マレーシアの蝶 <シロチョウ科>


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・ツマベニチョウ (マレーシア産)   Hebomoia glaucippe glaucippe (Linnaeus, 1758)

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Hebomoia glaucippe は、白い翅に鮮やかな橙色の前翅先端斑をもつ大型のシロチョウで、力強く素早く飛ぶことが多い種類です。
翅裏は淡い黄白色で枯葉のような質感があり、静止時には周囲に溶け込むように見えます。
南アジアから東南アジアにかけて広く分布し、低地の森林周辺や農地、草地などでよく見られます。

・タイワンシロチョウ (マレーシア産)   Appias lyncida vasava Fruhstorfer,1910

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Appias lyncida は、白色を基調とした翅に黒い縁取りが入る、すっきりとした外見が特徴のシロチョウ科の一種です。雌はやや黄味を帯びることが多く、雄よりも模様が濃く見える場合があります。森林周辺の明るい環境を好み、軽やかに飛ぶ性質があります。
分布は南アジアから東南アジアに広く及び、インド、ミャンマー、タイ、マレー半島、インドネシアなどに生息しています。低地から丘陵地帯まで幅広い環境に見られる種です。

・ヤエヤマシロチョウ (マレーシア産)   Appias olferna olferna Swinhoe, 1890

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Appias olferna は、白色の翅に黒い縁取りが入る端正な姿をしたシロチョウ科の一種です。雄はより明瞭な黒帯をもち、雌はやや淡い色調になることが多いです。飛び方は軽快で、林縁や開けた場所を好んで活動します。
分布は南アジアから東南アジアにかけて広く、インド、スリランカ、ミャンマー、タイ、マレー半島、ボルネオなどで見られます。主に低地の森林周辺に生息し、人里近くでも観察されることがあります。

・ベニシロチョウ (マレーシア産)   Appias nero domitia (C. Felder et R. Felder, 1862)

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Appias nero は中型で、翅の表面も裏面も鮮やかなオレンジ色を帯び、明るく目を引く姿をしたチョウです。
雄は縁取りがやや濃く見えることがあり、雌は個体差によって色味が変化します。
成虫は林縁や河川沿いなどの明るい場所を素早く飛び、花の蜜を求めて活発に行動します。
幼虫はアブラナ科植物を食草とし、成長段階によって体色が変化します。
分布はインドから東南アジア、華南地域にかけて広く、低地の森林周辺や農地近くでもよく見られます。
地域によってオレンジ色の濃淡が異なることがあり、色彩変異が興味深い種とされています。

・クモガタシロチョウ (マレーシア産)   Appias indra plana Butler, 1879

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Appias indra は、白色の翅に黒い縁取りが入るシロチョウ科の一種で、雄はとくに黒帯がくっきりと見えることが多いです。雌はやや淡い色調になり、個体差によって模様の濃さが変わります。飛び方は軽快で、林縁や日当たりのよい場所を好んで活動します。
分布はインド北部から東南アジアにかけて広がり、ネパール、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナムなどで見られます。主に低地から丘陵地帯の森林周辺に生息し、人里近くでも観察されることがあります。

・クロテンシロチョウ (マレーシア・ランカウイ島産)   Leptosia nina nina (Fabricius, 1793)

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Leptosia nina は、非常に小型で細身のシロチョウ科の一種で、白い翅に淡い灰色の筋模様が入る、繊細で透けるような外見が特徴です。飛び方はふわふわと弱々しく、地面近くを漂うように移動します。林縁や草地、湿った場所など、明るく開けた環境を好みます。
分布は南アジアから東南アジアに広く、インド、スリランカ、ミャンマー、タイ、マレー半島、インドネシアなどで見られます。低地を中心に生息し、人里近くの草地でもよく観察される身近な種類です。

・ウスキシロチョウ (マレーシア産)    Catopsilia pomona pomona (Fabricius, 1775)

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Catopsilia pomona は、明るい黄色から白色まで変化のある翅色をもち、個体差が大きいことが特徴のシロチョウ科の一種です。雄は比較的すっきりした模様で、雌は黒斑がやや目立つことがあります。力強く直線的に飛ぶ性質があり、開けた場所や人里でもよく見られます。
分布は南アジアから東南アジア、さらにオーストラリア北部まで広く、低地の森林周辺や農地、都市部の緑地など多様な環境に生息しています。

・キシタウスキシロチョウ (マレーシア産)   Catopsilia scylla (Linnaeus, 1763)

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Catopsilia scylla は、鮮やかな黄色を基調とした大型のシロチョウ科の一種で、力強く速い飛び方をすることが特徴です。雌は黒斑がやや目立つことがあり、雄よりも模様が変化しやすい傾向があります。開けた環境を好み、人里でもよく見られる種類です。
分布は、東南アジアからオーストラリア北部にかけて広く、マレー半島、インドネシア、フィリピン、パプアニューギニアなどに生息しています。

・アダキチョウ (マレーシア産)   Eurema ada (Distant & Pryer, 1887)

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Eurema ada は、小型で明るい黄色の翅をもつタテハモドキ亜科の一種で、翅の外縁に細い黒帯が入るすっきりとした外見が特徴です。飛び方は軽やかで、林縁や草地などの明るい環境を好んで活動します。
分布は、東南アジアを中心に広がり、マレー半島、ボルネオ、スマトラ、ジャワ、フィリピンなどで見られます。主に低地の森林周辺や草地に生息する種類です。

・サリキチョウ (マレーシア産)   Eurema sari sodalis (Moore, 1886)

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Eurema sari は、小型で明るい黄色の翅をもつシロチョウ科の一種で、翅の外縁に細い黒帯が入るすっきりとした外見が特徴です。飛び方は軽やかで、林縁や草地などの明るい環境を好んで活動します。
分布は、東南アジアを中心に広がり、マレー半島、スマトラ、ボルネオ、ジャワ、フィリピンなどで見られます。主に低地の森林周辺や草地に生息する種類です。

・ウスイロチョウ (マレーシア産)   Eurema andersoni andersoni (Moore, 1886)

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Eurema andersoni は、小型で明るい黄色の翅をもつシロチョウ科の一種で、翅の外縁に細い黒帯が入るすっきりとした外見が特徴です。飛び方は軽やかで、林縁や草地などの明るい環境を好んで活動します。
分布は、インド北東部から東南アジアにかけて広がり、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、マレー半島などで見られます。主に低地の森林周辺や草地に生息する種類です。

・ミナミキチョウ (マレーシア産)   Eurema hecabe hecabe (Linnaeus, 1758)

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Eurema hecabe は、小型で明るい黄色の翅をもつシロチョウ科の一種で、翅の外縁に細い黒帯が入るすっきりとした外見が特徴です。飛び方は軽やかで、草地や林縁などの明るい環境を好んで活動します。
分布は、アフリカから南アジア・東南アジア、さらに東アジアまで非常に広く、日本の南西諸島でも見られます。低地の草地や農地、人里周辺など、多様な環境に生息する身近な種類です。

・タイワンキチョウ (マレーシア産)   Eurema blanda silhetana (Wallace, 1867)

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Eurema blanda は、小型で明るい黄色の翅をもつシロチョウ科の一種で、翅の外縁に細い黒帯が入るすっきりとした外見が特徴です。飛び方は軽やかで、草地や林縁などの明るい環境を好んで活動します。
分布は、南アジアから東南アジアにかけて広がり、インド、スリランカ、ミャンマー、タイ、マレー半島、スマトラなどで見られます。主に低地の草地や森林周辺に生息する種類です。

・マレーアトグロキチョウ (マレーシア産)   Eurema nicevillei nicevillei (Butler, 1898)

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Eurema nicevillei は、小型で明るい黄色の翅をもつシロチョウ科の一種で、翅の外縁に細い黒帯が入る端正な外見が特徴です。飛び方は軽やかで、林縁や草地などの明るい環境を好んで活動します。
分布は、ミャンマーからタイ、ラオス、ベトナムなどの東南アジア本土を中心に広がり、主に低地の森林周辺や草地に生息する種類です。





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