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、マレー半島、スマトラ、ボルネオなど東南アジアの森林地帯に広く生息します。

・レンヤヘリブトルリシジミ (マレーシア産)   Callenya lenya lenya (Evans, 1932)

4枚
Callenya lenya は、小型で翅の表が青紫色の金属光沢を帯び、光の角度によって輝きが変わることが特徴です。裏面は淡褐色で細かな帯模様があり、同属らしい落ち着いた印象になります。成虫は林縁や低木の周囲で静止することが多く、日光浴を好む傾向があります。
分布は、ミャンマーからタイ、ラオス、ベトナムなどインドシナ半島を中心に広がり、主に森林環境に生息します。

・ヒメシルビアシジミ (マレーシア産)   Zizina otis otis (Fabricius, 1787)

6枚
Zizina otis は小型のシジミチョウで,翅の表は青紫色を帯び,裏面は灰褐色に細かな斑点が並ぶのが特徴です。都市部の草地や農地など,人為的環境にもよく適応して生活します。
分布は南アジアから東南アジア,オーストラリアにかけて広く見られ,島嶼部にも多く進出しています。

・シロサカハチシジミ (マレーシア産)   Caleta roxus pothus (Fruhstorfer, 1918)

9枚
Caleta roxus は小型で、翅の表面は青紫色を帯び、裏面には細かな縞模様が入る繊細な姿をしたチョウです。
翅裏の模様は樹皮や枯葉に似ており、休止時には優れた保護色として働きます。
成虫は林縁や低木の多い明るい場所を好み、素早く小刻みに飛び回ります。
幼虫は特定の植物を食草とし、体色や姿勢で周囲に溶け込む擬態を示します。
分布はインドから東南アジアにかけて広く、森林周辺の低地から丘陵地まで幅広い環境に生息します。
地域によって色彩の濃淡が異なることがあり、分類学的にも興味深い種とされています。

・ナツメシジミ (マレーシア産)   Castalius rosimon Fabricius, 1775

2枚
Castalius rosimon は小型のシジミチョウで,翅の表は白地に黒い帯模様が入り,裏面は細かな黒斑が並ぶのが特徴です。細い尾状突起をもち,低い草地や林縁でよく見られます。飛び方は軽く跳ねるようで,地表近くを行き来します。
分布はインドから東南アジアにかけて広く生息し,特に低地の開けた環境で多く記録されています。

・リュウキュウウラボシシジミ (マレーシア産) 
    Pithecops corvus corvus Fruhstorfer, [1919]

1枚
Pithecops corvus は小型のシジミチョウで,翅の裏面に細かな黒斑が並び,全体的に淡い灰色を帯びるのが特徴です。翅の表はやや青味を帯びた暗色で,光の角度によって弱く光沢が見えます。林縁や湿った草地を好み,低い位置をふわりと飛びます。幼虫は低木の若葉を利用することが多いとされています。
分布はインドから東南アジアにかけて広く見られ,特に森林周辺の低地でよく記録されています。

・ヒメウラボシシジミ (マレーシア産)   Neopithecops zalmora zalmora Butler, 1870

1枚
Neopithecops zalmora は小型のシジミチョウで,翅の裏面は淡灰色に細かな黒斑が並び,とても繊細な印象を与えます。翅の表はやや青味を帯びた暗色で,光の角度によって弱い光沢が見られます。林縁や湿った草地を好み,低い位置をふわりと飛ぶ習性があります。幼虫は低木の若葉を利用することが多いとされ,発生環境は比較的安定しています。
分布はインドから東南アジアにかけて広く見られ,特に森林周辺の低地でよく記録されています。

・ウラナミシジミ (マレーシア産)   Lampides boeticus (Linnaeus, 1767)

1枚
Lampides boeticus は細長い翅をもち、表面は青紫色を帯び、裏面には細かな縞模様と小さな尾状突起があるチョウです。
翅裏の模様は保護色として働き、休止時には周囲に溶け込みやすいです。
成虫は花を訪れて活発に吸蜜し、素早く直線的に飛ぶことが多いです。
幼虫はマメ科植物を食草とし、しばしばアリとの共生関係を形成します。
分布はアフリカからヨーロッパ、アジア、オーストラリアにまで広がる非常に広域の種で、温暖な地域を中心に生息します。
移動性が高く、季節によって分布域を広げることが知られています。

・ヒメウラナミシジミ (マレーシア産)   Prosotas nora superdates (Fruhstorfer, 1916)

6枚
Prosotas nora は小型で、翅の表面は淡い青紫色を帯び、裏面には細かな縞模様と小さな斑点が並ぶ繊細な姿をしたチョウです。
翅裏の模様は樹皮や枯葉に似ており、休止時には優れた保護色として働きます。
成虫は林縁や草地の周辺を素早く飛び、花の蜜を求めて活発に行動します。
幼虫はマメ科植物を食草とし、アリとの共生関係を形成することがあります。
分布は南アジアから東南アジア、さらに東アジアの一部地域にまで広く、生息環境は主に森林周辺の低地から丘陵地です。
地域によって翅の色味や模様の濃淡が異なり、地理的変異が見られる種として知られています。

・ウスグロヒメウラナミシジミ (マレーシア産・ランカウイ島)
     Prosotas dubiosa lumpura Corbet, 1938

1枚
Prosotas dubiosa は小型で、翅の表面は淡い青紫色を帯び、裏面には細かな縞模様と小さな斑点が並ぶ繊細な姿をしたチョウです。
ヒメウラナミシジミに似ていますが。本種は,尾状突起がなく,後翅裏面の斑紋が等間隔に並ぶので,区別することができます。
翅裏の模様は樹皮や枯葉に似ており、休止時には優れた保護色として働きます。
成虫は林縁や草地の周辺を素早く飛び、花の蜜を求めて活発に行動します。
幼虫はマメ科植物を食草とし、アリとの共生関係を形成することがあります。
分布は南アジアから東南アジア、さらに東アジアの一部地域にまで広く、生息環境は主に森林周辺の低地から丘陵地です。
地域によって翅の色味や模様の濃淡が異なり、地理的変異が見られる種として知られています。

・ルリウラナミシジミ (マレーシア産)   Jamides bochus nabonassar (Fruhstorfer, 1916)

1枚
Jamides bochus は小型で、翅の表面は金属光沢を帯びた青色に輝き、裏面には細かな縞模様と斑点が並ぶ繊細な姿をしたチョウです。
翅裏の模様は樹皮や枯葉に似ており、休止時には優れた保護色として働きます。
成虫は林縁や草地の周辺を素早く飛び、花の蜜を求めて活発に行動します。
幼虫はマメ科植物を食草とし、アリとの共生関係を形成することがあります。
分布は南アジアから東南アジア、さらに東アジアの一部地域にまで広く、生息環境は主に森林周辺の低地から丘陵地です。
地域によって青色の輝きの強さや模様の濃淡が異なり、地理的変異が見られる種として知られています。

・シロウラナミシジミ (マレーシア産)   Jamides alecto ageladas (Fruhstorfer, 1916)

1枚
Jamides alecto は小型で、翅の表面は白色を基調とし、裏面には細かな縞模様と斑点が並ぶ繊細な姿をしたチョウです。
翅裏の模様は樹皮や枯葉に似ており、休止時には優れた保護色として働きます。
成虫は林縁や草地の周辺を素早く飛び、花の蜜を求めて活発に行動します。
幼虫はマメ科植物を食草とし、アリとの共生関係を形成することがあります。
分布は南アジアから東南アジア、さらに東アジアの一部地域にまで広く、生息環境は主に森林周辺の低地から丘陵地です。
地域によって白色の明るさや模様の濃淡が異なり、地理的変異が見られる種として知られています。

・コシロウラナミシジミ (マレーシア産)   Jamides celeno aelianus (Fabricius, 1793)

3枚
Jamides celeno は小型で、翅の表面は淡い青色を帯び、裏面には細かな縞模様と斑点が並ぶ繊細な姿をしたチョウです。
翅裏の模様は樹皮や枯葉に似ており、休止時には優れた保護色として働きます。
成虫は林縁や草地の周辺を素早く飛び、花の蜜を求めて活発に行動します。
幼虫はマメ科植物を食草とし、アリとの共生関係を形成することがあります。
分布は南アジアから東南アジア、さらに東アジアの一部地域にまで広く、生息環境は主に森林周辺の低地から丘陵地です。
地域によって青色の濃淡や模様の細部が異なり、地理的変異が大きい種として知られています。

・パラサトゥラトゥスルリウラナミシジミ (マレーシア産)
     Jamides parasaturatus paramalaccanus Riley & Corbet,1938

1枚
Jamides parasaturatus は、小型で細身のシジミチョウで、翅表は控えめな青色光沢をもち落ち着いた印象を与えます。
翅裏は淡褐色で細い帯模様が並び、同属内でも比較的繊細なパターンが特徴です。
後翅の尾状突起は短く、黒斑も小さめで全体としてすっきりした形態をしています。
幼虫はマメ科植物を利用すると考えられ、生態は近縁種とよく似ています。
分布はボルネオ島北部に限定され、低地から山地の森林環境に依存するとされています。

・マラッカルリウラナミシジミ (マレーシア産)   Jamides malaccanus malaccanus (Rober, 1886)

1枚
Jamides malaccanus は、中型で細身のシジミチョウで、翅表は明るい青色光沢があり爽やかな印象を与えます。
翅裏は淡褐色で細い帯模様が並び、同属内でも比較的はっきりしたパターンが特徴です。
後翅の尾状突起は短く、黒斑も小さめで全体として整った形態をしています。
幼虫はマメ科植物を利用すると考えられ、生態は近縁種とよく似ています。
分布はマレー半島を中心に低地から丘陵の森林に広く見られる種です。

・カエルレウスウラナミシジミ (マレーシア産)   Jamides caeruleus caeruleus (H.Druce, 1873)

2枚
Jamides caeruleus は、中型で細身のシジミチョウで、翅表は鮮やかな青色光沢が強く目立つ種です。
翅裏は淡褐色で細い帯模様が入り、同属内でも比較的くっきりしたパターンを示します。
後翅の尾状突起は短く、黒斑も小さめで全体として整った印象を与えます。
幼虫はマメ科植物を利用すると考えられ、生態は近縁種とよく似ています。
分布はマレーシアを中心に低地から山地の森林に生息し、湿度の高い環境を好む種です。

・ウスルリウラナミシジミ (マレーシア産)   Jamides elpis pseudelpis (Butler, 1879)

2枚
Jamides elpis は、中型で細身のシジミチョウで、翅表は明るい青色光沢が強くよく目立ちます。
翅裏は淡褐色で細い帯模様が並び、同属内でも比較的はっきりしたパターンを示します。
後翅には明瞭な尾状突起があり、黒斑とともに特徴的なシルエットをつくります。
幼虫はマメ科植物を利用するとされ、生態は近縁種とよく似ています。
分布はインドから東南アジア一帯に広く見られ、低地から丘陵の森林環境に生息する種です。

・クラバウラナミシジミ (マレーシア産)   Nacaduba kurava nemana Fruhstorfer, 1916

1枚
Nacaduba kurava は、中型のシジミチョウで、翅表はやや落ち着いた青色光沢をもちます。
翅裏は淡褐色で細い帯模様が並び、同属内でも比較的はっきりしたパターンが特徴です。
後翅には明瞭でしっかりした尾状突起があり、黒斑とともに識別点として役立ちます。
幼虫はマメ科植物を利用するとされ、生態は近縁種とよく似ています。
分布はインドから東南アジアにかけて広く見られ、低地から丘陵の森林環境に生息する種です。

・サナヤウラナミシジミ (マレーシア産)   Nacaduba sanaya naevia Toxopeus, 1929

1枚
Nacaduba sanaya は、小型から中型のシジミチョウで、翅表はやや落ち着いた青色光沢をもちます。
翅裏は淡褐色で細い帯模様が並び、同属内でも比較的くっきりしたパターンが特徴です。
後翅には細長く明瞭な尾状突起があり、黒斑とともに識別点として役立ちます。
体つきはやや細身で、全体として繊細な印象を与える種です。
分布はマレーシアを中心に森林環境に生息し、特に湿度の高い林内や林縁で見られます。
成虫は薄暗い林内をゆっくり飛ぶことが多く、低い位置で活動する傾向があります。

・タイワンフタオツバメ (マレーシア産)   Spindasis lohita senama (Fruhstorfer, 1912)

4枚
Spindasis lohita は、小型のシジミチョウで、翅表は金属光沢を帯びた橙色が強く鮮やかに見えます。
翅裏は淡色地に赤橙色の細い縞模様が並び、この属特有のはっきりしたストライプが特徴です。
後翅には細長い尾状突起があり、黒斑とともに識別点としてよく目立ちます。
体つきはややずんぐりしており、全体として力強い印象を与える種です。
分布はマレーシアを中心に森林や林縁で見られ、日当たりのよい場所で活動することが多いとされています。
成虫は花を訪れたり低い位置を素早く飛んだりする姿がよく観察されます。

・アカモンウラフチベニシジミ (マレーシア産)   Heliophorus epicles tweediei Eliot, 1963

3枚
Heliophorus epicles は、小型から中型のシジミチョウで、翅表は鮮やかな橙色と黒帯の対比が強くよく目立ちます。
翅裏は淡褐色地に細い帯模様が入り、落ち着いた色合いながらもはっきりしたパターンを示します。
後翅には尾状突起があり、橙色斑と黒斑が組み合わさって特徴的な後縁部をつくります。
体つきはややしっかりしており、全体として力強い印象を与える種です。
分布はマレーシアを中心に低地から丘陵の森林環境に広く生息し、日当たりのよい林縁でもよく見られます。
成虫は花を訪れたり低い位置を素早く飛んだりすることが多いとされています。

・メスアオトラフシジミ (マレーシア産)   Rapala pheretima sequeira (Distant, 1885)

1枚
Rapala pheretima は、中型のシジミチョウで、翅表は深みのある青紫色光沢があり性によって色味の強さが異なります。
翅裏は淡褐色地に細い帯模様が並び、同属らしい落ち着いたストライプが特徴です。
後翅には細長い尾状突起があり、黒斑と橙色斑が組み合わさって識別点としてよく目立ちます。
体つきはやや細身で、全体としてしなやかな印象を与える種です。
分布はマレーシアを中心に低地から丘陵の森林に広く生息し、林縁や日だまりで見られることが多いです。
成虫は花を訪れたり低い位置を素早く飛んだりする姿がよく観察されます。

・ツメアシフタオルリシジミ (マレーシア産)   Hypolycaena erylus teatus Fruhstorfer, 1912

1枚
Heliophorus epicles は、小型から中型のシジミチョウで、翅表は鮮やかな橙色と黒帯の対比が強くとても目立ちます。
翅裏は淡褐色地に細い帯模様が入り、落ち着いた色合いながらもはっきりしたパターンを示します。
後翅には尾状突起があり、橙色斑と黒斑が組み合わさって特徴的な後縁部をつくります。
体つきはややしっかりしており、全体として力強い印象を与える種です。
分布はマレーシアを中心に低地から丘陵の森林に生息し、林縁や日当たりのよい場所でもよく見られます。
成虫は花を訪れたり低い位置を素早く飛んだりすることが多いとされています。

・オナガアカシジミ (マレーシア産)   Loxura atymnus continentalis Fruhstorfer, 1912

2枚
Loxura atymnus は、細長い体形をもつ独特なシジミチョウで、翅表は鮮やかな橙色が強くとても目立ちます。
翅裏は淡褐色から灰褐色で、細い帯模様が入り落ち着いた印象を与えます。
後翅には非常に長い尾状突起があり、この属を特徴づける大きな識別点となります。
体つきは繊細で、飛び方も軽やかで細い葉の間をすり抜けるように移動します。
分布はマレーシアを中心に低地から丘陵の森林に広く生息し、林縁や日当たりのよい場所でもよく見られます。
成虫は低い位置をゆっくり飛び、花や湿った地面を訪れる姿が観察されます。

・スソビキフタオルリシジミ (マレーシア産)   Zeltus amasa maximinianus Fruhstorfer, 1912

1枚
Zeltus amasa は、小型のシジミチョウで、翅表は金属光沢を帯びた青色が強くとても目立ちます。
翅裏は淡褐色地に細い帯模様が入り、落ち着いた色合いながらもはっきりしたパターンを示します。
後翅には非常に長い尾状突起があり、この属を特徴づける大きな識別点となります。
体つきは繊細で、細い枝先や葉の間を軽やかに移動するような飛び方をします。
分布はマレーシアを中心に低地から丘陵の森林に生息し、林縁や日当たりのよい場所でも見られることが多いです。
成虫は低い位置をゆっくり飛び、花や湿った地面を訪れる姿が観察されます。

・モリノオナガシジミ (マレーシア産)   Cheritra freja freja (Fabricius, 1793)

5枚
Cheritra freja は、中型で細身のシジミチョウで、翅表は明るい橙色が強く、後縁の黒帯との対比がはっきりしています。
翅裏は淡褐色地に細い線が走り、全体として柔らかい色調ながらも特徴的な模様を示します。
後翅には長く優雅な尾状突起があり、基部の橙色斑と黒斑が組み合わさって独特の後縁部をつくります。
体つきはしなやかで、細い枝先や葉の間を滑るように移動する軽い飛び方をします。
分布はマレーシアを中心に低地から丘陵の森林に広く生息し、林縁や日差しの差し込む場所で観察されることが多いです。
成虫は花を訪れたり、葉の上で静止して翅を開閉する姿がよく見られます。

・フシギノモリノオナガシジミ (マレーシア産)   Drupadia ravindra moorei (Distant, 1882)

4枚
Drupadia ravindra は、小型のシジミチョウで、翅表は深みのある青色光沢が広がり、光の角度で色調が変わって見えます。
翅裏は淡褐色を基調に細い線が走り、落ち着いた雰囲気の中に独自の模様が浮かび上がります。
後翅には細長い尾状突起が伸び、基部の斑紋と合わせて特徴的なシルエットをつくります。
体つきはやや細く、林内の狭い空間を滑るように移動する軽い飛び方をします。
分布はマレーシアを中心に低地から丘陵の森林に生息し、薄暗い林内や木漏れ日の差す場所で見られることが多いです。
成虫は葉の上で静止したり、低い位置をゆっくり飛びながら周囲を探索する姿が観察されます。

・クロトラフミツオシジミ (マレーシア産)   Drupadia theda thesmia (Hewitson, [1863])

1枚
Drupadia theda は、小型のシジミチョウで、翅表は深い青色光沢が広がり、角度によって輝きが変化して見えます。
翅裏は淡褐色を基調とし、細い線が整然と並ぶことで落ち着いた印象の模様をつくります。
後翅には細く長い尾状突起が伸び、基部の斑紋と合わせて独特の後縁の形を示します。
体つきはすらりとしており、林内の狭い空間を器用にすり抜けるような軽い飛び方をします。
分布はマレーシアを中心に低地から丘陵の森林に広く生息し、薄暗い林内や木漏れ日の差す場所で観察されることが多いです。
成虫は葉の上で静止したり、低い位置をゆっくり移動しながら周囲を探るように行動します。

・ウラアカセキレイシジミ (マレーシア産)   Eooxylides tharis distanti Riley, 1942

2枚
Eooxylides tharis は、小型のシジミチョウで、翅表は金属光沢を帯びた青色が強く、光の当たり方で色合いが変化して見えます。
翅裏は淡褐色を基調に細い線が走り、落ち着いた色調の中に繊細な模様が浮かび上がります。
後翅には非常に長い尾状突起が伸び、基部の斑紋とともに独特のシルエットをつくります。
体つきは細く、林内の狭い空間を滑るように移動する軽やかな飛び方をします。
分布はマレーシアを中心に低地から丘陵の森林に生息し、薄暗い林内や木漏れ日の差す場所で観察されることが多いです。
成虫は葉の上で静止したり、低い位置をゆっくり飛びながら周囲を探るように行動します。

・クロマダラソテツシジミ (マレーシア産)   Luthrodes pandava pandava (Horsfield, [1829])

1枚
Luthrodes pandava は、小型のシジミチョウで、翅表は淡い青色が広がり、光の角度によって柔らかく輝いて見えます。
翅裏は灰褐色を基調とし、細かな斑点が並ぶことで控えめながら特徴のある模様を示します。
後翅には尾状突起があり、後縁の黒斑と組み合わさって種の識別に役立ちます。
体つきは小さく軽快で、低い位置を素早く移動するような飛び方をします。
分布はマレーシアを中心に市街地周辺から森林縁まで幅広い環境に生息し、特にソテツ類の植栽地でよく見られます。
成虫は花を訪れたり、日光を浴びながら葉の上で静止する姿が観察されます。







マレーシアの蝶
東南アジアの蝶
「蝶の生態写真集」
「蝶の研究」
杉坂美典」のトップページ
E−mail