臺灣蝴蝶 <シジミタテハ科>


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アリサンシジミタテハ 白點褐蜆蝶 (台湾産)   Abisara burnii etymander (Fruhstorfer, 1908)    台湾亜種


写真数: 41枚


出現頻度
☆☆☆☆
分布區域 ,記録點
【特  徴】
 中型のシジミタテハである。南山溪では,奥地の樹林内の限られた場所で生息している。
【雌  雄】 ♀は,翅形が丸みを帯びるので,雌雄を区別することができる。
【生  態】 3月〜12月に,年数回発生している。
【生息地】  台湾の低・中・高標高(300m〜2500m)の常緑広葉樹林で見られる。
 台湾の中部山岳の南山渓,南部の南横公路で見られた。高雄市の南横公路でも撮影された。
【分  布】  種としては,台湾以外では,インドシナ半島北部,中国の南西部・南部に分布し,台湾産は分布の東限である。
 中国では,四川省,雲南省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,別亜種 A.burnii assus が分布している。
【近似種】 なし

タイワンシジミタテハ 銀紋尾蜆蝶 (台湾産)   Dodona egeon formosana Matsumura,1919   台湾亜種


写真数: 34枚


出現頻度
☆☆☆☆
分布區域 ,記録點
【特  徴】
 以前は,台湾北部と中南部に生息する2亜種に分けられ,インド北部から中国に分布する 種名eugenes の中の2亜種とされていた。しかし,交尾器および分子系統解析の結果,インド北部から中国南部に分布する種名egeon に近いことが分かり,それとも異なる台湾の固有種formosana とされたが,最新(2019年)の研究によって,egeon の台湾亜種となった。
 中型のシジミタテハである。渓谷,林道の周辺で見られたが,林道の場合,一度止まると,なかなか飛び立たないので,見つけにくいチョウの一つである。
【雌  雄】 ♀は,翅形が丸みを帯びるので,雌雄を区別することができる。
【生  態】 周年,年数回発生している。
【生息地】  台湾の低・中・高標高(100m〜2500m)の常緑広葉樹林で見られる。
 台湾の新北市烏来区桶後林道,陽明山の大屯自然公園絹糸瀑布碧緑神木で見られた。拉拉山,大漢山,南部横貫公路でも撮影されている。
【分  布】  種としては,台湾以外では,インド北西部,インドシナ半島北部,中国の南西部・南部に分布し,台湾産は分布の東限である。
 中国では,四川省,雲南省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に分布している。
【近似種】 なし




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