マレーシアの蝶 <シジミタテハ科>
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・ヒオドシシジミタテハ (マレーシア産)
Taxila haquinus
(Fabricius, 1793)
3枚
Taxila haquinus
は、中型のシジミタテハで、翅表は深い青色光沢が広がり、黒い縁取りとの対比がはっきりしています。
翅裏は淡褐色を基調に白い帯が走り、細かな斑紋が組み合わさって独特の模様をつくります。
後翅には尾状突起はありませんが、基部の黒斑と橙色斑が識別の手がかりになります。
体つきはややしっかりしており、林内の低い位置を素早く移動するような飛び方をします。
分布はマレーシアを中心に低地から丘陵の森林に生息し、薄暗い林内や木漏れ日の差す場所で姿が見られることが多いです。
成虫は葉の上で静止したり、周囲を探るように短い距離を繰り返し飛ぶ行動が観察されます。
・ホシボシシジミタテハ (マレーシア産)
Zemeros flegya albipunctatus
Butler, 1874
2枚
Zemeros flegya
は、小型のシジミタテハで、翅表は鮮やかな橙色に白い帯が入り、強いコントラストが特徴的です。
翅裏は淡い褐色を基調に細かな斑点が並び、翅表とは異なる落ち着いた雰囲気の模様を示します。
後翅には尾状突起はありませんが、丸みのある外形と整った斑紋が識別の手がかりになります。
体つきはややしっかりしており、葉の間をひらひらと舞うような軽い飛び方をします。
分布はマレーシアを中心に低地から丘陵の森林に広く生息し、林縁や日差しの差し込む場所で見られることが多いです。
成虫は葉の上で翅を開閉したり、短い距離を移動しながら周囲を探索する姿が観察されます。
・カウサンビイシジミタテハ (マレーシア産)
Abisara kausambi kausambi
Godfrey,1930
1枚
Abisara kausambi
は、小型のシジミタテハで、翅表は濃い褐色に白帯が入り、落ち着いた色合いながらもはっきりしたコントラストを示します。
翅裏は淡褐色を基調に細かな斑点が並び、翅表とは異なる柔らかい印象の模様になります。
後翅には小さな切れ込み状の突起があり、丸みのある外形と合わせて独特のシルエットをつくります。
体つきはやや細く、林内の低い位置を静かに移動するような控えめな飛び方をします。
分布はマレーシアを中心に低地から丘陵の森林に生息し、薄暗い林内や木漏れ日の差す場所で見られることが多いです。
成虫は葉の上でじっと静止したり、短い距離を移動しながら周囲を確かめるように行動します。
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