【とくちょう】 |
林道(りんどう)や荒れ地(あれち)などに現(あらわ)れ,速(はや)く飛(と)ぶがすぐに止(と)まる習性(しゅうせい)がある。樹液(じゅえき)や腐(くさ)った木の実(きのみ),動物(どうぶつ)の糞(ふん)などに集(あつ)まる。
日本には,次(つぎ)の2亜種(あしゅ)がある。
名義タイプ亜種, 大陸亜種(めいぎたいぷあしゅ,たいりくあしゅ) 外来種(がいらいしゅ)
奄美亜種(あまみあしゅ) |
【オスとメスのちがい】 | メスは,はねの形(かたち)が丸(まる)くなるので,オスとメスを 区別(くべつ)することができる。 |
【ようちゅうがたべるエサ】 | エノキ |
【見られるじき】 |
この亜種(あしゅ)は,1年3回,出てきて,4月おわり〜6月,7月〜8月,9月〜10月に見られる。幼虫(ようちゅう)で冬(ふゆ)をこす。
春型(はるがた)と夏型(なつがた)がある。
♀ 春型(はるがた) |
♀ 夏型(なつがた) |
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【すんでいるばしょ】 |
この亜種(あしゅ)は,関東地方(かんとうちほう),中部地方(ちゅうぶちほう)の一部(いちぶ)で見られ,中国(ちゅうごく)からの外来種(がいらいしゅ)である。
アカボシゴマダラの分布拡大(ぶんぷかくだい)の推移(すいい) |
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【がいこくでいるばしょ】 | この種は,外国(がいこく)では,中国(ちゅうごく),朝鮮半島(ちょうせんはんとう),台湾(たいわん)に すんでいる。 |
【にているチョウ】 | ゴマダラチョウに似(に)るが,この種は,後(うし)ろのはねに赤色(あかいろ)の斑紋(はんもん)があるので,区別(くべつ)することができる。 |