日本の蝶 <タテハチョウ科- テングチョウ亜科・マダラチョウ亜科


<写真の下に,データ付きの拡大写真もあり> 


・テングチョウ  日本本土亜種    Libythea lepita celtoides Fruhstorfer, [1909]


写真数: 115枚


出現頻度
★★★★
分布域 と 記録地点
【特  徴】  渓谷沿いの林道によく見られる。成虫で越冬するため,春に個体数が多く見られる。人の気配に敏感である。
 日本には,次の3亜種がある。
   日本本土亜種 L.lepita celtoides Fruhstorfer, [1909]
   琉球亜種 L.lepita amamiana Shirozu, 1956
   台湾亜種 L.lepita formosana Fruhstorfer, 1908  ※台湾亜種は,迷蝶・遇産蝶である。
 北海道産は,小型で,翅表の赤橙色斑は大きくなる特徴があり,別亜種 ssp.matsumuraae とされたことがあったが,現在では見つかっていない。
【雌  雄】 ♀は,前翅中央の赤黄色斑の下部に小赤斑が現れるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 エノキ・エゾエノキ・クワノハエノキ(ニレ科)
【生  態】  この亜種は, 北海道では,年1回,6月下旬〜7月に発生し,8月は夏眠し,9月に再び見られる。そのまま成虫で越冬し,1月でも暖かい日は姿を現し,4月まで見られる。
 東北地方では,年1回,5月上旬〜6月に見られ,7月〜8月は夏眠し,9月〜4月中旬に再び見られる。
 中部地方では,年2回発生している場所もある。九州では,年2回発生している。
【生息地】  この亜種は,北海道の西部から九州にかけて広く分布している。
 長野県では,各地で見られた。
 愛知県では,3月には丘陵地で越冬した個体が見られ,最近は,数が多くなっている。
 三重県志摩市では,荒地で百頭以上が集団で吸水している
【分  布】  種としては,日本以外では,パキスタン,アフガニスタン,インド南部,ヒマラヤ,インドシナ半島北部,中国の西部・東部,台湾に分布している。
 中国では,吉林省,遼寧省,河北省,山東省,河南省,江蘇省,安徽省,湖北省,浙江省,江西省,湖南省,福建省,広東省,広西區,雲南省,四川省,西蔵區に,別亜種 L.lepita chinensis が分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
暖  地



































寒冷地



































記録
1977.4.3,愛知県岡崎市池金町,2♂♂2♀♀
1979.3.31,愛知県岡崎市池金町,1♂2♀♀
1979.4.10,愛知県岡崎市池金町,1♂
1979.4.23,愛知県岡崎市滝町,1♂
1979.4.23,愛知県岡崎市小美町,2♂♂
1979.6.10,愛知県岡崎市池金町,2♂♂
1980.3.30,愛知県岡崎市池金町,1♀
1980.4.2,愛知県岡崎市池金町,3♂♂
1980.6.10,愛知県岡崎市池金町,2♂♂
1981.4.11,愛知県岡崎市池金町,2♂♂
1981.6.10,愛知県岡崎市池金町,2♂♂
1995.6.7,愛知県岡崎市本宿町,1♂,松井直人
1995.6.10,愛知県岡崎市本宿町,1♂,松井直人
1997.4.29,愛知県岡崎市岡崎公園,1♂
1998.10.28,愛知県岡崎市本宿町,1♀,松井直人
2000.5.29,愛知県岡崎市高隆寺町,1♂,大矢佑基
2001.5.19,愛知県岡崎市中町,1♂,大矢佑基
2001.7.21,山梨県増富鉱泉,1♂
2002.3.26,愛知県岡崎市戸崎町,1♀
2003.3.18,愛知県岡崎市高隆寺町,1ex.,柵木宗孝
2003.5.5,愛知県南設楽郡柿平,1♀
2003.5.29,愛知県岡崎市戸崎町,1ex.
2003.6.1,愛知県岡崎市戸崎町,1ex.
2004.6.5,愛知県岡崎市大幡町,1♂
2008.6.14,愛知県岡崎市秦梨町,1♂
2010.3.31,愛知県岡崎市池金町,1♂
2011.2.16,愛知県岡崎市池金町,1ex.
2011.3.27,愛知県岡崎市池金町,1♀,判家卓司
2011.6.4,愛知県岡崎市本宮山,1♂
2012.4.9,愛知県岡崎市池金町,1ex. ,奥居達朗
2012.4.24,愛知県岡崎市自然体験の森,1ex.,奥居達朗
2014.11.30,愛知県岡崎市日名南町,1ex.
2015.3.28,愛知県岡崎市日名南町,1♂
2016.4.2,愛知県岡崎市北山湿地,1♀
2016.4.6,愛知県岡崎市北山湿地,1♂
2017.4.13,愛知県岡崎市北山湿地,3♂♂
2017.5.29,愛知県岡崎市小呂湿地,1♂
2017.5.29,愛知県岡崎市北山湿地,1♂
2017.6.10,愛知県岡崎市石原町,9♂♂
2018.3.15,静岡県浜松市枯山,2♂♂1♀
2018.3.29,愛知県岡崎市北山湿地,1♀
2018.4.10,愛知県豊橋市葦毛湿原,1♂3♀♀
2018.4.20,愛知県蒲郡市海陽町,2♀♀
2018.5.16,愛知県豊橋市葦毛湿原,3exs.
2018.5.21,愛知県岡崎市大幡町,1ex.
2018.5.29,愛知県蒲郡市平田町,3♀♀
2018.6.1,愛知県岡崎市石原町,1ex.
2018.6.22,愛知県新城市作手,1ex.
2019.3.27,愛知県岡崎市小呂湿地,1♂
2019.4.9,愛知県岡崎市北山湿地,3exs.
2019.4.20,愛知県岡崎市小呂湿地,1♀
2019.4.22,愛知県豊田市猿投町,1♀
2019.4.22,愛知県豊田市昭和の森,3♀♀
2019.5.30,三重県志摩市,多数exs.
2019.6.6,愛知県岡崎市池金町,1♀
2019.6.6,愛知県岡崎市石原町,1♂
2019.6.21,愛知県岡崎市日名南町,1ex.
2019.11.5,愛知県田原市蔵王山,1ex.
2020.3.9,愛知県岡崎市北山湿地,3♂♂4♀♀
2020.3.19,愛知県岡崎市小呂,2♂♂
2020.3.21,愛知県岡崎市池金,2♀♀
2020.3.26,愛知県岡崎市池金,1♂
2020.5.12,愛知県岡崎市石原町,5exs.
2020.5.28,三重県志摩市,1♀,荻野秀一
2020.6.4,愛知県岡崎市石原町,2♂♂2♀♀
2020.6.7,愛知県岡崎市石原町,3exs.
2020.8.5,岐阜県本巣市根尾,2exs.
2020.8.16,長野県飯田市,1ex.
2020.10.20,愛知県西尾市東幡豆町,1ex.
2021.2.22,愛知県碧南市臨海公園,1♂
2021.2.22,愛知県常滑市多賀神社,1♀
2021.3.6,愛知県西尾市三ヶ根山,1♂
2021.3.24,愛知県岡崎市八ツ木町,1♀
2021.3.27,高知県香美市,1♀,高月陽生
2021.3.29,三重県鳥羽市,1♀
2021.5.23,愛知県岡崎市八ツ木町,1ex.
2021.5.30,愛知県豊田市平瀬,1♀
2021.5.30,愛知県岡崎市暗がり渓谷,1ex.
2021.6.3,愛知県豊田市四ツ松町,1ex.
2021.6.25,長野県北安曇郡池田町,1♂
2021.11.15,東京都小平市,1♂,小林清二
2022.3.12,愛知県岡崎市八ツ木町,1♂1♀
2022.3.15,愛知県岡崎市北山湿地,1♂1♀
2022.3.16,愛知県田原市蔵王山,1♀
2022.3.25,愛知県岡崎市八ツ木町,1♀
2022.3.28,愛知県岡崎市池金町,1♀
2022.4.1,東京都小金井市,1♂,小林清二
2022.4.3,高知県香美市,1♀,高月陽生
2022.4.18,岩手県久慈市,1♀,三河和夫
2022.4.28,東京都小金井市,1♀,小林清二
2022.5.18,東京都小金井市,1ex.,小林清二
2022.5.25,愛知県豊橋市葦毛湿原,1ex.
2022.5.30,愛知県岡崎市石原町,1♀
2022.6.2,愛知県岡崎市石原町,1ex.,高村葉子
2022.6.2,愛知県西尾市,1ex.
2022.6.9,東京都小平市,1♀,小林清二
2022.6.18,岡山県真庭市,1♂,高月陽生



・テングチョウ  琉球亜種    Libythea lepita amamiana Shirozu, 1956


写真数: 10枚


出現頻度
★★★★
分布域 と 記録地点
【特  徴】  センダングサなどの花によく集まる。この習性は,日本本土亜種にはあまり見られない習性である。
 この亜種は,大型で,翅表の赤橙色斑が良く発達するという特徴がある。
【雌  雄】 ♀は,前翅中央の赤黄色斑の下部に小赤斑が現れるが,あまり発達しないので,生態写真で雌雄を区別することは,かなり難しい。
【食  草】 リュウキュウエノキ(ニレ科)
【生  態】 この亜種は,年数回,発生し,周年,見ることができる。越冬態はない。
【生息地】  この亜種は,奄美大島から八重山諸島にかけて分布している。
 奄美大島,沖縄本島では,各所で見られた。
【分  布】  種としては,日本以外では,パキスタン,アフガニスタン,インド南部,ヒマラヤ,インドシナ半島北部,中国の西部・東部,台湾に分布している。
 中国では,吉林省,遼寧省,河北省,山東省,河南省,江蘇省,安徽省,湖北省,浙江省,江西省,湖南省,福建省,広東省,広西區,雲南省,四川省,西蔵區に,別亜種 L.lepita chinensis が分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録
2013.4.15,沖縄本島名護岳,3♂♂2♀♀2013.4.25,奄美大島瀬戸内町,2♂♂1♀
2019.11.1,沖縄県石垣島,1♀,荻野秀一

・テングチョウ  台湾亜種    Libythea lepita formosana Fruhstorfer, 1908


写真数: 1枚
(参考:台湾産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 センダングサなどの花によく集まる。この習性は,日本本土亜種にはあまり見られない習性である。
【雌  雄】 ♂は,翅頂部の突出部分の外縁との角度が約100度であるが,♀は,約90度になるので,雌雄を区別することができる。♀は,他の亜種とは違い,前翅中央の赤黄色斑の下部に小赤斑は現れない。
【食  草】 リュウキュウエノキ(ニレ科)
【生  態】 この亜種は,周年,記録が出ている。
【生息地】 この亜種は,八重山諸島で記録された。
【分  布】  種としては,日本以外では,パキスタン,アフガニスタン,インド南部,ヒマラヤ,インドシナ半島北部,中国の西部・東部,台湾に分布している。
 中国では,吉林省,遼寧省,河北省,山東省,河南省,江蘇省,安徽省,湖北省,浙江省,江西省,湖南省,福建省,広東省,広西區,雲南省,四川省,西蔵區に,別亜種 L.lepita chinensis が分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
八重山



































記録
(参考)2017.4.4,台湾台北市聖人瀑布,1♀

・ムラサキテングチョウ    Libythea geoffroy philippina Staudinger, 1889


写真数: 1枚
(参考:タイ産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶で,数例の記録があるだけである。
【雌  雄】 ♀は,前翅の翅表に白斑が現れるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 8月,9月に記録がある。
【生息地】 西表島,波照間島,与那国島で記録がある。
【分  布】  種としては,ベトナム,タイ,ビルマ,インド,スリランカ,中国,フィリピン,インドネシア,オーストラリアに分布している。
 中国では,海南省に分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
八重山



































記録


・アジアテングチョウ    Libythea narina luzonica Moore, [1901]


写真数: 1枚
(参考:タイ産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶で,1例の記録があるだけである。
【雌  雄】 ♀は,前翅の翅表に白斑が現れるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 6月に記録がある。
【生息地】 宮古島で記録がある。
【分  布】  種としては,ベトナム,タイ,ビルマ,インド,フィリピン,中国,インドネシア,ニューギニアに分布している。
 中国では,海南省に分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
八重山



































記録


・リュウキュウアサギマダラ    Ideopsis similis similis (Linnaeus, 1758)


写真数: 20枚


出現頻度
★★★★
分布域 と 記録地点
【特  徴】 樹林の周辺に生息し,ランタナ,センダングサなど,各種の花によく集まる。
【雌  雄】 雌雄同形で,生態写真で雌雄を区別することは難しいが,翅を開いている場合は,♀は後翅表面が茶褐色になるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 ツルモウリンカ・ホウライカモメズル(キョウチクトウ科)
【生  態】 年数回,発生し,周年,見ることができる。越冬態はない。
【生息地】  トカラ列島から八重山諸島にかけて分布している。
 2010年の12月下旬,鹿児島県の奄美大島では,雑木林の中に数百頭の集団が越冬していた。
【分  布】  種としては,日本以外では,インドシナ半島,インドネシア,中国の南西部・南部,台湾に分布している。
 台湾産は,日本産と同じ亜種である。
 中国では,雲南省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,湖北省,浙江省,海南省,福建省に分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録
2010.12.28,奄美大島住用町,多数exs.
2013.4.17,沖縄県石垣島バンナ岳,5exs.
2013.4.19,沖縄県西表島上原,6exs.
2013.4.22,奄美大島名瀬,2exs.
2013.11.9,沖縄県西表島,多数exs.,安中弘行
2015.11.6,沖縄県石垣島,1♀安中弘行
2016.12.30,沖縄県東村,1♀高月陽生
2021.11.29,沖縄県西表島,1♀三河和夫
2021.11.30,沖縄県西表島,1♀三河和夫
2021.12.2,沖縄県西表島,1♂,三河和夫
2022.10.6,沖縄県渡嘉敷島,1♂,三河和夫
2022.10.12,沖縄県大宜味村,1♀,三河和夫

・ユベンタヒメゴマダラ    Ideopsis juventa manillana (Moore, 1883)


写真数: 2枚
(参考:フィリピン産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶で,2例の記録があるだけである。
【雌  雄】 ♀は,前翅の翅表に白斑が現れるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 4月,9月に記録がある。
【生息地】 与那国島で記録がある。
【分  布】 種としては,インド,タイ,ベトナム,フィリピン,マレーシア,ボルネオ,インドネシア,ニューギニアに分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
八重山



































記録
(参考) 2018.3.11,フィリピン・ボホール島,1ex.,三河和夫

・コウトウマダラ (別名 スジグロシロマダラ)    Danaus melanippus edmondii (Lesson, 1837)


写真数: 2枚
(参考:フィリピン産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶,偶産蝶である。
【雌  雄】 ♂は,後翅裏面後角付近に黒色の性標があるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 各月に記録がある。
【生息地】 沖縄本島から八重山諸島にかけて記録が出ている。
【分  布】 種としては,インド東部,ビルマ,インドシナ,フィリピン,マレーシア,ボルネオ,インドネシア,セレベス,スマトラ,ジャワに分布している。台湾でも記録がある。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録
(参考) 2018.3.10,フィリピン・ボホール島,1♂,三河和夫

・カバマダラ    Danaus chrysippus chrysippus (Linnaeus, 1758)


写真数: 14枚


出現頻度
★★★☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 森林の周辺,畑地,荒地に生息し,センダングサ,ランタナなどの花によく集まる。
【雌  雄】 ♂は,後翅裏面中室付近の黒斑の中心部分が白い性標があるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 トウワタ・フウセントウワタ(キョウチクトウ科)
【生  態】 年数回,発生し,周年,見ることができる。越冬態はない。
【生息地】  奄美大島から八重山諸島にかけて分布している。台湾には,同じ亜種が生息している。
 2010年の夏,静岡県の浜松市北区のフウセントウワタの畑で大発生した。偶産蝶である。
 2015年には,高知県高知市,2018年には,愛知県豊橋市でも発生した。
 南西諸島では,各所で見られた。
【分  布】  種としては,日本以外では,アフガニスタン,パキスタン,インド,ヒマラヤ,インドシナ半島(シンガポールラオスタイ),フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,ニューギニア,オーストラリア北東部,中国の南西部・南部,台湾に分布している。
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,台湾や日本と同じ名義タイプ亜種が分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録
2010.9.23,静岡県浜松市北区,2♀♀,判家卓司
2013.4.15,沖縄県名護市名護岳,3♂♂2♀♀
2015.10.10,高知県室戸市室戸岬町,1♀,高月陽生

・スジグロカバマダラ    Danaus genutia genutia (Cramer, [1779])     名義タイプ亜種


写真数: 15枚


出現頻度
★★★☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 海岸近くの森林の周辺の荒地や畑地で見られ,センダングサ,ランタナなどの花によく集まる。驚くと高く舞い上がる習性は,アサギマダラに似ている。
【雌  雄】 ♂は,後翅裏面中室付近に黒色の性標があるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 リュウキュウガシワ・アマミイケマ(キョウチクトウ科)
【生  態】 年数回,発生し,周年,見ることができる。越冬態はない。
【生息地】  宮古島から八重山諸島にかけて分布している。
 石垣島,西表島では,各所で見られた。
【分  布】  種としては,日本以外では,アフガニスタン,パキスタン,インド,ヒマラヤ,インドシナ半島,ボルネオ島,インドネシア,オーストラリア北部,中国の南西部・南部,台湾に分布している。
 台湾には,日本と同じ亜種が生息している。
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,台湾や日本と同じ名義タイプ亜種が分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
八重山



































記録
2013.4.18,沖縄県西表島上原,1♀
2013.11.9,沖縄県西表島,多数exs.,安中弘行
2015.11.5,沖縄県石垣島,2♂♂,安中弘行
2017.4.18,沖縄県石垣島,1♂,安中弘行
2017.11.1,沖縄県石垣島,1♂1♀,安中弘行
2019.11.5,沖縄県石垣島,1♂2♀♀,安中弘行

・オオカバマダラ    Danaus plexippus plexippus (Linnaeus, 1758)


写真数: 2枚
(参考:ハワイ産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶,偶産蝶である。緩やかに飛び,飛翔力が高く,アメリカ大陸での大移動は有名である。
【雌  雄】 ♂は,後翅裏面後角付近に黒色の性標があるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 夏季に記録がある。
【生息地】 沖縄本島から八重山諸島にかけて記録が出ている。奄美大島,小笠原諸島でも記録がある。
【分  布】  種としては,ビルマ,インドシナ,フィリピン,中国,マレーシア,ボルネオ,インドネシア,セレベス,スマトラ,ジャワ,ニューギニア,オーストラリア,ハワイ島に記録があるが,定着しているのは,ニューギニア,オーストラリアだけで,他は偶産蝶の可能性が高い。台湾でも記録が出たが,最近はない。
 中国では,広東省で記録がある。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録
(参考)2017.7.1,ハワイ・オアフ島,1♂,足立幸子

・ウスコモンマダラ   名義タイプ亜種    Tirumala limniace limniace (Cramer, [1775])


写真数: 2枚
(参考:台湾産)


出現頻度
★★☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  迷蝶,偶産蝶である。緩やかに飛び,各種の花に集まる。
 日本では,次の2亜種が記録されている。
   名義タイプ亜種 T.limniace limniace (Cramer, [1775])
   フィリピン亜種 T.limniace orestilla (Fruhstorfer, 1910)
【雌  雄】 ♂は,後翅裏面後角付近に黒色の性標があるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 トウワタ・タイワンタシロカズラ(キョウチクトウ科)
【生  態】 各月に記録がある。
【生息地】 八重山諸島では,定着しつつある。関西から沖縄本島まで,多くの記録が出ている。
【分  布】  種としては,アフガニスタン,パキスタン,インド,ヒマラヤ,インドシナ半島フィリピン,インドネシア,中国の南西部・南部,台湾に分布している。
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,台湾や日本と同じ名義タイプ亜種が分布している。
【近似種】  コモンマダラに似ているが,後翅裏面の色が明るい褐色になること,後翅裏面中室の薄青色斑が太くなることで区別することができる。
 ミナミコモンマダラに似ているが,本種は,前翅中室の前縁側のひょうたん型の斑紋が大きく,その基部側を結んだ線は,前翅の後角部に向かうが,ミナミコモンマダラは,前縁側に向かうので,区別することができる。
発生期

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
八重山



































記録
(参考)2016.5.18,台湾太平山鳩之澤,♂(参考)2018.4.26,台湾台北市動物園探索谷,1♀

・ウスコモンマダラ   フィリピン亜種    Tirumala limniace orestilla (Fruhstorfer, 1910)


写真数: 1枚
(参考:フィリピン産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  迷蝶である。
 台湾亜種に比べて,フィリピン亜種は青白斑が白化する。
【雌  雄】 ♂は,後翅裏面後角付近に黒色の性標があるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 2018年6月16日に記録された。
【生息地】 石垣島で記録された。。
【分  布】  種としては,アフガニスタン,パキスタン,インド,ヒマラヤ,インドシナ半島フィリピン,インドネシア,中国の南西部・南部,台湾に分布している。
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,台湾や日本と同じ名義タイプ亜種が分布している。
【近似種】  コモンマダラに似ているが,後翅裏面の色が明るい褐色になること,後翅裏面中室の薄青色斑が太くなることで区別することができる。
 ミナミコモンマダラに似ているが,本種は,前翅中室の前縁側のひょうたん型の斑紋が大きく,その基部側を結んだ線は,前翅の後角部に向かうが,ミナミコモンマダラは,前縁側に向かうので,区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
八重山



































記録
2018.6.16,沖縄県石垣島,1♂,下村卓見

・ミナミコモンマダラ    Tirumala hamata orientalis (Semper, 1879)


写真数: 6枚


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶,偶産蝶である。緩やかに飛び,各種の花に集まる。
【雌  雄】 ♂は,後翅裏面後角付近に黒色の性標があるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 各月に記録がある。
【生息地】 鹿児島県以南で記録が出ている。伊豆の御蔵島でも記録がある。
【分  布】 種としては,フィリピン,セレベス,ジャワ,チモール,アンボン,ニューギニア,ガダルカナル,オーストラリアに分布している。台湾でも迷蝶を私が記録し,他にも記録が出た。
【近似種】
 ウスコモンマダラに酷似するが,本種は,黄色線が楕円斑を2分するがウスコモンマダラは2分せず,接するだけであること,後翅中室の白青斑が発達すること,後翅裏面の前縁の白青斑が長くなることで,区別することができる。
 
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録
2019.11.26,沖縄県石垣島,1♂,安中弘行

・コモンマダラ    Tirumala septentrionis septentrionis (Butler, 1874)


写真数: 2枚
(参考:台湾産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶,偶産蝶である。緩やかに飛び,各種の花に集まる。
【雌  雄】 ♂は,後翅裏面後角付近に黒色の性標があるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 各月に記録がある。
【生息地】 沖縄本島以南で記録が出ている。九州,山口県でも記録がある。
【分  布】  種としては,アフガニスタン,パキスタン,インド,ヒマラヤ,インドシナ半島,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,ニューギニア,オーストラリア北東部,中国の南西部・南部,台湾に分布している。
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,台湾や日本と同じ名義タイプ亜種が分布している。
【近似種】 ウスコモンマダラ,ミナミコモンマダラに似ているが,本種は,裏面全体がやや濃い褐色になること,後翅裏面中室の薄青色斑が細長くなることや裏面の斑紋が全体的に青みを帯びることで区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録
(参考)2016.5.22,台湾羅東寒溪,1♂(参考)2017.8.17,台湾南投縣本部溪,1♀

・ニセミナミコモンマダラ    Tirumala ishmoides sontinus (Fruhstorfer, 1911)


写真数: 1枚
(参考:フィリピン産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶,偶産蝶である。緩やかに飛び,各種の花に集まる。
【雌  雄】 ♂は,後翅裏面後角付近に黒色の性標があるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 夏に多くの記録が出ている。
【生息地】 沖縄本島から八重山諸島で記録がある。
【分  布】 種としては,フィリピン,セレベス,ジャワ,チモール,ニューギニア,オーストラリアに分布している。韓国でも記録がある。
【近似種】 ミナミコモンマダラに似るが,本種は,前翅表面後縁部の斑紋が連続し,亜外縁の青白点はあまり発達せず,後翅表面中室の青白斑の中央には,黒条がないか,小さいので,区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録


・ヒメアサギマダラ   台湾亜種   Parantica aglea maghaba (Fruhstorfer, 1909)


写真数: 14枚


出現頻度
★★★☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶,偶産蝶であるが,最近は,かなりの数の個体が記録されている。緩やかに飛び,各種の花に集まる。
【雌  雄】 ♂は,後翅裏面後角付近に黒色の性標があり,後翅亜外縁の青白斑の並びが途切れるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 ヨナグニカモメズル(キョウチクトウ科)
【生  態】 各月に記録が出ている。
【生息地】 八重山諸島で発生している。越冬態はない。
【分  布】  種としては,インド,ヒマラヤ,インドシナ半島(ラオスタイ),インドネシア,中国の南西部・南部,台湾に分布している。
 日本産と台湾産は,同じ亜種である。
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に分布している。海南省に分布しているものは,別亜種 P.aglea grammica で,それ以外は,別亜種 P.aglea phormis である。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
八重山



































記録
2013.11.9,沖縄県西表島,1♂,安中弘行
2015.9.21,沖縄県西表島,1♂,足立幸子
2015.11.7,沖縄県西表島,1♂1♀,安中弘行
2016.10.24,沖縄県西表島,1♀,安中弘行
2016.11.24,沖縄県西表島,1♂,安中弘行
2017.7.4,沖縄県石垣島,1♂,安中弘行
2019.11.7,沖縄県石垣島,1♂,安中弘行
2021.11.24,沖縄県石垣島,1♀,三河和夫
2021.11.29,沖縄県西表島,1♂,三河和夫
2021.12.2,沖縄県西表島,1♀,三河和夫



・ルソンアサギマダラ    Parantica luzonensis luzonensis (C. Felder et R. Felder, 1863)


写真数: 1枚
(参考:フィリピン産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶,偶産蝶である。緩やかに飛び,各種の花に集まる。
【雌  雄】 ♂は,後翅裏面後角付近に性標があるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 夏から秋にかけて記録が出ている。
【生息地】 奄美大島,石垣島,西表島,与那国島で記録がある。
【分  布】 種としては,フィリピン,セレベス,ジャワ,チモール,ニューギニア,オーストラリアに分布している。台湾でも記録がある。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録


・タイワンアサギマダラ   名義タイプ亜種,台湾亜種    Parantica swinhoei swinhoei (Moore, 1883)


写真数: 1枚
(参考:台湾産)


出現頻度
★★☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶,偶産蝶である。緩やかに飛び,各種の花に集まる。
【雌  雄】 ♂は,後翅裏面後角付近に黒色の性標があるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 キジョラン・ツルモウリンカ(キョウチクトウ科)
【生  態】 春から夏にかけて多くの記録が出ている。
【生息地】 沖縄本島から八重山諸島にかけて記録が多く,奄美大島,屋久島,種子島,九州の各地,和歌山県でも記録が出ている。
【分  布】  種としては,インド北部,ヒマラヤ,インドシナ半島,ボルネオ島,インドネシア,中国の南西部・南部,台湾に分布している。
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,いくつかの亜種が分布している。
【近似種】 アサギマダラに似ているが,本種は,前翅裏面翅頂のアサギ色の長い斑紋が細くなることで区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録
(参考)2019.7.10,台湾花蓮市碧緑,1♂

・アサギマダラ   日本亜種   Parantica sita niphonica (Moore, 1883)


写真数: 95枚


出現頻度
★★★☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  フジバカマ,センダングサ,ランタナなどの花によく集まる。驚くと高く舞い上がる習性がある。
 本土で夏を過ごした個体は,秋になると南下し,南西諸島で越冬する。そして,世代を繰り返しながら北上する。
 東海地方では,例年は,10月上旬から中旬にかけて渡りをするが,2019年は秋になっても気温が下がらず,渡りが遅れ,南下が見られたのは10月中旬からで,11月上旬になっても見られた。
 2021年は,高知県で11月23日に複数の個体が撮影され,さらに南下が遅くなっている現象が観察された。
【雌  雄】 ♂は,後翅裏面後角付近に黒色の性標があるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 キジョラン・イケマ・オオカモメズル・サクララン(キョウチクトウ科)
【生  態】  八重山諸島では,年5〜6回,発生し,周年,見ることができ,越冬態はない。
 寒冷地では,年2回,発生し,5月中旬〜8月に見ることができ,南下して温暖な地で,成虫で越冬する。
【生息地】  北海道南部から八重山諸島にかけて広く分布している。礼文島,帯広市でも記録がある。
 愛知県では,渥美半島が紀伊半島への秋の渡りの経路になっており,石巻山,蔵王山周辺には,多数の個体が見られる。
【分  布】  種としては,日本以外では,インド北部,ヒマラヤ,インドシナ半島,インドネシア,中国,台湾に分布している。
 台湾には,日本産と同じ亜種が生息している。
 中国では,吉林省,遼寧省,河北省,山東省,河南省,江蘇省,安徽省,湖北省,浙江省,江西省,湖南省,福建省,広東省,広西區,雲南省,四川省,西蔵區に,いくつかの亜種が分布している。
【近似種】 タイワンアサギマダラに似ているが,本種は,前翅裏面翅頂のアサギ色の長い斑紋が太くなることで区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島




































太平洋沿岸




































寒冷地




































記録
1976.7.13,愛知県岡崎市下青野町,1♂
1980.10.2,愛知県岡崎市中園町,1ex,村田文彦
1981.10.10,愛知県岡崎市山綱町,1♂
1992.10.18,愛知県岡崎市本宿町,1♂,松井直人
1993.7.21,愛知県岡崎市本宿町,1♂,松井直人
1993.10.9,愛知県岡崎市本宿町,1♂,松井直人
2000.10.11,愛知県岡崎市井田町,1♀
2001.7.21,山梨県増富鉱泉,1♂1♀
2001.10.18,愛知県岡崎市才栗町,1ex.,鈴木 忍
2002.8.24,愛知県岡崎市日名西町,1♂
2003.10.8,愛知県三ヶ根山,多数exs., 尾藤輝夫
2005.9.29,神奈川県川崎市,1♂1♀,中川紀世
2006.8.19,長野県池の平湿原,1♀,中川紀世
2006.10.1,愛知県岡崎市秦梨町,2♂♂
2006.10.16,愛知県岡崎市秦梨町,1♂
2007.10.10,愛知県岡崎市秦梨町,4♂♂1♀
2008.10.12,愛知県岡崎市秦梨町,5♂♂
2008.10.15,愛知県岡崎市秦梨町,15♂♂
2008.10.23,愛知県岡崎市秦梨町,4♂♂
2009.10.9,愛知県岡崎市秦梨町,3♂♂1♀
2009.10.16,愛知県岡崎市秦梨町,2♂♂
2009.10.19,愛知県岡崎市秦梨町,1♂
2010.8.18,長野県乗鞍高原三本滝,1♂
2010.10.11,愛知県岡崎市池金町,1♂
2013.4.15,沖縄県名護市名護岳,2♂♂2♀♀
2013.4.22,奄美大島名瀬,2♀♀
2015.9.22,愛知県岡崎市保母町,1♀
2015.10.8,愛知県岡崎市小呂町,1♂
2015.10.12,愛知県岡崎市小呂町,1♂
2015.10.17,愛知県岡崎市小呂町,1♀
2015.11.6,沖縄県石垣島,1ex.,安中弘行
2018.8.1,愛知県岡崎市桑谷町,1♂
2018.9.28,愛知県岡崎市桑谷展望地,4♂♂2♀♀
2018.10.2,愛知県岡崎市桑谷展望地,3♂♂1♀
2018.10.10,愛知県田原市蔵王山,4♂♂
2018.10.16,長野県根羽村,1♂
2018.10.17,愛知県田原市蔵王山,1♂
2018.10.24,愛知県田原市蔵王山,4♂♂2♀♀
2018.10.29,愛知県新城市,1♀
2019.10.13,高知県高知市,1♂,高月陽生
2019.10.14,高知県高知市,3♂♂,高月陽生
2019.10.15,愛知県蒲郡市坂本町,2♂♂3♀♀
2019.10.28,愛知県田原市蔵王山,1♂3♀♀
2019.11.5,愛知県田原市蔵王山,3♂♂1♀
2019.11.23,高知県室戸市,1♀,高月陽生
2020.8.10,福島県北塩原村,3♂♂,大橋豊嗣
2020.10.18,高知県香美市,1♂,高月陽生
2020.10.18,高知県香南市,1♂,高月陽生
2020.10.20,愛知県田原市蔵王山,2♂♂2♀♀
2020.11.18,愛知県西尾市三ヶ根山,1♂
2021.7.21,長野県開田高原,1♂
2021.7.24,長野県諏訪市八島ヶ原湿原,3♂♂
2021.7.25,青森県三戸郡,1♂,三河和夫
2021.8.4,山梨県山梨市,1♂,大橋豊嗣
2021.8.5,青森県三戸郡,1♀,三河和夫
2021.10.8,愛知県岡崎市鳥川町,8♂♂
2021.10.8,高知県室戸市,1♀,高月陽生
2021.10.8,愛知県岡崎市鳥川町,8♂♂
2021.10.15,愛知県田原市蔵王山,2♂♂
2021.10.20,愛知県東海市石根山,5♂♂
2021.10.23,高知県香美市,2♂♂1♀,高月陽生
2021.11.6,高知県香南市,1♂,高月陽生
2021.11.7,高知県高知市,1♂,高月陽生
2021.11.23,高知県室戸市,2♀♀,高月陽生
2021.11.25,沖縄県石垣島,1♂1♀,三河和夫
2021.11.26,沖縄県石垣島,1♀,三河和夫
2022.5.19,高知県香美市,1♂,高月陽生
2022.5.22,高知県香美市,1♀,高月陽生
2022.6.23,長野県飯田市,1♂
2022.8.8,岩手県洋野町,1♀,三河和夫
2022.6.23,長野県浪合村,2♀♀2022.7.25,長野県上高地,1♂1♀
2022.11.27,高知県室戸市,1♀,高月陽生



シロアサギマダラ    Parantica vitrina vitrina (C. Felder et R. Felder, 1861)


写真数: 1枚
(参考:フィリピン産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶で,1例が記録されているだけである。
【雌  雄】 ♀は,翅形が丸くなるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 6月に記録が出ている。
【生息地】 与那国島で記録がある。
【分  布】 種としては,フィリピに分布しているが,詳細は不明である。香港でも記録が出ている。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
八重山



































記録


シロオビマダラ    Euploea camaralzeman cratis Butler, 1866


写真数: 2枚
(参考:台湾産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶,偶産蝶である。緩やかに飛び,各種の花に集まる。
【雌  雄】 ♀は,翅表の白斑が大きくなるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 5月から秋にかけて記録が出ている。
【生息地】 奄美大島から八重山諸島にかけて記録がある。
【分  布】 種としては,インドシナ半島,フィリピン,ボルネオ島,インドネシアに分布し,台湾ても記録がある。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録
(参考)2016.3.9,台湾台東縣蘭嶼,1♀

ガランピマダラ    Euploea core godartii Lucas, 1853


写真数: 1枚
(参考:フィリピン産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶,偶産蝶である。緩やかに飛び,各種の花に集まる。
【雌  雄】 ♂は,前翅後縁は丸く張り出し,♀は,前翅後縁が直線状になるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 5月から秋にかけて記録が出ている。
【生息地】 奄美大島から八重山諸島にかけて記録がある。
【分  布】  種としては,インド,スリランカ,ビルマ,インドシナ,中国,マレーシア,フィリピン,スマトラ,ジャワに分布し,台湾の澎湖諸島では,定着してきている。
 中国では,雲南省,広西區,広東省,海南省に分布している。
【近似種】 ルリマダラに似ているが,翅頂付近が紫白色の霜降り状の斑紋になっているので,区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録


クロイワマダラ    Euploea swainson swainson (Godart, [1824])


写真数: 1枚
(参考:フィリピン産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶,偶産蝶である。緩やかに飛び,各種の花に集まる。
【雌  雄】 ♂は,前翅に性標があり,後縁は丸く張り出し,♀は,前翅後縁が直線状になるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 秋に記録が出ている。
【生息地】 沖縄本島から八重山諸島にかけて記録がある。
【分  布】 種としては,フィリピン,スールー諸島,セレベスに分布し,台湾でも記録がある。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録


ルリマダラ   台湾亜種   Euploea sylvester swinhoei Wallace & Moore,1866


写真数: 1枚
(参考:台湾産)

出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶,偶産蝶である。緩やかに飛び,各種の花に集まる。
【雌  雄】 ♂は,前翅に性標があり,後縁は丸く張り出し,♀は,前翅後縁が直線状になるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 6月から秋に記録が出ている。
【生息地】 奄美大島から八重山諸島にかけて記録がある。日本本土の鹿児島県でも記録がある。
【分  布】  種としては,インド南部,インドシナ半島,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,ニューギニア,オーストラリア北部,中国の南西部・南部,台湾に分布している。
 中国では,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,別亜種 E.sylvester nica が分布している。
【近似種】 マルバネルリマダラに似ているが,本種は,前翅表面の♂の性標が2列になること,前翅裏面の中室に3つの白斑があること,後翅裏面の亜外縁の白点列は1列になることで区別することができる。  
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録
(参考)2019.7.19,台湾陽明山大屯自然公園,1♀

ルリマダラ   フィリピン亜種   Euploea sylvester laetifica Butler, 1866  


写真数: 1枚
(参考:フィリピン産)

出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶,偶産蝶である。緩やかに飛び,各種の花に集まる。
【雌  雄】 ♂は,前翅に性標があり,後縁は丸く張り出し,♀は,前翅後縁が直線状になるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 7月,9月に記録が出ている。
【生息地】 八重山諸島で記録がある。
【分  布】  種としては,インド南部,インドシナ半島,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,ニューギニア,オーストラリア北部,中国の南西部・南部,台湾に分布している。
 中国では,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,別亜種 E.sylvester nica が分布している。
【近似種】 マルバネルリマダラに似ているが,本種は,前翅表面の♂の性標が2列になること,前翅裏面の中室に3つの白斑があること,後翅裏面の亜外縁の白点列は1列になることで区別することができる。  
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録



・ツマムラサキマダラ   台湾亜種   Euploea mulciber barsine Fruhstorfer, 1904


写真数: 22枚


出現頻度
★★★☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 前翅が長い蝶で,青色の斑紋が輝く美しい蝶である。センダングサなどの花によく集まる。
【雌  雄】 ♀は,後翅裏面に白線が発達するので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 リュウキュウテイカカズラ(キョウチクトウ科),ベンジャミン(クワ科)
【生  態】 年数回,発生し,周年,見ることができる。越冬態はない。
【生息地】  奄美大島から八重山諸島にかけて分布している。
 沖縄本島の名護岳で見られたが少なかった。
【分  布】  種としては,日本以外では,インド,ヒマラヤ,インドシナ半島(マレーシアシンガポールラオスタイ),フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,中国の南西部・南部,台湾に分布している。
 台湾には,同じ亜種が生息している。
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,名義タイプ亜種 E.mulciber mulciber が分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録
2013.4.15,沖縄県名護市名護岳,1♀
2013.11.9,沖縄県西表島,2♂♂,安中弘行
2015.9.24,沖縄県沖縄本島今帰仁村,1♂,安中弘行
2015.12.4,沖縄県石垣島,1♀,安中弘行
2017.7.4,沖縄県石垣島,2♂♂1♀,安中弘行
2019.9.24,沖縄県沖縄本島今帰仁村,1♂,安中弘行
2021.11.26,沖縄県石垣島,1蛹,三河和夫
2021.12.3,沖縄県石垣島,1♀,三河和夫
2022.10.9,沖縄県南城市,1♀,三河和夫
2022.10.11,沖縄県大宜味村,1♂,三河和夫



マサキルリマダラ   台湾亜種   Euploea tulliolus koxinga Fruhstorfer, 1908


写真数: 1枚
(参考:台湾産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  迷蝶,偶産蝶である。緩やかに飛び,各種の花に集まる。
 日本では,次の2亜種が記録されている。
   フィリピン亜種 E.tulliolus pollita Erichson, 1834
   台湾亜種 E.tulliolus koxinga Fruhstorfer, 1908
【雌  雄】 ♂は,前翅に性標があり,後縁は丸く張り出し,♀は,前翅後縁が直線状になるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 6月,7月に記録が出ている。
【生息地】 奄美大島から八重山諸島にかけて記録がある。
【分  布】  種としては,インドシナ半島,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,ニューギニア,オーストラリア北部,中国の南西部・南部,台湾に分布している。
 中国では,広西區,広東省,海南省に,別亜種 E.tulliolus hainana が分布している。
【近似種】 マルバネルリマダラに似ているが,本種は,マダラチョウ類の中で最も小型であること,後翅裏面の亜外縁の2列の白点列の幅は,後翅の大きさに比べて幅が広いことで区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録
(参考)2017.12.30,台湾屏東縣霧台郷,1♂,飯田晋一郎

マサキルリマダラ   フィリピン亜種    Euploea tulliolus pollita Erichson, 1834


写真数: 1枚
(参考:フィリピン産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  迷蝶である。緩やかに飛び,各種の花に集まる。
 台湾亜種に比べて,フィリピン亜種は,前翅表面の翅頂付近の白斑が良く発達する。
【雌  雄】 ♂は,前翅に性標があり,後縁は丸く張り出し,♀は,前翅後縁が直線状になるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 夏から秋に記録が出ている。
【生息地】 南西諸島に記録がある。
【分  布】  種としては,インドシナ半島,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,ニューギニア,オーストラリア北部,中国の南西部・南部,台湾に分布している。
 中国では,広西區,広東省,海南省に,別亜種 E.tulliolus hainana が分布している。
【近似種】 マルバネルリマダラに似ているが,本種は,マダラチョウ類の中で最も小型であること,後翅裏面の亜外縁の2列の白点列の幅は,後翅の大きさに比べて幅が広いことで区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録


クルークルリマダラ    Euploea klugii erichsonii C. Felder et R. Felder, [1865]


写真数: 1枚
(参考:マレーシア産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶である。大型のルリマダラ類で,緩やかに飛び,各種の花に集まる。 
【雌  雄】 ♂は,前翅に性標があり,後縁は丸く張り出し,♀は,前翅後縁が直線状になるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 夏に記録が出ている。
【生息地】 八重山諸島で記録が出ている。沖永良部島でも記録がある。
【分  布】  種としては,インド,タイ,マレーシア,ジャワ,ボルネオ,フィリピン,中国に分布している。台湾でも記録がある。
 中国では,雲南省,海南省に分布している。
【近似種】 マルバネルリマダラに似ているが,本種は,前翅の翅形が尖るので,区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
八重山



































記録


マルバネルリマダラ  台湾亜種  偶産蝶    Euploea eunice hobsoni (Butler, [1878])


写真数: 20枚


出現頻度
★★☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  迷蝶,偶産蝶である。緩やかに飛び,各種の花に集まる。
 日本では,次の2亜種が記録されている。
   台湾亜種 E.eunice hobsoni (Butler, [1878])
   名義タイプ亜種, フィリピン亜種 E.eunice eunice (Godart, 1819)
【雌  雄】 ♂は,前翅に性標があり,後縁は丸く張り出し,♀は,前翅後縁が直線状になるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 ホソバムクイヌビワ・ガジュマル(クワ科)
【生  態】 夏から秋に記録が出ている。
【生息地】 奄美大島から八重山諸島にかけて記録が多く,九州,四国,本州でも記録がある。
【分  布】  種としては,インドシナ半島,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,ニューギニア,オーストラリア北部,中国の南西部・南部,グァム台湾に分布している。
 中国では,広西區,広東省,海南省に,台湾や日本と同じ亜種が分布している。
【近似種】 ルリマダラ,マサキルリマダラに似ているが,本種は,前翅表面の♂の性標が1列になること,後翅裏面の亜外縁の白点列は2列になり,後翅の大きさに比べて幅が狭いことることで区別することができる。 
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録
2015.11.6,沖縄県石垣島,2♂♂,安中弘行
2015.11.19,沖縄県石垣島,1♀,松井慶夫
2019.11.6,沖縄県石垣島,3♀♀,安中弘行
2021.10.26,沖縄県石垣市,1♂,荻野秀一



マルバネルリマダラ  名義タイプ亜種, フィリピン亜種  迷蝶    Euploea eunice eunice (Godart, 1819)


写真数: 1枚
(参考:フィリピン産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  迷蝶である。緩やかに飛び,各種の花に集まる。
 フィリピン亜種は,台湾亜種に比べて,♂♀とも,前翅表面の後縁付近の青白斑が発達する。
【雌  雄】 ♂は,前翅に性標があり,後縁は丸く張り出し,♀は,前翅後縁が直線状になるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 夏から秋に記録が出ている。
【生息地】 南西諸島で記録がある。
【分  布】  種としては,インドシナ半島,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,ニューギニア,オーストラリア北部,中国の南西部・南部,グァム台湾に分布している。
 中国では,広西區,広東省,海南省に,台湾や日本と同じ亜種が分布している。
【近似種】 ルリマダラ,マサキルリマダラに似ているが,本種は,前翅表面の♂の性標が1列になること,後翅裏面の亜外縁の白点列は2列になり,後翅の大きさに比べて幅が狭いことることで区別することができる。 
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録


シロモンルリマダラ    Euploea radamanthus radamanthus (Fabricius, 1793)


写真数: 1枚
(参考:ラオス産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶で,1例があるのみである。
【雌  雄】 ♂は,後縁は丸く張り出し,♀は,前翅後縁が直線状になるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 7月に記録が出ている。
【生息地】 沖縄本島で記録がある。
【分  布】  種としては,インド北部,アッサム,ビルマ,ラオス,マレー半島,スマトラ,ジャワ,ボルネオ,中国に分布している。
 中国では,雲南省,海南省に分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録


ミダムスルリマダラ    Euploea midamus midamus (Linnaeus, 1758)


写真数: 1枚
(参考:マレーシア産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶である。大型のマダラチョウ類である。
【雌  雄】 ♂は,後縁は丸く張り出し,♀は,前翅後縁が直線状になるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 6月〜10月に記録が出ている。
【生息地】 八重山諸島で記録がある。屋久島,沖永良部島でも記録がある。
【分  布】  種としては,インドシナ半島,アッサム,ビルマ,マレー半島,フィリピン,スマトラ,ジャワ,ボルネオ,中国に分布している。
 中国では,広東省,広西區,雲南省,海南省,浙江省に分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
八重山



































記録


・オオゴマダラ  沖縄本島・台湾亜種    Idea leuconoe clara (Butler, 1867)


写真数: 9枚


出現頻度
★★☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  大型のマダラチョウで,樹間,樹上,花畑を優雅に飛ぶ。ランタナなどの花によく集まる。
 日本には,次の2亜種がある。
   沖縄本島・台湾亜種 I.leuconoe clara (Butler, 1867)
   八重山亜種 I.leuconoe riukiuensis (Holland, 1893)
 沖縄本島・台湾亜種は,黒斑が良く発達する。
 次の地域では,法律で採集禁止種に指定されている。
鹿児島県大島郡喜界町(町)
【雌  雄】 雌雄同形で,雌雄を区別することは難しい。
【食  草】 ホウライカガミ(キョウチクトウ科)
【生  態】 年数回,発生し,周年,見ることができる。越冬態はない。
【生息地】  この亜種は,奄美群島から沖縄本島にかけて分布している。台湾には,同じ亜種が生息している。
 沖縄本島の名護岳で見られた。名護岳では,大きな谷の樹上を数頭の個体が飛び回っている様子を見ることができた。
【分  布】 種としては,日本以外では,マレーシア,シンガポール,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,台湾の本島台湾の緑島に分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録
2013.4.15,沖縄県名護市名護岳,6exs.
2016.7.2,沖縄県沖縄本島中城村,3exs.,安中弘行
2018.3.17,沖縄県沖縄本島久高島,1ex,杉坂和俊

・オオゴマダラ  八重山亜種    Idea leuconoe riukiuensis (Holland, 1893)


写真数: 8枚


出現頻度
★★☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  大型のマダラチョウで,樹間,樹上,花畑を優雅に飛ぶ。ランタナなどの花によく集まる。
 この亜種は,黒斑が小さくなり,後翅の亜外縁にある黒斑でその特徴が顕著になる。
【雌  雄】 雌雄同形で,雌雄を区別することは難しい。
【食  草】 ホウライカガミ(キョウチクトウ科)
【生  態】 年数回,発生し,周年,見ることができる。越冬態はない。
【生息地】  この亜種は,八重山諸島に分布している特産亜種である。
 石垣島のバンナ岳で見ることができたが,数は少なかった。沖縄本島や台湾で見られる亜種clara よりも翅表の黒斑が小さくなる。
【分  布】 種としては,日本以外では,マレーシア,シンガポール,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,台湾の本島台湾の緑島に分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
八重山



































記録
2013.4.17,沖縄県石垣島バンナ岳,2exs.
2015.11.7,沖縄県西表島,2exs.,安中弘行
2017.4.18,沖縄県石垣島,3exs.,安中弘行
2017.7.14,沖縄県石垣島,2exs.,安中弘行
2021.11.29,沖縄県西表島,1ex.,三河和夫


ドクチョウ亜科・カバタテハ亜科 は,ここをクリックすると見ることができます

イチモンジチョウ亜科 は,ここをクリックすると見ることができます

タテハチョウ亜科 は,ここをクリックすると見ることができます

コムラサキ亜科・フタオチョウ亜科・クビワチョウ亜科 は,ここをクリックすると見ることができます

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