【とくちょう】 |
雑木林(ぞうきばやし)のまわりに すんでいる。すぐに止(と)まる習性(しゅうせい)がある。樹液(じゅえき)や動物(どうぶつ)の糞(ふん)に集(あつ)まる。
日本には,次(つぎ)の3亜種(あしゅ)がある。
名義タイプ亜種, 本土亜種(めいぎたいぷあしゅ,ほんどあしゅ)
房総半島亜種(ぼうそうはんとうあしゅ)
屋久島亜種(やくしまあしゅ) |
【オスとメスのちがい】 | メスは,はねの白(しろ)っぽい斑紋(はんもん)が大(おお)きくなり,はねの形(かたち)が丸(まる)くなるので,オスとメスを 区別(くべつ)することができる。 |
【ようちゅうがたべるエサ】 | チマキザサ・チシマザサ・イブキザサ・シナノザサ・アズマネザサ |
【見られるじき】 |
あたたかいばしょでは,1年3回,出てきて,5月はじめ〜9月おわりに見られる。
さむいばしょでは,1年1回,出てきて,5月おわり〜8月おわりに見られる。さなぎで冬(ふゆ)を越(こ)す。 |
【すんでいるばしょ】 | この亜種(あしゅ)は,北海道(ほっかいどう)から九州(きゅうしゅう)にかけて すんでいるが,発生地(はっせいち)は限(かぎ)られる。 |
【がいこくでいるばしょ】 | この種は,外国(がいこく)では,シベリア,サハリンに すんでいる。 |
【にているチョウ】 |
サトキマダラヒカゲに似(に)るが,この種は,後(うし)ろのはねの裏(うら)の斑紋(はんもん)が違(ちが)うので,区別(くべつ)することができる。
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