【とくちょう】 |
高山(こうざん)の明(あか)るい草原(そうげん)に すんでいる。晴(は)れた日(ひ)に地上(ちじょう)をかなり速(はや)く飛(と)ぶが,すぐに止(と)まる習性(しゅうせい)がある。
日本には,次(つぎ)の2亜種(あしゅ)がある。
本州亜種(ほんしゅうあしゅ)
北海道亜種(ほっかいどうあしゅ)
法律(ほうりつ)で採集禁止(さいしゅうきんし)になっている場所(ばしょ)がある。 |
【オスとメスのちがい】 | メスは,はねの黄色(きいろ)の帯(おび)が大(おお)きくなるので,オスとメスを 区別(くべつ)することができる。 |
【ようちゅうがたべるエサ】 | オニノガリヤス・ヒメノガリヤス,ホンモンジスゲ・ミヤマカンスゲ・ナンブスゲ・ヤワラスゲ・タテヤマスゲ・ヒメカンスゲ |
【見られるじき】 | この亜種(あしゅ)は,1年1回,出てきて,8月はじめ〜9月はじめに見られる。幼虫(ようちゅう)で冬(ふゆ)をこす。 |
【すんでいるばしょ】 | 東北地方(とうほくちほう)から中部地方(ちゅうぶちほう)の高山帯(こうざんたい)で見ることができる。 |
【がいこくでいるばしょ】 | この種は,外国(がいこく)では,中国(ちゅうごく),朝鮮半島(ちょうせんはんとう),サハリン,千島(ちしま)に すんでいる。 |
【にているチョウ】 | クモマベニヒカゲに似(に)るが,クモマベニヒカゲには,はねの裏(うら)にジグザグの白(しろ)い帯(おび)があるので,区別(くべつ)することができる。 |