日本の蝶 <タテハチョウ科- タテハチョウ亜科


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・ヒョウモンモドキ    Melitaea scotosia Butler, 1878


写真数: 10枚


出現頻度
☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  山地の湿原の周辺に生息し,地上近くを低く飛ぶ習性がある。
 種の保存法で採集禁止種に指定されている。
【雌  雄】 ♀は,翅形が丸く,翅表の地色が薄くなり,黒斑が発達するので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 ノアザミ・サワアザミ・マアザミ・キセルアザミ・タムラソウ(キク科)
【生  態】  年1回,発生し,暖地では,6月上旬〜7月に見られる。
 寒冷地では,7月上旬〜8月上旬に見られる。幼虫で越冬する。
【生息地】  本州に分布するが,日本で最も絶滅が危ぶまれている種の一つである。
 茨城県,千葉県,岐阜県,愛知県,兵庫県,鳥取県では,絶滅した。その他の生息している福島県,群馬県,山梨県,長野県,岡山県,広島県,島根県では,絶滅危惧T類に指定されている。
 環境省のレッドデータでは,絶滅危惧IA類(CR)に指定されている。
【分  布】  種としては,日本以外では,中国の北部,モンゴル,朝鮮半島に分布している。
 中国では,黒竜江省,吉林省,遼寧省,河北省,山東省,山西省,陳西省,甘粛省,河南省,新疆ウィグル自治區に分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
暖  地



































寒冷地



































記録
1989.6.28,広島県東広島市,1♂2♀♀,安中弘行
2014.6.15,広島県,2♂♂1♀,足立幸子
・ウスイロヒョウモンモドキ    Melitaea protomedia Menetries, 1858


写真数: 7枚


出現頻度
☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  山地の乾燥草原に多く生息するが,湿原の周辺にも生息し,地上近くを低く飛ぶ習性がある。
 標高の低い場所で発生する個体は,大型になる傾向がある。
 種の保存法で採集禁止種に指定されている。
【雌  雄】 ♀は,翅形が丸く,翅表の地色が薄くなり,黒斑が発達するので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 カノコソウ・オミナエシ・オトコエシ(スイカズラ科)
【生  態】  年1回,発生し,暖地では,6月中旬〜7月に見られる。
 高標高地では,7月中旬〜8月中旬に見られる。幼虫で越冬する。
【生息地】  本州の関西地方に分布するが,日本で最も絶滅が危ぶまれている種の一つである。
 兵庫県,鳥取県,岡山県,広島県,島根県では,絶滅危惧T類に指定されている。
【分  布】  種としては,日本以外では,シベリア,中国の北部,モンゴル,アムール,朝鮮半島に分布している。
 中国では,黒竜江省,吉林省,遼寧省,河北省,山東省,山西省,陳西省,雲南省,甘粛省,河南省,新疆ウィグル自治區に分布している。
 環境省のレッドデータでは,絶滅危惧IA類(CR)に指定されている。
【近似種】 コヒョウモンモドキに似るが,本種は,後翅裏面の外縁にある黄色帯が第5・6室付近で中室側に広がるので,区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
暖  地




































高標高地



































記録
2011.7.10,兵庫県養父市,3♂♂,安中弘行

・コヒョウモンモドキ    Melitaea ambigua niphona Butler, 1878


写真数: 28枚


出現頻度
☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  山地の周辺の草原や林間の草地に生息し,地上近くを低く飛ぶ習性がある。
 次の地域では,法律で採集禁止種に指定されている。
山梨県全域(県)
【雌  雄】 ♀は,大型になり,翅表に黒斑が発達し,裏面の地色は♂よりも淡くなるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 クガイソウ・ヒメトラノオ(オオバコ科)
【生  態】 年1回,発生し,6月下旬〜8月上旬に見られる。幼虫で越冬する。
【生息地】  本州の標高900m〜2000mの場所に生息する。
 栃木県,埼玉県では,絶滅した。群馬県,新潟県,富山県では,絶滅危惧T類に指定されている。
 長野県では,各所に発生地があったが,最近は激減している。
 環境省のレッドデータでは,絶滅危惧IB類(EN)に指定されている。
【分  布】  種としては,日本以外では,西ヨーロッパ,ロシア,中国の北部,アムール,モンゴル,朝鮮半島に分布している。
 中国では,黒竜江省,吉林省,遼寧省に分布している。
【近似種】 ウスイロヒョウモンモドキに似るが,本種は,後翅裏面の外縁にある黄色帯がほぼ同じ幅なので,区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
寒冷地



































記録
2013.7.10,長野県木曾郡,1♀,松井慶夫
2014.6.29,長野県北安曇郡,1♂1♀,関戸裕靖
2016.7.1,長野県木曾郡,1♂,松井慶夫
2017.7.2,長野県木曾郡,1♂,松井慶夫
2017.8.6,長野県木曽郡,1♀,関戸裕靖
2019.7.2,長野県北安曇郡,1♂,関戸裕靖
2019.7.23,長野県諏訪市,1♂,関野祥子
2022.7.2,長野県木曾郡,1♀,松井慶夫
2022.7.7,長野県木曾郡,2♀♀

・アカマダラ   Araschnia levana obscura Fenton, [1882]

夏型 ♂
写真数: 20枚

春型 ♀
出現頻度
★★☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 平地や低山地に生息しているが,発生地は限られる。春型と夏型があり,春型は赤黄色斑が発達するので別種と思えるほどである。
【雌  雄】 ♀は,翅形が丸くなるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 エゾイラクサ・ホソバイラクサ(イラクサ科)
【生  態】 年2回,発生し,4月中旬〜9月中旬に見られる。蛹で越冬する。
【生息地】 北海道のみに分布している。7月下旬の阿寒湖周辺では,サカハチチョウは,所々で見られたが,本種は少なかった。
【分  布】  種としては,日本以外では,ヨーロッパ,中国,ウスリー,アムール,モンゴル,朝鮮半島,サハリンに分布している。
 中国では,黒竜江省,吉林省,遼寧省に分布している。
【近似種】 サカハチチョウに似ているが,本種は,やや小ぶりであることと,後翅裏面の基部に白い矩形紋が現れるので,区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
寒冷地



































記録
1997.7.1,北海道阿寒湖,1♂
1998.7.23,北海道阿寒湖,1♂
2011.6.25,北海道上士幌町,1♀,岡本雅昭
2013.7.21,北海道足寄町,2♂♂
2014.5.25,北海道千歳市,1♂,足立幸子
2014.5.30,北海道帯広市,1♂1♀,安中弘行
2014.6.22,北海道帯広市,1♂,足立幸子
2015.6.29,北海道日高町,1♂,安中弘行

・サカハチチョウ   Araschnia burejana burejana Bremer, 1861

春型 ♂
写真数: 81枚

春型 ♀
出現頻度
★★★☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  湖畔や河川などの湿度の高い場所に生息しており,発生地は限られる。春型と夏型があり,春型は赤黄色斑が発達するので別種と思えるほどである。

春型 ♂

春型 ♀

夏型 ♂

夏型 ♀
【雌  雄】 春型の♀は,翅形が丸くなり,夏型の♀は,白帯が発達するので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 コアカソ・クサオアカソ・エゾイラクサ・ホソバイラクサ・ミヤマイラクサ(イラクサ科)
【生  態】  年2回,発生し,暖地では,4月中旬〜10月上旬に見られる。
 寒冷地では,5月上旬〜9月上旬に見られる。蛹で越冬する。
【生息地】  北海道から九州まで広く分布している。
 愛知県では,東北部の山地に分布するが,少ない。
 長野県では,各地に普通に見られる。
 北海道では,各地に見られたが,あまり多いチョウではない。
【分  布】  種としては,日本以外では,ヨーロッパ,中国,ウスリー,アムール,モンゴル,朝鮮半島,サハリンに分布している。
 中国では,黒竜江省,吉林省,遼寧省,陳西省,浙江省,湖北省,四川省,西蔵區に分布している。
【近似種】 (アカマダラの欄を参照)
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
暖  地



































寒冷地



































記録
1974.8.1,愛知県段戸山,1♀
1997.6.30,北海道阿寒湖,2♂♂
1997.7.1,北海道阿寒湖,1♂1♀
1999.7.27,北海道大雪山,1♀
2002.8.26,長野県上高地,3♂♂
2003.9.14,三重県鈴鹿山麓宇賀渓,1♀,倉田清美
2004.4.29,愛知県岡崎市石原町,1♂
2010.8.18,長野県松本市白骨温泉,2♂♂1♀
2013.7.16,北海道層雲峡,2♂♂
2013.7.17,北海道層雲峡,3♂♂
2016.9.26,長野県根羽村小川,3♂♂2♀♀
2017.5.14,愛知県岡崎市,1♂1♀,川田奈穂子
2018.8.7,長野県松本市白骨温泉,2♂♂2♀♀
2019.5.16,長野県飯田市下栗,4♂♂1♀
2019.5.19,静岡県浜松市水窪町,3♂♂1♀
2019.8.25,長野県飯田市しらびそ高原,1♂
2019.8.26,高知県香美市,1♂,高月陽生
2020.5.2,高知県香美市,1♂,高月陽生
2020.5.23,高知県香美市,1♀,高月陽生
2020.7.22,長野県阿智村,1♂
2020.7.30,長野県松本市,4♂♂3♀♀
2020.8.16,長野県飯田市,3♂♂
2020.8.19,長野県上高地,多数exs.
2021.4.14,高知県香美市,1♂,高月陽生
2021.6.26,長野県松本市上高地,1♂
2021.8.20,青森県三戸郡,1♂,三河和夫
2022.4.23,高知県香美市,3♂♂,高月陽生
2022.5.2,岐阜県本巣市,1♂
2022.5.5,岩手県久慈市,1♂,三河和夫
2022.5.19,長野県飯田市,1♀
2022.5.23,長野県飯田市,1♀2022.6.12,長野県阿智村,1♀2022.7.25,長野県上高地,1♂1♀

・キミスジ  華南亜種   Symbrenthia lilaea lunica M.J. Bascombe, Johnston et F.S. Bascombe, 1999


写真数: 9枚


出現頻度
☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 山林の周辺に生息し,すぐに止まる習性があるが,人の気配に敏感である。♂は,林道などの葉上で占有行動をする。
【雌  雄】 ♂は,後翅表面の外縁部の黄条が後角から中央までで途切れるが,♀は,後角部から前縁部までつながること。♀は,翅形が丸くなり,黄斑の色が薄くなるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 ヌノマオ(オオイワガネ科),アオカラムシ(イラクサ科)
【生  態】 年数回,発生し,周年,見ることができる。越冬態はない。
【生息地】  八重山諸島で見られる。
 沖縄県の西表島で見られた。
【分  布】  種としては,日本以外では,ヒマラヤ,インドシナ半島,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,ニューギニア,中国の南西部・南部,台湾に分布している。
 台湾産は,別亜種 S. l. formosanus Fruhstorfer,1908 である。
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,日本産と同じ亜種 S.l. lucina が分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
八重山



































記録
2013.4.20,沖縄県西表島上原,1♀
2013.5.16,沖縄県石垣市,1♂,安中弘行
2013.5.18,沖縄県石垣市,1♂,安中弘行
2013.5.19,沖縄県西表島,1♂,安中弘行
2013.5.21,沖縄県石垣市,1♂,安中弘行

・キタテハ    Polygonia c-aureum c-aureum (Linnaeus, 1758)

夏型
写真数: 100枚

秋型
出現頻度
★★★★
分布域 と 記録地点
【特  徴】 平地から山地まで広く分布している。夏型と秋型があり,秋型は,外縁が尖る。
【雌  雄】 雌雄同形で,生態写真で雌雄を区別することは難しい。
【食  草】 カナムグラ・カラハナソウ(クワ科),ホソバイラクサ(イラクサ科)
【生  態】  暖地では,年4〜5回,発生し,5月中旬〜11月上旬に見られる。成虫で越冬するので,冬の暖かい日には,陽だまりで見ることもある。
 寒冷地では,年3〜4回,発生し,6月中旬〜10月上旬に見られる。
【生息地】  北海道から種子島まで,広く分布している。
 沖縄,八重山諸島では,偶産蝶として記録がある。1998年10月には,西表島祖納で多数の個体が発生し,秋型の個体であった。
【分  布】  種としては,日本以外では,インドシナ半島東北部,中国,モンゴル,朝鮮半島,台湾に分布している。
 台湾産は,別亜種lunulata とされているが,日本産の名義タイプ亜種c-aureumと大差なく,亜種名は検討されるようである。
 中国では,陳西省,山東省,河北省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,日本産と同じ名義タイプ亜種 P.c-aureum c-aureum が分布している。
【近似種】 シータテハに似ているが,シータテハは,翅形の凹凸が著しく,本種は,前後翅の亜外縁に青蘭色の斑紋がないので,区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
暖  地



































寒冷地



































記録
1979.4.15,愛知県岡崎市池金町,1♂
1979.5.31,愛知県岡崎市下青野町,1♂
1979.6.3,愛知県岡崎市茅原沢町,1♂
1979.8.19,愛知県岡崎市本宿町,1♂,松井直人
1980.3.29,愛知県岡崎市池金町,1♀
1980.3.29,愛知県岡崎市山綱町,3♂♂4♀♀
1980.4.11,愛知県岡崎市池金町,2♀♀
1980.4.22,愛知県岡崎市中園町,1♂,村田文彦
1980.4.26,愛知県岡崎市中園町,3♂♂2♀♀,村田文彦
1980.7.1,愛知県岡崎市八帖南町,2♂♂2♀♀
1980.6.4,愛知県岡崎市中園町,1♂,村田文彦
1980.6.8,愛知県岡崎市奥山田町,1♂
1980.7.1,愛知県岡崎市八帖南町,2♂♂1♀
1981.4.11,愛知県岡崎市池金町,1♂
1981.4.29,愛知県岡崎市丹坂町,1♂
1981.4.29,愛知県岡崎市奥殿町,1♂
1981.6.5,愛知県岡崎市下青野町,1♂1♀
1987.10.11,愛知県岡崎市本宿町,1♀,松井直人
1989.7.18,愛知県岡崎市本宿町,1♂,松井直人
1997.10.10,愛知県岡崎市岡崎公園,1♂
1997.12.21,愛知県岡崎市岡崎公園,1♂
1998.10.18,沖縄県西表島祖納,多数ex.,原田 究
1998.10.22,愛知県岡崎市本宿町,3♀♀,松井直人
1998.10.28,愛知県岡崎市本宿町,1♂1♀,松井直人
2000.5.29,愛知県岡崎市欠町,1♂,大矢佑基
2003.10.10,愛知県岡崎市竜泉寺町,1ex.,尾藤輝夫
2004.3.28,愛知県新城市,1ex.
2006.5.31,神奈川県川崎市,1ex.,中川紀世
2008.10.12,愛知県岡崎市秦梨町,1ex.
2010.7.11,愛知県岡崎市上青野町,1ex.
2010.10.11,愛知県岡崎市池金町,1ex.
2011.10.19,愛知県岡崎市六名3丁目,1ex.
2012.4.9,愛知県岡崎市河原町,1ex.,吉田 健
2013.9.20,愛知県岡崎市日名南町,1ex.
2014.9.30,愛知県岡崎市本宮山,1ex.
2014.10.30,愛知県岡崎市日名南町,1ex.
2015.3.30,愛知県岡崎市北山湿地,1ex.
2015.4.24,愛知県豊田市野口町,1ex.
2015.10.12,愛知県岡崎市小呂町,1ex.
2016.2.19,愛知県岡崎市東公園,1ex.
2016.8.29,愛知県岡崎市小呂湿地,1ex.
2016.9.26,長野県根羽村小川,2exs.
2016.10.7,愛知県岡崎市小呂湿地,1ex.
2016.10.12,愛知県岡崎市小呂湿地,2exs.
2016.10.30,愛知県岡崎市日名南町,1ex.
2017.11.6,愛知県岡崎市日名南町,1ex.
2018.6.5,愛知県蒲郡市平田町,1ex.
2018.6.17,愛知県新城市作手,1ex.
2018.9.3,愛知県豊橋市豊川堤防,1ex.
2018.9.18,愛知県新城市作手,1ex.
2018.10.9,静岡県浜松市水窪町,1ex.
2018.10.18,愛知県豊橋市西小鷹野,1ex.
2018.10.30,愛知県豊橋市動植物園,3exs.
2019.3.5,愛知県豊橋市葦毛湿原,6exs.
2019.3.9,愛知県岡崎市東阿知和町,1ex.
2019.3.25,愛知県田原市衣笠山,1ex.
2019.7.1,岡山県真庭市,1ex.,高月陽生
2019.9.15,長野県高ボッチ高原,1ex.
2019.11.4,愛知県岡崎市日名本町,1ex.
2019.11.10,茨城県下妻市,1ex.大橋豊嗣
2019.11.17,愛知県日進市愛知牧場,3exs.
2020.3.19,愛知県岡崎市小呂,1ex.
2020.3.22,愛知県岡崎市日名本町,3exs.
2020.3.26,愛知県岡崎市池金,1ex.
2020.5.22,愛知県豊橋市葦毛湿原,1ex.
2020.5.28,愛知県岡崎市八ツ木町,1ex.
2020.6.7,愛知県新城市作手,3exs.
2020.7.19,愛知県新城市作手,1ex.
2020.9.14,愛知県西尾市矢作川堤,1ex.
2020.10.14,愛知県岡崎市小呂,1ex.
2020.10.20,愛知県西尾市東幡豆町,1ex.
2020.11.3,高知県高知市,1ex.,高月陽生
2020.11.3,愛知県岡崎市日名本町,1ex.
2020.11.18,愛知県西尾市三ヶ根山,1ex.
2021.2.22,愛知県碧南市臨海公園,1ex.
2021.3.6,愛知県西尾市三ヶ根山,3exs.
2021.3.24,愛知県岡崎市八ツ木町,1ex.
2021.6.7,愛知県春日井市,1ex.,荒川尚彦
2021.9.5,高知県南国市,1♂1♀,高月陽生
2021.10.3,高知県香美市,1ex.,高月陽生
2021.10.5,愛知県春日井市,1ex.,荒川尚彦
2021.10.14,愛知県春日井市,1ex.,荒川尚彦
2021.10.15,愛知県田原市蔵王山,1ex.
2021.10.20,東京都小平市,3exs.,小林清二
2021.10.28,東京都小平市,1ex.,小林清二
2022.2.27,高知県香美市,1ex.,高月陽生
2022.2.28,愛知県岡崎市日名南町,1ex.
2022.3.9,東京都小平市,1ex.,小林清二
2022.5.8,高知県高知市,1ex.,高月陽生
2022.6.1,東京都小金井市,1ex.,小林清二
2022.8.17,東京都小平市,1ex.,小林清二
2022.9.16,東京都西東京市,1ex.,小林清二
2022.9.26,青森県東北町,1ex.,三河和夫
2022.10.28,東京都西東京市,1ex.,小林清二
2022.10.29,愛知県岡崎市桑谷町,1ex.,高村葉子
2022.11.15,愛知県岡崎市竜美東,2exs.高村葉子
2022.11.28,愛知県岡崎市上青野町,1ex.,高村葉子



・シータテハ    Polygonia c-album hamigera (Butler, 1877)


写真数: 20枚


出現頻度
★★☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 夏型と秋型があり,秋型は,外縁が尖る。樹液や腐った果実,獣糞に集まり,崖やコンクリートの壁など,ミネラルが含まれる水にも集まる。 
【雌  雄】 雌雄同形で,生態写真で雌雄を区別することは難しい。
【食  草】 ハルニレ・アキニレ(ニレ科),エノキ(アサ科),コアカソ(イラクサ科),カラハナソウ(クワ科)
【生  態】  暖地では,年2回,発生し,6月下旬〜11月に見られる。成虫で越冬するので,冬の暖かい日には,陽だまりで見ることもある。
 寒冷地では,年1回,発生し,7月上旬〜10月に見られる。
【生息地】  北海道から九州まで,広く分布しているが,中部地方以西では,高地でしか生息していない。
 北海道では,各所で普通に見られた。
 長野県では,各地に見られるが,あまり多くない。
 和歌山県,岡山県,鳥取県では,絶滅した。香川県,徳島県,愛媛県,島根県では,絶滅危惧T類に指定されている。
【分  布】  種としては,日本以外では,ヨーロッパ(フランスイタリア),インド,ヒマラヤ,インドシナ半島,フィリピン,中国の南西部・南部,朝鮮半島,台湾に分布している。
 台湾には,別亜種asakurai が生息しており,低山地から高山まで,広く生息している。
 中国では,新疆ウィグル自治區から東北部の黒竜江省,南西部の雲南省,東部の浙江省まで,各地に,別亜種 P.c-album extensa が分布している。
【近似種】 キタテハに似ているが,本種は,翅形の凹凸が著しく,前後翅の亜外縁にキタテハでは,青蘭色の斑紋があるが,本種ではないので,区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
暖  地



































寒冷地



































記録
2001.8.3,長野県小諸市,1ex.
2006.8.19,長野県池の平湿原,1ex.,中川紀世
2013.7.16,北海道層雲峡,3exs.
2013.7.18,北海道層雲峡,4exs.
2013.7.24,北海道陸別町,1ex.
2018.7.22,長野県松本市上高地,1ex.
2018.8.6,長野県開田高原西野,1ex.
2019.8.25,長野県飯田市しらびそ高原,2exs.
2021.7.23,長野県上高地,1ex.
2021.9.7,長野県入笠山,1ex.,関野祥子
2022.4.20,岩手県久慈市,1ex.,三河和夫
2022.6.11,岩手県久慈市,1ex.,三河和夫
2022.8.6,岩手県久慈市,1ex.,三河和夫



・エルタテハ    Nymphalis vaualbum ([Denis et Schiffermuller], 1775)


写真数: 33枚


出現頻度
★★☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 山林の周辺に生息し,人の気配には敏感である。樹液や腐った果実,獣糞に集まり,崖やコンクリートの壁など,ミネラルが含まれる水にも集まる。
【雌  雄】 ♂は,裏面の地色が濃く,L字型の斑紋が鮮明で,♀は,翅形がやや丸く,裏面の地色は♂よりも明るいので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 ハルニレ(ニレ科),シラカンバ・ウダイカンバ・ダケカンバ(カバノキ科)
【生  態】 年1回,発生し,7月上旬〜9月下旬に見られる。成虫で越冬するので,冬の暖かい日には,陽だまりで見ることもある。春に再び姿を現し,産卵をする。
【生息地】 北海道,本州に生息する。
【分  布】  種としては,日本以外では,ヨーロッパ,カシミール,中国,モンゴル,アムール,ウスリー,朝鮮半島,サハリンに分布している。
 中国では,新疆ウィグル自治區,吉林省,山西省,雲南省など各地に分布している。
【近似種】 ヒオドシチョウに似ているが,本種は,前翅翅頂付近の白斑が発達するので,区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
寒冷地



































記録
2017.8.5,長野県上高地小梨平,1♀,松井慶夫
2018.7.22,長野県松本市上高地,4♂♂
2019.8.24,長野県安曇野市,1♂,関戸裕靖
2019.8.25,長野県飯田市しらびそ高原,2♂
2020.7.30,長野県松本市,1♀
2020.8.16,長野県飯田市,3♂♂
2021.7.22,長野県池の平湿原,1♀
2022.7.4,岩手県久慈市,1♀,三河和夫


・キベリタテハ   Nymphalis antiopa (Linnaeus, 1758)


写真数: 38枚


出現頻度
★★☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 林道や湿地などに現れ,速く飛ぶがすぐに止まる習性がある。花には集まらず,樹液や腐った果実,獣糞などに集まる。
【雌  雄】 雌雄同形で,生態写真で雌雄を区別することは難しい。
【食  草】 ダケカンバ・ウダイカンバ・シラカンバ(カバノキ科)
【生  態】 年1回,発生し,7月下旬〜9月中旬に見られる。成虫で越冬するので,冬の暖かい日には,陽だまりで見ることもある。越冬個体は,3月下旬から6月上旬に見られ,産卵して一生を終える。
【生息地】  北海道から中部地方の山岳地帯まで見られる。
 長野県では,各地に見られるが少ない。
【分  布】  種としては,日本以外では,ヨーロッパ,カシミール,中国,モンゴル,アムール,ウスリー,朝鮮半島,サハリンに分布している。
 中国では,新疆ウィグル自治區,吉林省,陳西省など各地に分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
寒冷地



































記録
2010.5.30,北海道札幌市,1ex.,岡本雅昭
2010.8.18,長野県松本市白骨温泉,2exs.
2014.8.22,長野県松本市,1ex.,岡本雅昭
2015.8.9,岩手県岩泉町,2exs.,荻野秀一
2018.9.18,長野県下伊那郡,1ex.,関戸裕靖
2019.8.13,岩手県岩泉町,1ex.,荻野秀一
2019.8.24,長野県安曇野市,1ex.,関戸裕靖
2019.8.24,群馬県沼田市,1ex.,荻野秀一
2019.8.25,長野県飯田市しらびそ高原,3exs.
2019.8.26,長野県飯田市しらびそ高原,3exs.
2020.8.16,長野県飯田市,1ex.
2021.8.26,長野県木曾町,1ex.,荻野秀一
2022.8.6,岩手県久慈市,1ex.,三河和夫



・ヒオドシチョウ  日本亜種  Nymphalis xanthomelas japonica (Stichel, 1902)


写真数: 72枚


出現頻度
★★★☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  林道や荒れ地などに現れ,速く飛ぶがすぐに止まる習性がある。樹液や腐った果実,獣糞などに集まる。
 北海道や寒冷地に生息する個体は,小型になる傾向がある。
【雌  雄】 雌雄同形で,生態写真で雌雄を区別することは難しい。
【食  草】 エノキ(アサ科),ハルニレ(ニレ科),エゾヤナギ・シロヤナギ・ネコヤナギ・シダレヤナギ・ミチノクヤナギ・エゾシロヤナギ(ヤナギ科)
【生  態】  年1回,発生し,暖地では,5月中旬〜10月に見られる。成虫で越冬するので,冬の暖かい日には,陽だまりで見ることもある。3月には,越冬した個体を数多く見ることもある。
 寒冷地では,6月中旬〜9月中旬に見られる。
【生息地】  北海道から九州まで広く分布している。南西諸島には分布していない。
 愛知県では,市街地にある植樹のエノキで大発生することもあるが,普段は平野部では少なく,丘陵地や山地には比較的数多く見られる。
【分  布】  種としては,日本以外では,中国,ロシア,朝鮮半島,台湾に分布している。
 台湾には,別亜種formosana が生息している。
 中国の北西部の新疆ウィグル自治区から東北部の黒竜江省,南西部の雲南省,東部の浙江省まで,各地に,別亜種 N.xanthomelas fervescens が分布している。
【近似種】 エルタテハに似ているが,本種は,前翅翅頂付近の白斑が発達しないで,区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
暖  地



































寒冷地



































記録
1978.6.5,愛知県岡崎市下青野町,4♂♂2♀♀
1978.6.9,愛知県岡崎市下青野町,2♂♂1♀
1978.6.12,愛知県岡崎市下青野町,1♂1♀
1978.6.12,愛知県岡崎市矢作町,1ex.,鈴木栄二
1979.4.13,愛知県岡崎市下青野町,1♂
1979.6.10,愛知県岡崎市坂左右町,1♂
1980.3.30,愛知県岡崎市池金町,1♂
1980.6.6,愛知県岡崎市下青野町,1♂
1980.6.13,愛知県岡崎市矢作町,1♂1♀,村田文彦
2002.6.30,静岡県沼津市,1ex.
2003.6.10,愛知県岡崎市高隆寺町,1ex.,柵木宗孝
2007.6.5,愛知県岡崎市秦梨町,1ex.
2015.3.27,愛知県岡崎市小呂町,1ex.
2015.3.30,愛知県岡崎市北山湿地,1ex.
2015.4.16,愛知県岡崎市北山湿地,1ex.
2015.5.21,愛知県岡崎市日名南町,2exs.
2015.5.22,愛知県岡崎市日名南町,14exs.
2015.5.23,愛知県岡崎市日名南町,1ex.
2016.5.28,愛知県岡崎市日名南町,1ex.
2017.6.10,愛知県岡崎市石原町,1ex.
2018.3.15,静岡県浜松市枯山,1ex.
2018.3.30,愛知県豊川市宮路山,1ex.
2018.5.21,愛知県岡崎市大幡町,1ex.
2018.5.29,愛知県豊橋市葦毛湿原,1ex.
2019.3.20,静岡県浜松市枯山,6exs.
2019.5.3,愛知県豊田市寧比曽岳,1ex.
2019.5.26,高知県香美市物部町,1ex.,高月陽生
2019.5.30,三重県志摩市,1ex.
2019.6.1,高知県吾川郡いの町,1ex.,高月陽生
2020.3.12,愛知県田原市蔵王山,1ex.
2020.3.22,高知県高知市,1ex.,高月陽生
2020.3.23,愛知県田原市蔵王山,1ex.
2020.5.30,高知県香美市,1ex.,高月陽生
2020.6.4,愛知県岡崎市石原町,1ex.
2020.7.22,長野県阿智村,1ex.
2020.7.29,長野県東御市,1ex.
2021.3.19,高知県香美市,1ex.,高月陽生
2021.3.30,三重県志摩市,2exs.
2021.6.11,愛知県豊田市大野瀬町,1ex.
2021.6.25,長野県北安曇郡池田町,1♀
2021.7.23,長野県松本市沢渡,1ex.
2022.5.8,愛知県岡崎市八ツ木町,蛹2exs.幼虫4exs.,高村葉子
2022.5.27,愛知県岡崎市八ツ木町,1ex.,高村葉子
2022.5.30,愛知県春日井市,2exs.,荒川尚彦
2022.5.28,愛知県岡崎市八ツ木町,1ex.,高村葉子
2022.5.28,岡山県倉敷市,1ex.,高月陽生
2022.5.31,愛知県岡崎市八ツ木町,1ex.,高村葉子
2022.6.4,高知県香美市,1ex.,高月陽生
2022.6.4,愛知県新城市作手,1ex.2022.6.12。長野県平谷村,1ex.2022.6.23,長野県飯田市,1ex.
2022.6.23,長野県浪合村,1ex.


・ルリタテハ  日本本土亜種   Kaniska canace nojaponicum (von Siebold, 1824)


写真数: 52枚


出現頻度
★★★★
分布域 と 記録地点
【特  徴】  山林の周辺に生息し,林道などに現れ,速く飛ぶがすぐに止まる習性がある。樹液や腐った果実,獣糞などに集まる。早春には,訪花することは稀にあり,越冬前に訪花することは非常に稀である。
 日本には,次の3亜種がある。
   日本本土亜種 K.canace nojaponicum (von Siebold, 1824)
   琉球亜種 K.canace ishima (Fruhstorfer, [1899])
   台湾亜種 K.canace drilon (Fruhstorfer, 1908)  迷蝶,偶産蝶
 日本本土亜種は,前翅表面の中室の翅頂側にある斑紋は白く,表面の青色斑は幅が狭く,青色帯の位置は,外縁側にずれる。亜種名の nojaponicum は,前翅の白色斑がカタカナの「ノ」に似ていることから付けられた。日本本土亜種の亜種名を no-japonicum としている文献もあるが,現在では nojaponicum となった。
 トカラ列島から沖縄諸島の個体は,大型で,翅形は丸みを帯び,前翅表面の中室の翅頂側にある斑紋は白く,表面の青色斑は幅が広く,青色帯の位置は,日本本土亜種よりも基部側にずれることから,別亜種 ssp.siphnos Fruhstorfer とされていたが,現在では,八重山諸島に生息する亜種に統合された。
 八重山諸島の個体は,前翅表面の中室の翅頂側にある斑紋は白味が弱く,青色帯の色が濃く,大型となる。
 台湾亜種は,琉球亜種よりやや小型で,前翅表面の中室の翅頂側にある斑紋が,青色斑になる。台湾からの迷蝶,偶産蝶である。
 非常に少ないが,斑紋異常として,前翅表面の後縁付近に斑紋が出る個体があり,楕円形に散らばるものをスバル斑型,さらに稀であるが,翅頂方向にも分散するものを流星斑型と呼ばれている。

スバル斑型

スバル斑型
【雌  雄】 ♀は,翅形が丸くなり,表面の青色斑は幅が広くなるが,個体変異もあり,腹部の形状が分かれば,雌雄を区別することができる。
【食  草】 サルトリイバラ(ユリ科)
【生  態】  この亜種は,本州では,年数回,発生し,5月下旬〜11月上旬まで見られる。成虫で越冬するので,冬の暖かい日には,陽だまりで見ることもある。春に再び出現し,産卵する。
 寒冷地では,年1〜2回,発生し,5月下旬〜10月上旬にかけて見られる。
【生息地】 この亜種は,北海道から屋久島,種子島まで見られる。
【分  布】  種としては,日本以外では,インド,ヒマラヤ,インドシナ半島,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,中国の南西部・南部,朝鮮半島,台湾に分布している。台湾産は,K.canace drilon (台湾亜種)である。
 中国では,西蔵區,陳西省,山東省,河北省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に分布している。海南省に分布しているものは,別亜種 K.canace charonia で,それ以外は,名義タイプ亜種 K.canace canace で,タイプ産地は,広東である。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
本  州



































寒冷地



































記録
1969.6.3,愛知県岡崎市坂左右町,1♂
1969.8.13,愛知県岡崎市上六名町,1♂
1979.3.31,愛知県岡崎市池金町,2♂♂2♀♀
1979.5.24,愛知県岡崎市須渕町,1♂
1979.5.25,愛知県岡崎市須渕町,1♂
1979.8.9,愛知県岡崎市奥山田町,1♂
1979.8.23,愛知県岡崎市蔵次町,1♂
1980.3.30,愛知県岡崎市池金町,1♂
1980.4.2,愛知県岡崎市池金町,1♂
1980.4.29,愛知県岡崎市岩中町,1♀
1980.7.5,愛知県岡崎市中園町,1♂,村田文彦
1981.4.2,愛知県岡崎市池金町,1♂
1981.4.6,愛知県岡崎市池金町,1♂
1981.4.19,愛知県岡崎市上衣文町,1♂
1986.10.20,愛知県岡崎市本宿町,1♂,松井直人
1987.9.6,愛知県岡崎市本宿町,2♂♂,松井直人
1987.10.25,愛知県岡崎市本宿町,1♀,松井直人
1988.8.22,愛知県岡崎市本宿町,1♀,松井直人
1998.11.2,愛知県岡崎市本宿町,1♀,松井直人
1999.12.3,愛知県岡崎市日名南町,1ex.
2001.9.20,愛知県岡崎市日名南町,1ex.
2003.2.25,愛知県岡崎市高隆寺町,1ex.,柵木宗孝
2003.8.29,愛知県岡崎市戸崎町桑谷町,1ex.,柵木宗孝
2003.9.7,愛知県岡崎市戸崎町,1♂
2003.9.13,愛知県岡崎市戸崎町,2♂♂1♀
2003.9.20,愛知県岡崎市戸崎町,1♂
2011.3.27,愛知県岡崎市池金町,10,判家卓司
2012.3.20,愛知県岡崎市自然体験の森,1♂,奥居達朗
2015.4.16,愛知県岡崎市小呂町,1♂
2017.4.21,愛知県西尾市,1♂,足立幸子
2018.5.29,愛知県豊橋市葦毛湿原,1♂
2018.10.2,愛知県岡崎市桑谷展望地,1♂
2018.10.17,愛知県田原市蔵王山,1♀
2019.4.9,愛知県岡崎市北山湿地,1♀
2019.6.1,愛知県岡崎市八ツ木町,1♂
2019.10.9,愛知県豊橋市葦毛湿原,1♂
2020.3.20,千葉県船橋市,1♂,山本和彦
2020.3.21,愛知県岡崎市池金,1♂
2020.3.26,愛知県岡崎市池金,1♂
2020.7.2,長野県松本市,1♂
2020.10.20,愛知県名古屋市千種区,1♀,大岡啓二
2021.3.24,愛知県岡崎市八ツ木町,2♂♂1♀
2021.5.28,愛知県豊橋市葦毛湿原,1♂
2021.6.26,長野県松本市,1♂
2021.9.7,愛知県岡崎市八ツ木町,1ex.
2021.10.14,東京都小平市,1♀,小林清二
2021.10.15,愛知県田原市蔵王山,1ex.
2021.10.20,東京都小平市,1♀,小林清二
2021.10.30,東京都小平市,1♂,小林清二
2021.11.6,東京都小金井市,1♀,小林清二
2022.3.15,愛知県岡崎市池金町,2♂♂2♀♀
2022.3.25,愛知県岡崎市八ツ木町,1ex.
2022.3.28,愛知県岡崎市池金町,1♂
2022.3.30,愛知県名古屋市名城公園,1♀
2022.4.6,愛知県岡崎市八ツ木町,1♀
2022.4.18,岩手県久慈市,1♂,三河和夫
2022.6.4,高知県香美市,1♀,高月陽生
2022.8.20,東京都小平市,1♀,小林清二
2022.9.6,東京都小平市,1♂,小林清二
2022.10.8,東京都西東京市,1ex.,小林清二
2022.10.30,東京都西東京市,1♀,小林清二

・ルリタテハ  琉球亜種   Kaniska canace ishima (Fruhstorfer, [1899])


写真数: 13枚


出現頻度
★★★☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 山林の周辺に生息し,林道やどに現れ,速く飛ぶがすぐに止まる習性がある。樹液や腐った果実,獣糞などに集まる。 
【雌  雄】 ♀は,翅形が丸くなり,表面の青色斑は幅が広くなるが,個体変異もあり,腹部の形状が分かれば,雌雄を区別することができる。
【食  草】 サツマサンキライ・ササバサンキライ・オキナワサルトリイバラ(ユリ科)
【生  態】 この亜種は,年数回,発生し,周年,見られる。越冬態はない。
【生息地】 この亜種は,トカラ列島から八重山諸島で見られる。
【分  布】  種としては,日本以外では,インド,ヒマラヤ,インドシナ半島,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,中国の南西部・南部,朝鮮半島,台湾に分布している。
 中国では,西蔵區,陳西省,山東省,河北省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に分布している。海南省に分布しているものは,別亜種 K.canace charonia で,それ以外は,名義タイプ亜種 K.canace canace である。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
八重山



































記録
2013.5.19,沖縄県石垣島,1♀,足立幸子
2014.3.29,沖縄県与那国島,1♀,安中弘行
2014.3.30,沖縄県与那国島,1♂,安中弘行
2016.12.30,沖縄県沖縄本島,1♂,高月陽生
2017.11.30,沖縄県石垣島,1♂,安中弘行
2019.11.5,沖縄県石垣島,1♀,安中弘行
2019.11.7,沖縄県石垣島,1♀,安中弘行
2020.4.3,沖縄県与那国島,1♀,高村葉子
2022.10.12,沖縄県大宜味村,1ex.,三河和夫

・ルリタテハ  台湾亜種   Kaniska canace drilon (Fruhstorfer, 1908)    迷蝶,偶産蝶


写真数: 1枚


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  山林の周辺に生息し,林道やどに現れ,速く飛ぶがすぐに止まる習性がある。樹液や腐った果実,獣糞などに集まる。
 この亜種は,前翅の前縁の斑紋が青色になるので,他の亜種と区別することができる。
【雌  雄】 ♀は,翅形が丸くなり,表面の青色斑は幅が広くなるが,個体変異もあり,腹部の形状が分かれば,雌雄を区別することができる。
【食  草】 サツマサンキライ・ササバサンキライ・オキナワサルトリイバラ(ユリ科)
【生  態】 この亜種は,台湾から飛来した迷蝶,偶産蝶である。
【生息地】 この亜種は,与那国島で記録されている。
【分  布】  種としては,日本以外では,インド,ヒマラヤ,インドシナ半島,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,中国の南西部・南部,朝鮮半島,台湾に分布している。
 中国では,西蔵區,陳西省,山東省,河北省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に分布している。海南省に分布しているものは,別亜種 K.canace charonia で,それ以外は,名義タイプ亜種 K.canace canace である。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
与那国島



































記録
2014.3.30,沖縄県与那国島,1ex.,安中弘行

・クジャクチョウ   Inachis io geisha (Stichel, 1908)


写真数: 47枚


出現頻度
★★★☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 山林の周辺の日当たりのよい草原に生息し,クジャクの羽のような文様をしている美しい蝶である。
【雌  雄】 雌雄同形で,生態写真で雌雄を区別することは難しい。
【食  草】 カラハナソウ・ホップ(クワ科),ホソバイラクサ・オオバイラクサ・ムカゴイラクサ・エゾイラクサ(イラクサ科),ハルニレ(ニレ科)
【生  態】  中部山岳では,年2回,発生し,6月下旬〜9月に見られる。成虫で越冬するので,冬の暖かい日には,陽だまりで見ることもある。
 北海道では,年1回,発生し,7月上旬〜8月に見られる。
【生息地】  北海道から滋賀県まで,広く分布しているが,中部地方では,山岳地帯にしか生息していない。
 北海道では,低地から高山まで,各地に普通に見られた。
 長野県では,山岳地帯に普通に見られる。
 2018年3月には,名古屋市千種区で越冬個体が記録された。県外の発生地から飛来したものと思われる。
【分  布】  種としては,日本以外では,ヨーロッパ,カシミール,中国,モンゴル,アムール,ウスリー,朝鮮半島,サハリンに分布している。
 中国では,新疆ウィグル自治區,吉林省,甘粛省,陳西省,青海省,山西省,雲南省など各地に分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
中部山岳




































北海道・東北




































記録
2001.7.21,山梨県増富鉱泉,3exs.
2006.8.23,長野県上高地,1ex.,中川紀世
2010.8.17,長野県木曽駒ケ岳千畳敷,2exs.
2013.7.17,北海道層雲峡,2exs.
2013.7.19,北海道層雲峡,4exs.
2013.7.22,北海道オンネトー,1ex.
2018.3.18,愛知県名古屋市千種区,1ex.,伊藤健太郎
2019.9.15,長野県蓼科高原,2exs.
2020.7.12,山梨県北杜市,1ex.,浅川久子
2020.7.29,長野県東御市,4exs.1♀
2021.7.21,長野県開田高原,2exs.
2021.7.24,長野県諏訪市八島ヶ原湿原,1ex.
2021.8.5,岩手県久慈市,1ex.,三河和夫
2021.8.17,岩手県久慈市,1ex.,三河和夫
2021.8.20,岩手県三戸郡,1ex.,三河和夫
2022.6.27,岩手県 宮古市,1ex.,三河和夫
2022.6.28,長野県大桑村,1ex.
2022.7.2,長野県大桑村,1ex.
2022.7.7,長野県木曽郡,1ex.
2022.7.20,長野県塩尻市,1ex.,関野祥子

・コヒオドシ  北海道亜種    Aglais urticae connexa (Butler, [1882])


写真数: 15枚


出現頻度
★★★☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  北海道では,渓流沿いの林道や空き地でよく見られる。各種の花によく集まるが,積み上げられた土砂に多数の個体が集まって,ミネラルを吸っている様子を観察することもできた。
 日本には,次の2亜種がある。
   北海道亜種 A.urticae connexa (Butler, [1882])
   本州中部地方亜種 A.urticae esakii Kurosawa et Fujioka, 1975
  ロシアに生息する外来の亜種も迷蝶として記録されている。
   名義タイプ亜種 A.urticae urticae (Linnaeus, 1758)
 北海道亜種は,前翅表面の亜外縁にある赤橙色帯の幅が広く,橙色に近い色になり,第2・3室の黒斑は小さくなり,その基部側の黒帯の幅は狭い。後翅裏面は,本州産よりも明るくなる。
 ロシアに産する名義タイプ亜種は,北海道亜種よりさらに赤橙色帯が発達する。
【雌  雄】 雌雄同形で,生態写真で雌雄を区別することは難しい。
【食  草】 ムカゴイラクサ・ホソバイラクサ・ミヤマイラクサ・エゾイラクサ(イラクサ科)
【生  態】 年1回,発生し,7月上旬〜9月上旬に見られる。成虫で越冬するので,冬の暖かい日には,陽だまりで見ることもある。
【生息地】  この亜種は,北海道だけで見られる。
 北海道では,低地から高山まで,各地に普通に見られた。
【分  布】  種としては,日本以外では,ヨーロッパ,ヒマラヤ,チベット,カシミール,中国,モンゴル,アムール,ウスリー,朝鮮半島北部,サハリンに分布している。
 中国では,新疆ウィグル自治區,西蔵區,黒竜江省,青海省,吉林省,甘粛省,陳西省,青海省,山西省,雲南省,広西區,広東省など各地に分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
寒冷地



































記録
1998.7.23,北海道阿寒湖,3exs.
1998.7.23,北海道阿寒郡オンネトー,多数exs.
2011.7.12,北海道富良野市,1ex.,安中弘行
2012.7.25,北海道滝上町,1ex.,安中弘行
2013.7.16,北海道層雲峡,3exs.
2013.7.20,北海道層雲峡,2exs.
2018.7.10,北海道十勝三股,2exs.,安中弘行
2018.7.11,北海道層雲峡,1ex.,安中弘行

・コヒオドシ  本州中部地方亜種    Aglais urticae esakii Kurosawa et Fujioka, 1975


写真数: 12枚


出現頻度
★★☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  中部山岳では,高山地帯の岩礫地帯に生息している。各種の花によく集まる。
 本州中部地方亜種は,翅表や裏面の黒色斑がよく発達する。
 次の地域では,法律で採集禁止種に指定されている。
長野県全域(県),山梨県全域(県)
【雌  雄】 雌雄同形で,生態写真で雌雄を区別することは難しい。
【食  草】 ムカゴイラクサ・ホソバイラクサ・ミヤマイラクサ(イラクサ科)
【生  態】 年1回,発生し,7月上旬〜9月上旬に見られる。成虫で越冬するので,冬の暖かい日には,陽だまりで見ることもある。
【生息地】 この亜種は,中部山岳地帯だけで見られる。
【分  布】  種としては,日本以外では,ヨーロッパ,ヒマラヤ,チベット,カシミール,中国,モンゴル,アムール,ウスリー,朝鮮半島北部,サハリンに分布している。
 中国では,新疆ウィグル自治區,西蔵區,黒竜江省,青海省,吉林省,甘粛省,陳西省,青海省,山西省,雲南省,広西區,広東省など各地に分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
寒冷地



































記録
2015.7.19,長野県上高地,1ex.,足立幸子
2018.7.22,長野県松本市上高地,2exs.
2019.7.29,長野県松本市,1ex.,関戸裕靖
2020.7.29,長野県上高地,1ex.,松井慶夫
2021.7.23,長野県上高地,1ex.

・コヒオドシ  名義タイプ亜種    Aglais urticae urticae (Linnaeus, 1758)    

写真数: 1枚
(参考:フランス産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  ロシアからの迷蝶である。
 北海道亜種よりも赤橙色斑が良く発達する。
【雌  雄】 雌雄同形で,生態写真で雌雄を区別することは難しい。
【食  草】 繁殖例はない
【生  態】 不明
【生息地】 北海道で記録された。
【分  布】  種としては,日本以外では,ヨーロッパ,ヒマラヤ,チベット,カシミール,中国,モンゴル,アムール,ウスリー,朝鮮半島北部,サハリンに分布している。
 中国では,新疆ウィグル自治區,西蔵區,黒竜江省,青海省,吉林省,甘粛省,陳西省,青海省,山西省,雲南省,広西區,広東省など各地に分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
寒冷地



































記録


・アカタテハ    Vanessa indica indica (Herbst, 1794)     名義タイプ亜種


写真数: 64枚


出現頻度
★★★★
分布域 と 記録地点
【特  徴】 河川の堤防,荒れ地,市街地にも現れ,速く飛ぶがすぐに止まる習性がある。各種の花を訪れ,樹液や腐った果実,獣糞などにも集まる。
【雌  雄】 ♀は,若干,翅形が丸くなるが,生態写真で雌雄を区別することは難しい。
【食  草】 カラムシ・クサマオ・ヤブマオ・イラクサ・ホソバイラクサ・ナンバンカラムシ(イラクサ科)
【生  態】  年数回,発生し,暖地では,5月中旬〜11月に見られる。成虫で越冬するので,冬の暖かい日には,陽だまりで見ることもある。
 寒冷地では,6月下旬〜9月に見られる。
【生息地】  北海道から八重山諸島まで広く分布している。
 愛知県では,各地に見られるが,あまり多くない。
 長野県北八ヶ岳の横岳の2237m地点でも記録でき,低標高から高標高の地点まで分布していることを確認できた。
【分  布】  種としては,日本以外では,インド南部,ヒマラヤ,インドシナ半島,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,ニューギニア,オーストラリア北部,中国の南西部・南部・東部・北部,台湾に分布している。
 台湾にも同じ亜種が生息している。
 中国では,北西部の新疆ウィグル自治区から東北部の黒竜江省,南西部の雲南省,東部の浙江省まで,各地に,台湾や日本と同じ名義タイプ亜種が分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
暖  地



































寒冷地



































記録
1980.8.30,愛知県岡崎市本宿町,1♂,松井直人
1980.10.11,愛知県岡崎市本宿町,1♀,松井直人
1982.9.9,愛知県岡崎市東蔵前町,1♂
1982.10.3,愛知県岡崎市下青野町,1♂
1998.2.22,愛知県岡崎市岡崎公園,1♂
1998.10.28,愛知県岡崎市本宿町,1♀,松井直人
2003.8.6,愛知県岡崎市小美町,1ex.,柵木宗孝
2003.9.7,愛知県岡崎市戸崎町,1♂
2004.9.22,愛知県岡崎市戸崎町,1♀
2005.9.28,神奈川県川崎市,1ex.,中川紀世
2007.9.10,愛知県岡崎市秦梨町,1♀
2010.8.8,愛知県岡崎市岡崎公園,1♂,杉坂浩太
2011.2.16,愛知県岡崎市池金町,1ex.
2011.8.16,愛知県岡崎市岡崎公園,1♂,杉坂浩太
2012.8.30,静岡県駿河区丸子,1♀
2013.4.15,沖縄県名護市名護岳,2exs.
2015.3.30,愛知県岡崎市池金町,1ex.
2018.3.30,愛知県豊川市宮路山,1ex.
2018.8.17,長野県下伊那郡売木村,2exs.
2018.8.30,長野県北八ヶ岳横岳,1ex.
2018.9.28,愛知県岡崎市桑谷展望地,1ex.
2018.10.17,愛知県田原市蔵王山,1ex.
2018.10.24,愛知県田原市蔵王山,1ex.
2018.10.29,愛知県新城市,1ex.
2019.4.20,愛知県岡崎市小呂湿地,1ex.
2019.10.28,愛知県西尾市蔵王山,3exs.
2019.11.5,愛知県田原市蔵王山,1ex.
2020.7.30,長野県松本市,1ex.
2020.9.22,高知県香美市,1ex.,高月陽生
2020.9.27,高知県香美市,1ex.,高月陽生
2020.10.20,愛知県田原市蔵王山,1ex.
2020.10.28,愛知県名古屋市名城公園,1ex.
2021.4.14,高知県香美市,1ex.,高月陽生
2021.4.22、愛知県茶臼山,1ex.
2021.5.30,高知県香南市,1ex.,高月陽生
2021.6.26,長野県松本市上高地,1ex.
2021.7.17,高知県香美市,1ex.,高月陽生
2021.7.21,長野県開田高原,1ex.
2021.7.23,長野県松本市沢渡,1ex.
2021.8.5,青森県三戸郡,1ex.,三河和夫
2021.8.20,青森県三戸郡,1ex.,三河和夫
2021.9.18,高知県香南市,1ex.,高月陽生
2021.10.15,愛知県田原市蔵王山,1♀
2021.10.20,愛知県東海市石根山,1ex.
2021.12.2,沖縄県西表島,1ex.,三河和夫
2022.4.22,千葉県南房総市,1ex.,山本和彦
2022.4.25,愛知県豊田市,1♀
2022.5.14,高知県香美市,1ex.,高月陽生
2022.6.23,長野県飯田市,1ex.
2022.7.30,東京都小平市,1ex.,小林清二
2022.9.17,東京都小平市,1ex.,小林清二
2022.10.13,沖縄県大宜味村,1ex.,三河和夫



・ヒメアカタテハ    Vanessa cardui (Linnaeus, 1758)


写真数: 89枚


出現頻度
★★★★
分布域 と 記録地点
【特  徴】 河川の堤防,荒れ地,市街地にも現れ,速く飛ぶがすぐに止まる習性がある。各種の花を訪れ,樹液や腐った果実,獣糞などにも集まる。
【雌  雄】 ♀は,若干,翅形が丸くなるが,生態写真では,角度によって見える形状が異なるので,雌雄を区別することは難しい。
【食  草】 ハハコグサ・ヨモギ・ゴボウ・ヤグルマギク・ハハコグサ(キク科),カラムシ(イラクサ科)
【生  態】  年4〜5回,発生し,暖地では,5月中旬〜12月中旬に見られる。冬の暖かい日には,陽だまりで見ることもある。以前は,越冬態は成虫とされていたが,最近の研究の結果,越冬可能な地域では,越冬態は不定であることが分かった。
 寒冷地では,6月上旬〜10月中旬に見られる。
【生息地】  北海道から八重山諸島まで広く分布している。
 愛知県では,各地に見られ,秋には数多くの個体が見られる。
【分  布】  種としては,日本以外では,ヨーロッパ(イタリアクロアチア),インド,ヒマラヤ,インドシナ半島,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,ニューギニア,オーストラリア,中国の南西部・南部,台湾に分布している。
 中国の北西部の新疆ウィグル自治区から東北部の黒竜江省,南西部の雲南省,東部の浙江省まで各地に分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
暖  地



































寒冷地



































記録
1980.6.13,愛知県岡崎市中園町,2♂♂,村田文彦
1980.8.30,愛知県岡崎市本宿町,1♀,松井直人
1981.7.14,愛知県岡崎市下青野町,1♂
1982.9.10,愛知県岡崎市日名南町,1♂
1989.9.16,愛知県岡崎市本宿町,1♂,松井直人
1997.10.10,愛知県岡崎市岡崎公園,1♂
1998.9.16,愛知県岡崎市本宿町,1♀,松井直人
1998.10.18,愛知県岡崎市岡崎公園,1♂
1998.10.25,愛知県岡崎市本宿町,2♂♂3♀♀,松井直人
1998.11.16,愛知県岡崎市本宿町,1♂,松井直人
1999.9.25,愛知県岡崎市日名南町,1♀
1999.10.16,愛知県岡崎市中町,1♂
2000.10.23,愛知県岡崎市井田町,2♂♂1♀
2000.11.30,愛知県岡崎市井田町,1♂
2003.9.26,愛知県岡崎市戸崎町,3♂♂1♀
2004.10.26,愛知県岡崎市戸崎町,2♂♂
2005.9.29,神奈川県川崎市,1ex.,中川紀世
2005.9.29,愛知県岡崎市戸崎町,1♂
2005.10.29,愛知県岡崎市戸崎町,1♂
2010.10.11,愛知県岡崎市六名3丁目,1♂
2010.10.11,愛知県岡崎市池金町,1ex.
2010.11.15,愛知県岡崎市六名3丁目,1♂
2011.9.21,愛知県岡崎市六名3丁目,1♂
2011.11.22,愛知県岡崎市六名3丁目,1♂
2012.6.14,愛知県岡崎市堂前町,1ex.,吉田 健
2014.9.20,愛知県岡崎市日名南町,1♂
2016.9.25,愛知県岡崎市日名南町,1ex.
2016.9.27,愛知県名古屋市上志段味,1♀
2016.10.31,愛知県岡崎市日名南町,1ex.
2017.6.8,愛知県岡崎市日名南町,1ex.
2017.8.9,愛知県岡崎市淡渕町,1ex.
2017.10.11,愛知県岡崎市日名南町,1ex.
2018.6.21,愛知県岡崎市桑谷展望地,1♀
2018.8.7,長野県松本市奈川,1♂
2018.8.17,長野県下伊那郡阿南町,1ex.
2018.9.3,愛知県豊橋市豊川堤防,2exs
2018.9.5,愛知県豊橋市豊川堤防,1♀
2018.10.18,愛知県豊橋市西小鷹野,1♂
2018.10.24,愛知県田原市蔵王山,1ex.
2018.10.30,愛知県豊橋市動植物園,3exs.
2018.11.12,愛知県田原市蔵王山,1♀
2018.12.5,愛知県田原市蔵王山,2exs.
2019.3.30,愛知県岡崎市日名本町,1♀
2019.4.2,愛知県田原市蔵王山,1♂
2019.5.19,高知県香美市,1ex.,高月陽生
2019.5.27,愛知県刈谷市井ヶ谷,1ex.
2019.6.3,愛知県岡崎市日名本町,1♀
2019.6.4,愛知県田原市蔵王山,1ex.
2019.6.8,愛知県名古屋市猪高公園,1♀
2019.8.3,愛知県名古屋市猪高公園,1♂
2019.8.25,長野県飯田市しらびそ高原,1♂
2019.8.26,長野県飯田市しらびそ高原,1♀
2019.9.5,栃木県さくら市,1♀,荻野秀一
2019.9.15,長野県蓼科高原,1♀
2019.10.21,高知県高知市,1♀,高月陽生
2019.11.5,愛知県田原市蔵王山,1♀
2019.12.10,愛知県西尾市マリーナ東海,1ex.
2020.4.15,愛知県田原市蔵王山,1ex.
2020.4.17,愛知県田原市蔵王山,1♂
2020.9.14  愛知県 西尾市 矢作川堤
2020.9.16,愛知県春日井市,1♀,荒川尚彦
2020.11.24,愛知県田原市蔵王山,1♀
2021.8.26,静岡県浜松市浜北区,1ex.
2021.8.26,愛知県田原市蔵王山,1ex.
2021.10.15,愛知県田原市蔵王山,1ex.
2021.11.6,東京都小平市,1ex.,小林清二
2021.12.19,高知県香美市,1ex.,高月陽生
2022.4.9,東京都小金井市,1ex.,小林清二
2022.5.14,高知県香美市,1ex.,高月陽生
2022.6.3,千葉県船橋市,1ex.,山本和彦
2022.6.18,東京都小金井市,1ex.,小林清二
2022.7.4,高知県香美市,1ex.,高月陽生
2022.7.17,東京都小金井市,1ex.,小林清二
2022.8.6,東京都小金井市,1ex.,小林清二
2022.8.19,愛知県安城市安城町,1ex.,高村葉子
2022.9.1,東京都小平市,1ex.,小林清二
2022.9.10,青森県東北町,1ex.,三河和夫
2022.9.26,青森県東北町,1ex.,三河和夫
2022.10.1,青森県尻屋崎,1ex.,三河和夫
2022.10.7,沖縄県渡嘉敷島,1ex.,三河和夫
2022.10.15,東京都小平市,1ex.,小林清二
2022.10.19,愛知県岡崎市高橋町,1ex.,高村葉子
2022.10.31,東京都小平市,1ex.,小林清二
2022.11.8,東京都小平市,1ex.,小林清二

・タテハモドキ    Junonia almana almana (Linnaeus, 1758)     名義タイプ亜種


写真数: 19枚


出現頻度
★★☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 河川の堤防,荒れ地などで見られ,速く飛ぶがすぐに止まる習性がある。
【雌  雄】 雌雄同形で,生態写真で雌雄を区別することは難しい。
【食  草】 イワダレソウ(クマツヅラ科),スズメノトウガラシ(ゴマノハグサ科),オギノツメ(キツネノマゴ科)
【生  態】  九州では,年数回,発生し,5月〜12月に見られる。成虫で越冬するので,冬の暖かい日には,陽だまりで見ることもある。
 八重山諸島では,年数回,発生し,周年,見ることができる。越冬態はない。
【生息地】  九州から八重山諸島まで広く分布している。
 沖縄県の西表島で見られた。
 2016年には,福岡県柳川市でも記録された。
【分  布】  種としては,日本以外では,パキスタン,インド,ヒマラヤ,インドシナ半島(シンガポールラオス),フィリピン,インドネシア,中国の南西部・南部,台湾に分布している。
 台湾にも同じ亜種が生息している。
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,台湾や日本と同じ名義タイプ亜種が分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
九州・南西諸島



































記録
2013.4.19,沖縄県西表島上原,1ex.
2015.12.12,沖縄県西表島,2exs.,安中弘行
2016.11.8,福岡県柳川市大和町,1ex.,山口政昭
2016.10.22,沖縄県石垣島,1ex.,安中弘行
2016.12.10,福岡県柳川市大和町,1ex.,山口政昭
2016.11.22,沖縄県石垣島,1ex.,安中弘行
2019.11.6,沖縄県石垣島,1ex.,安中弘行
2021.11.30,沖縄県西表島,1ex.,三河和夫
2022.4.7,鹿児島県奄美大島,2exs.,高村葉子
2022.10.10,沖縄県名護市,1ex.,三河和夫
2022.10.11,沖縄県国頭村,1ex.,三河和夫


・アオタテハモドキ    Junonia orithya orithya (Linnaeus, 1758)


写真数: 25枚


出現頻度
★★☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 河川の堤防,荒れ地などで見られ,速く飛ぶがすぐに止まる習性がある。
【雌  雄】 ♀は,翅表が茶褐色になるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 キツネノマゴ(キツネノマゴ科),ムシクサ・オオバコ(オオバコ科)
【生  態】  八重山諸島では,年数回,発生し,周年,見ることができる。越冬態はない。
 九州では,6月〜12月に記録がある。
【生息地】  九州から八重山諸島まで広く分布している。
 迷蝶,遇産蝶として,関西地方,中部地方でも記録がある。
【分  布】  種としては,日本以外では,インドシナ半島,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,ニューギニア,オーストラリア北部,中国の南西部・南部,台湾に分布している。
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,台湾や日本と同じ名義タイプ亜種が分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
沖  縄



































九  州



































記録
2013.5.20,沖縄県石垣島,1♂,足立幸子
2014.10.25,沖縄県名護市,1♂,安中弘行
2015.9.25,沖縄県名護市,1♀,安中弘行
2015.11.9,沖縄県石垣市,1♀,安中弘行
2016.7.3,沖縄県石垣市,1♀,安中弘行
2016.11.26,沖縄県石垣島,1♂,足立幸子
2016.12.30,沖縄県国頭郡東村,1♂,高月陽生
2017.4.18,沖縄県石垣市,1♀,安中弘行
2017.4.20,沖縄県石垣市,2♂♂,安中弘行
2019.3.30,沖縄県与那国島,1♂1♀,高村葉子
2019.4.6,沖縄県与那国島,1♂1♀,高村葉子
2022.10.6,沖縄県渡嘉敷島,1♂1♀,三河和夫

・イワサキタテハモドキ  偶産蝶    Junonia hedonia ida (Cramer, [1775])


写真数: 10枚


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶,偶産蝶である。地上や低い草,低木にすぐに止まり,占有行動をする習性がある。
【雌  雄】 ♀は,翅表が丸くなり,地色が薄くなるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 オギノツメ(キツネノマゴ科)
【生  態】 初夏から秋にかけて記録が出ている。
【生息地】 宮古島から西の八重山諸島で記録があリ,最近は偶産している。
【分  布】 種としては,フィリピン,パラオ,マレー半島南部,ジャワ,セレベス,ボルネオ,ハルマヘラ,ニューギニア,オーストラリア北部に分布し,台湾でも,迷蝶として記録がある。
【近似種】 クロタテハモドキに似るが,本種は,後翅表面の亜外縁の円形の斑紋が大きくなり,翅形が丸くなるので,区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
八重山



































記録
2012.11.21,沖縄県石垣島,1♀,安中弘行
2013.11.8,沖縄県石垣島,1♀,安中弘行
2015.9.22,沖縄県石垣島,1♀,足立幸子
2015.11.5,沖縄県石垣島,1♀,安中弘行
2015.11.9,沖縄県石垣島,1♀,安中弘行
2017.7.5,沖縄県石垣島,1♂,安中弘行
2021.11.26,沖縄県石垣島,1♀,三河和夫



・クロタテハモドキ    Junonia iphita iphita (Cramer, [1779])     名義タイプ亜種


写真数: 1枚
(参考:台湾産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶で,日本では,数例しか記録がなく,台湾と同じ亜種である。
【雌  雄】 生態写真では顕著な違いはなく,雌雄を区別することは難しい。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 7月,8月,11月に記録がある。
【生息地】 石垣島,与那国島で記録がある。
【分  布】  種としては,インド,ヒマラヤ,インドシナ半島(マレーシアラオスタイ),ボルネオ,インドネシア,中国の南西部・南部,台湾に分布している。 
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,別亜種 J.iphita horsfiedi が分布している。
【近似種】 イワサキタテハモドキに似るが,本種は,後翅表面の亜外縁の円形の斑紋が小さくなり,翅形が若干細長くなるので,区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
八重山



































記録
(参考)2017.4.1,台湾台北市立動物園虫虫探索谷,1ex.

・ジャノメタテハモドキ    Junonia lemonias lemonias (Linnaeus, 1758)    名義タイプ亜種


写真数: 1枚
(参考:中国産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶,偶産蝶である。日本産は,中国産と同じ亜種である。
【雌  雄】 生態写真では顕著な違いはなく,雌雄を区別することは難しい。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 春から秋に記録がある。
【生息地】 沖縄本島から八重山諸島にかけて記録がある。
【分  布】  種としては,インド,ヒマラヤ,インドシナ半島(ラオスタイ),中国の南西部・南部,台湾に分布している。
 台湾産は,別亜種 J.lemonias aenaria Fruhstorfer, 1912 である。
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,,江蘇省,浙江省,福建省に,名義タイプ亜種 J.lemonias lemonias が分布している。
【近似種】 クロタテハモドキに似るが,本種は,後翅表面の亜外縁の円形の斑紋がとても大きくなるので,区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録
(参考)2015.7.8,台湾拉拉山下巴陵,1ex.

・ルリボシタテハモドキ    Junonia hierta (Fabricius, 1798)


写真数: 1枚
(参考:フィリピン産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶である。日本では,数例の記録があるだけである。
【雌  雄】 ♀は,黒斑が発達するので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 7月,8月に記録がある。
【生息地】 宮古島,石垣島,西表島で記録がある。
【分  布】  種としては,日本以外では,ヒマラヤ,インドシナ半島,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,中国の南西部・南部に分布している。
 中国では,海南省,広東省,四川省,雲南省に分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
八重山



































記録

・ハイイロタテハモドキ  名義タイプ亜種  Junonia atlites atlites (Linnaeus, 1763)


写真数: 1枚
(参考:台湾産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶,偶産蝶である。湿地や河川の周辺で発生した。
【雌  雄】 ♀は,翅表の褐色斑が黒くなり,裏面も全体的に色が濃くなるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 10月〜12月に記録がある。
【生息地】 八重山諸島で記録がある。
【分  布】  種としては,インドシナ半島(マレーシアラオスタイ),フィリピン,インドネシア,中国の南西部・南部・東部,台湾に分布している。
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,台湾と同じ名義タイプ亜種が分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
八重山



































記録
(参考)2014.11.22,台湾屏東縣獅子郷内文,1♂,林 本初

・コノハチョウ  日本亜種  Kallima inachus eucerca Fruhstorfer, 1898


写真数: 12枚


出現頻度
★★☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  渓流沿いの樹林に生息し,明るい空間の周辺で見られ,♂は占有行動をする。泡盛等の発酵臭に集まる。
 次の地域では,法律で採集禁止種に指定されている。
沖縄県全域(県)
【雌  雄】 ♀は,前翅の翅頂が大きく突出するが,個体変異もあり,生態写真では見分けがつきにくく,雌雄を区別することは難しい。
【食  草】 セイタカスズムシソウ・オキナワスズムシソウ(キツネノマゴ科)
【生  態】 年数回,発生し,周年,見られるが,夏に個体数が多い。越冬態はない。
【生息地】  沖縄本島,石垣島,西表島に生息している。
 環境省のレッドデータでは,準絶滅危惧(NT)に指定されている。
【分  布】  種としては,日本以外では,インド北部,ヒマラヤ,インドシナ半島,中国の南西部・南部,台湾に分布している。
 台湾産は,別亜種 K.inachus formosana Fruhstorfer, 1912 である。
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に分布している。海南省に分布しているものは,別亜種 K.inachus alicia で,それ以外は,別亜種 K.inachus chinensis である。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録
2013.5.19,沖縄県石垣島,3exs.,足立幸子
2013.9.7,沖縄県石垣島,1ex.,辻  元
2015.6.4,沖縄県名護市,1ex.,安中弘行
2015.6.6,沖縄県名護市,1ex.,安中弘行
2017.4.18,沖縄県石垣島,1ex.,安中弘行
2017.7.4,沖縄県石垣島,1ex.,安中弘行
2020.2.22,沖縄県石垣島,1ex.,荻野秀一
2020.2.28,沖縄県石垣島,1ex.,荻野秀一

・キオビコノハ    Yoma sabina podium Tsukada, 1985


写真数: 1枚
(参考:台湾産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶である。中国や台湾と同じ亜種である。
【雌  雄】 ♀は,後翅裏面がほぼ一様な赤褐色になるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 6月,7月,8月に記録がある。
【生息地】 沖縄本島から八重山諸島にかけて記録がある。
【分  布】  種としては,インドシナ半島,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,ニューギニア,オーストラリア北部,中国の南部,台湾に分布している。
 中国では,広西區,広東省,海南省,福建省に,台湾や日本と同じ亜種が分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録
(参考)2013.4.4,台湾墾丁国家公園,1♂

・イワサキコノハ    Doleschallia bisaltide philippensis Fruhstorfer, 1899


写真数: 1枚
(参考:マレーシア産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶で,日本産は,フィリピン亜種である。
【雌  雄】 ♀は,若干大きくなるが,個体変異もあり,生態写真では見分けがつきにくく,雌雄を区別することは難しい。
【食  草】 (迷蝶のため,日本での繁殖例はない)
【生  態】 7月〜10月に記録がある。
【生息地】 沖縄本島から八重山諸島にかけて記録がある。
【分  布】  種としては,インド,アッサム,ビルマ,マレーシア,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,ニューギニア,オーストラリア北部,中国の南部に分布している。
 中国では,雲南省,広西區,海南省,広東省に分布している。
【近似種】 なし
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南西諸島



































記録
(参考)2019.9.24,マレーシア・タパ19マイル,1ex.,大橋豊嗣

・メスアカムラサキ    Hypolimnas misippus (Linnaeus, 1764)


写真数: 7枚


出現頻度
☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 山林の周辺や人家の周辺など,明るい草原で見られることが多い。
【雌  雄】 ♀は,赤褐色の斑紋が広がるので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 スベリヒユ(スベリヒユ科)
【生  態】 八重山諸島では,年数回,発生し,周年,見ることができる。越冬態はない。
【生息地】 八重山諸島では,定着している。日本本土の各地で見つかっているが,迷蝶,遇産蝶である。
【分  布】  種としては,日本では,パキスタン,インド,ヒマラヤ,インドシナ半島,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,ニューギニア,オーストラリア北部,中国の南西部・南部・東部,台湾に分布している。
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,台湾や日本と同じ名義タイプ亜種が分布している。
【近似種】 リュウキュウムラサキに似ているが,本種の♂は,後翅裏面の白帯が発達することで区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
暖 地



































記録
2016.10.24,沖縄県石垣島,1♂,安中弘行
2017.11.29,沖縄県石垣島,1♂,松井慶夫

・リュウキュウムラサキ  台湾亜種  偶産蝶    Hypolimnas bolina kezia (Butler, [1878])


写真数: 47枚


出現頻度
★★★☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  八重山諸島では,定着した可能性があるが,冬期に全く見られない年もあり,単に記録がないだけなのか,本当に発生していないのかは,もう少し生態調査が進まないとはっきりしない。八重山諸島以外では,迷蝶,偶産蝶である。ここでは,これまで通り,偶産蝶として扱う。
 山林の周辺や人家の周辺など,明るい場所で見られ,見通しの良い場所で占有行動をとる。
 日本では,次の5亜種が記録されている。
   台湾亜種 H.bolina kezia (Butler, [1878])  ※ ♀の前翅表面の白斑はあまり発達しない
   大陸亜種 H.bolina jacintha (Drury, [1773])  ※ ♂♀とも後翅裏面の外縁の白帯が発達し,後翅表面の中央に白斑が発達する
   名義タイプ亜種, ジャワ亜種 H.bolina bolina (Linnaeus, 1758)  ※ ♀の前翅表面に赤斑が出現する
   フィリピン亜種 H.bolina philippensis (Butler, 1874)  ※ ♀の前翅表面の白斑は,よく発達する
   ミクロネシア亜種 H.bolina rarik (Eschscholtz, 1821) ※ ♀の前翅表面に赤斑が発達し,外縁には黄赤色の斑紋が広がる
   亜種名が未決定な個体も記録されている。 H.bolina ssp.
● リュウキュウムラサキの5亜種の分布図  ※ クリックすると拡大図があります

(引用) 福田晴夫・二町一成 「リュウキュウムラサキの諸問題」  Spec.Bu1L Lep .Soc.Jap.,(6): 35.68,1988.「蝶類学の最近の進歩」 より
【雌  雄】 ♂は,前翅裏面の中室外側と後翅裏面の中央に白帯が現れ,後翅表面中央に青藍色の斑紋があり,♀は,様々なタイプの斑紋があるが,後翅表面中央に青藍色の斑紋が出ることはないので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 サツマイモ・ヨウサイ(ヒルガオ科),ツルノゲイトウ(ヒユ科)
【生  態】 八重山諸島では,年数回,発生している。冬期は,記録がない年もあり,単に記録がないだけなのか,発生していないのか,今後の調査に期待したい。国外からの迷蝶が遇産している可能性も大きい。越冬態はない。
【生息地】  八重山諸島では,夏から秋に個体数が多く見られる。沖縄本島以北や,日本本土の各地で見つかっているが,迷蝶,偶産蝶である。
 杉坂は,2019年9月3日,愛知県田原市蔵王山にて,1♂を記録した。同年8月27日にも田原市で記録されており,豊橋市でも採集され,7月に飛来した母蝶から偶産した可能性が高い。
【分  布】  種としては,パキスタン,インド,ヒマラヤ,インドシナ半島(シンガポールラオスタイベトナム),フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,ミクロネシア,ニューギニア,オーストラリア北部,中国の南西部・南部,朝鮮半島,台湾に分布している。
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,別亜種 H.bolina jacintha が分布している。
【近似種】 ヤエヤマムラサキ,メスアカムラサキに似ているが,本種は,より大型で,後翅裏面の白斑があまり発達しないこと,ヤエヤマムラサキのように,後翅の翅形が直線的にならないことで区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
八重山諸島




































沖縄本島以北



































記録
2015.9.25,沖縄県国頭村,1♂,安中弘行
2015.11.9,沖縄県石垣市,2♀♀,安中弘行
2015.12.11,沖縄県石垣市,1♂,安中弘行
2015.11.19,沖縄県石垣島,1♂,松井慶夫
2015.11.22,沖縄県石垣島,1♂,高崎 明
2015.11.23,沖縄県石垣島,1♂1♀,高崎 明
2016.10.22,沖縄県石垣市,2♂♂,安中弘行
2016.10.23,沖縄県石垣市,1♂,安中弘行
2016.11.22,沖縄県石垣市,1♂,安中弘行
2016.11.23,沖縄県石垣市,1♂,安中弘行
2017.4.14,沖縄県石垣市,2♂♂,安中弘行
2017.4.19,沖縄県石垣市,1♀,安中弘行
2019.8.27,愛知県田原市,1♂,関戸裕靖
2019.9.3,愛知県田原市,1♂
2019.11.8,沖縄県石垣市,1♂,安中弘行
2021.12.2,沖縄県西表島,1♀,三河和夫
2022.10.8,沖縄県南城市,1♂,三河和夫


・リュウキュウムラサキ  大陸亜種  迷蝶・偶産蝶    Hypolimnas bolina jacintha (Drury, [1773])


写真数: 6枚

 ♀  (参考・タイ産)
出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】  迷蝶,偶産蝶である。山林の周辺や人家の周辺など,明るい場所で見られる。
 この亜種は,♂♀とも後翅裏面の外縁の白帯が発達し,後翅表面の中央に白斑が発達する。
【雌  雄】 ♂は,前翅裏面の中室外側と後翅裏面の中央に白帯が現れ,後翅表面中央に青藍色の斑紋があり,♀は,様々なタイプの斑紋があるが,後翅表面中央に青藍色の斑紋が出ることはないので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 サツマイモ・ヨウサイ(ヒルガオ科),ツルノゲイトウ(ヒユ科)
【生  態】 夏から秋にかけての記録が多い。
【生息地】 南西諸島,太平洋沿岸で記録が多く,日本本土の各地で見つかっているが,迷蝶,偶産蝶である。
【分  布】  種としては,パキスタン,インド,ヒマラヤ,インドシナ半島(シンガポールラオスタイベトナム),フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,ミクロネシア,ニューギニア,オーストラリア北部,中国の南西部・南部,朝鮮半島,台湾に分布している。
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,別亜種 H.bolina jacintha が分布している。
【近似種】 (リュウキュウムラサキ 台湾亜種の欄を参照)
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
暖  地



































記録
2016.10.22,沖縄県石垣市,1♂,安中弘行
2016.10.23,沖縄県石垣市,1♂,安中弘行
(参考) 2019.3.14,タイ サイアム,2♂♂2♀♀,三河和夫
(参考) 2020.2.21,ベトナム ナムカッティエン国立公園,1♂,三河和夫



・リュウキュウムラサキ  名義タイプ亜種, ジャワ亜種  迷蝶・偶産蝶    Hypolimnas bolina bolina (Linnaeus, 1758)


写真数: 9枚


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶,偶産蝶である。山林の周辺や人家の周辺など,明るい場所で見られる。
【雌  雄】 ♂は,前翅裏面の中室外側と後翅裏面の中央に白帯が現れ,後翅表面中央に青藍色の斑紋があり,♀は,様々なタイプの斑紋があるが,後翅表面中央に青藍色の斑紋が出ることはないので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 サツマイモ・ヨウサイ(ヒルガオ科),ツルノゲイトウ(ヒユ科)
【生  態】 夏から秋にかけての記録が多い。
【生息地】 南西諸島,太平洋沿岸で記録が多く,日本本土の各地で見つかっているが,迷蝶,偶産蝶である。
【分  布】  種としては,パキスタン,インド,ヒマラヤ,インドシナ半島(シンガポールラオスタイベトナム),フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,ミクロネシア,ニューギニア,オーストラリア北部,中国の南西部・南部,朝鮮半島,台湾に分布している。
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,別亜種 H.bolina jacintha が分布している。
【近似種】 (リュウキュウムラサキ 台湾亜種の欄を参照)
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
暖  地



































記録
2009.10.18,高知県高知市,1♀,安中弘行
2016.10.15,高知県高知市五台山,1♀,高月陽生

・リュウキュウムラサキ  フィリピン亜種  迷蝶・偶産蝶    Hypolimnas bolina philippensis (Butler, 1874)


写真数: 1枚
(参考:フィリピン産)


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶,偶産蝶である。山林の周辺や人家の周辺など,明るい場所で見られる。
【雌  雄】 ♂は,前翅裏面の中室外側と後翅裏面の中央に白帯が現れ,後翅表面中央に青藍色の斑紋があり,♀は,様々なタイプの斑紋があるが,後翅表面中央に青藍色の斑紋が出ることはないので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 サツマイモ・ヨウサイ(ヒルガオ科),ツルノゲイトウ(ヒユ科)
【生  態】 夏から秋にかけての記録が多い。
【生息地】 南西諸島,太平洋沿岸で記録が多く,日本本土の各地で見つかっているが,迷蝶,偶産蝶である。
【分  布】  種としては,パキスタン,インド,ヒマラヤ,インドシナ半島(シンガポールラオスタイベトナム),フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,ミクロネシア,ニューギニア,オーストラリア北部,中国の南西部・南部,朝鮮半島,台湾に分布している。
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,別亜種 H.bolina jacintha が分布している。
【近似種】 (リュウキュウムラサキ 台湾亜種の欄を参照)
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
暖  地



































記録
(参考) 2018.3.8,フィリピン パラワン島,1♀,三河和夫

・リュウキュウムラサキ  ミクロネシア亜種  迷蝶・偶産蝶    Hypolimnas bolina rarik (Eschscholtz, 1821)


写真数: 1枚


出現頻度
☆☆☆☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶,偶産蝶である。山林の周辺や人家の周辺など,明るい場所で見られる。
【雌  雄】 ♂は,前翅裏面の中室外側と後翅裏面の中央に白帯が現れ,後翅表面中央に青藍色の斑紋があり,♀は,様々なタイプの斑紋があるが,後翅表面中央に青藍色の斑紋が出ることはないので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 サツマイモ・ヨウサイ(ヒルガオ科),ツルノゲイトウ(ヒユ科)
【生  態】 夏から秋にかけての記録が多い。
【生息地】 南西諸島,太平洋沿岸で記録が多く,日本本土の各地で見つかっているが,迷蝶,偶産蝶である。
【分  布】  種としては,パキスタン,インド,ヒマラヤ,インドシナ半島(シンガポールラオスタイベトナム),フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,ミクロネシア,ニューギニア,オーストラリア北部,中国の南西部・南部,朝鮮半島,台湾に分布している。
 中国では,西蔵區,陳西省,山西省,河南省,雲南省,四川省,貴州省,広西區,湖南省,広東省,海南省,福建省に,別亜種 H.bolina jacintha が分布している。
【近似種】 (リュウキュウムラサキ 台湾亜種の欄を参照)
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
暖  地



































記録
2009.10.18,高知県高知市,1♀,安中弘行

・ヤエヤマムラサキ  名義タイプ亜種   Hypolimnas anomala anomala (Wallace, 1869)


写真数: 18枚


出現頻度
★★★☆☆
分布域 と 記録地点
【特  徴】 迷蝶,偶産蝶である。山林の周辺や人家の周辺など,明るい草原で見られることが多い。
【雌  雄】 ♀は,後翅表面中央に青藍色の斑紋が出るので,雌雄を区別することができる。
【食  草】 ヌノマオ(オオイワガネ科)
【生  態】 八重山諸島では,年数回,発生し,冬期に見ることもできる年もあるが,そうでない年もあり,土着種とはされていない。
【生息地】 八重山諸島では,夏から秋に個体数が多くなる。日本本土の各地で見つかっているが,迷蝶,偶産蝶である。
【分  布】 種としては,日本以外では,インドシナ半島,フィリピン,ボルネオ島,インドネシア,台湾に分布している。
【近似種】 リュウキュウムラサキに似ているが,本種は,後翅の翅形が直線的になることで区別することができる。
成虫期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
暖  地



































記録
2016.10.6,沖縄県石垣島,1♂,高崎 明
2016.11.22,沖縄県石垣島,1♂2♀♀,安中弘行
2017.7.7,沖縄県石垣島,1♂1♀,高崎 明
2017.11.29,沖縄県西表島,1♀,安中弘行
2017.11.30,沖縄県石垣島,1♂,松井慶夫
2021.11.25,沖縄県石垣島,1♂,三河和夫
2021.11.26,沖縄県石垣島,1♂,三河和夫
2021.11.30,沖縄県西表島,1♂,三河和夫
2021.12.2,沖縄県西表島,1♂,三河和夫


コムラサキ亜科・フタオチョウ亜科・クビワチョウ亜科 は,ここをクリックすると見ることができます

ジャノメチョウ亜科1 は,ここをクリックすると見ることができます

ジャノメチョウ亜科2 は,ここをクリックすると見ることができます。(容量の関係で,別ページにしてあります)




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