【とくちょう】 |
山(やま)のまわりや林道(りんどう)に すんでいる。すべるように木(き)の高(たか)いところを飛(と)び,陽(ひ)だまりなどの地表(ちひょう)にも降(お)りてきて,すぐに止(と)まる習性(しゅうせい)がある。
日本には,次(つぎ)の4亜種(あしゅ)がある。
..北海道亜種(ほっかいどうあしゅ) |
..東北地方北部亜種(とうほくちほうほくぶあしゅ) |
..奥只見地方亜種(おくただみちほうあしゅ) |
..中部山岳地帯亜種(ちゅうぶさんがくちたいあしゅ) |
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【オスとメスのちがい】 | メスは,はねの形(かたち)が丸(まる)くなるので,オスとメスを 区別(くべつ)することができる。 |
【ようちゅうがたべるエサ】 | ホザキシモツケ・シモツケ・マルバシモツケ・ユキヤナギ・コデマリ・エゾノシジミバナ |
【見られるじき】 | この亜種(あしゅ)は,1年1回,出てきて,6月おわり〜8月はじめに見られる。幼虫(ようちゅう)で冬(ふゆ)をこす。 |
【すんでいるばしょ】 | この亜種(あしゅ)は,北海道(ほっかいどう)に すんでいる。 |
【がいこくでいるばしょ】 | この種は,外国(がいこく)では,中央(ちゅうおう)アジア,モンゴル,中国(ちゅうごく),ウスリー,朝鮮半島(ちょうせんはんとう),サハリンに すんでいる。 |
【にているチョウ】 | ホシミスジに似(に)ているが,ホシミスジは,後(うし)ろのはねのつけねに黒(くろ)い点(てん)があるので,区別(くべつ)することができる。 |